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CATEGORY : 星座石 JEWELRY

星座石のお話~9月・おとめ座~

September 25, 2010

これ以上はないと思うほど暑かった夏にも、やっぱり終りがやってきて、朝夕肌寒いほどになってきました。日本に四季があってよかったと、しみじみ感じますね。さて、今月は、現代女性にとって、いえ、私にとって、なんとも遠い気のする「おとめ」という言葉の配された9月の星座、おとめ座のお話です。
 
知的で几帳面、その反面ひたむきでかわいらしいといわれる乙女座。繊細な感受性と鋭い判断力を持っている人が多いそうです。その感受性の強さからちょっとしたことで傷ついたり、悩みすぎたりしてしまう一面も。そんなおとめ座の星座石は、宝石言葉が「安全」「成功」のターコイズです。
 ターコイズの歴史は古く、古代エジプトやインカ帝国の遺跡からも発見されており、もっとも古くから愛されている宝石の一つと言えるでしょう。もともとは、美しい石を意味する”カレース”という名で呼ばれていたようで、ペルシャ産とエジプト産の石がトルコを経由してヨーロッパにもたらされたことから、ターコイズ(トルコ石)と呼ばれるようになりました。
 ネイティブインディアンの伝説によれば、空にまだ色がなかったころ、ターコイズの山の山頂に羽根を休めた金色の鷲の精霊が、ターコイズの色を空に反射し映したため、空が青くなったと伝えられているそうです。
 持ち主に危機や病気が迫ると、色を変化させてそれを知らせてくれるとか、欠けたり割れたりして身代りになってくれる。ターコイズもそんな石の一つだそうで、宝石言葉が「安全」というのも、頷けますね。
 多孔質で、どちらかといえば、柔らかい性質のターコイズ。ほとんどの石に、処理がされているということですが、多孔質ということで、処理されていないものは、汗や、汚れがシミになりやすいということ。くれぐれも、リングを指に着けたまま洗い物・・などしないでくださいね。

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