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12月ギャラリー営業日のお知らせ

December 09, 2018

改修工事も終わり、2年ぶりの顔見世が始まっている南座。 ジュエリー展のことで、すっかり、頭の中がいっぱいになってしまって、もうこんなに日が過ぎていたといいう、相変わらずの年の瀬です。

この度もまた、ジュエリー展には、大勢の皆様にお越しいただき、ありがとうございました。 コンテンポラリージュエリーの稗田さんの作品は、どれも魅力的で、皆様にもその世界観を共有していただけたこと、大変嬉しく思っています。 いつも以上に、普段会えない皆様とお目にかかり、いろいろなご意見を伺えるのは、私にとっても楽しく勉強になるひと時でした。

さて、12月の御所西のギャラリーですが、毎月の通り、木、金、土曜日11:00~17:00オープンいたします。 年末の営業は、22日までですが、オーダーのご予約などは、営業日と関係なく、随時承っております。 ホームページのcontactより、ご連絡をお待ちしています。

新年は、1月11日から、今まで通り、木、金、土曜日と営業する予定です。何卒よろしくお願い申し上げます。

写真は、南座の招き。 すっかり忘れていても、この前を通ると一年の出来事を締めくくる気がするのは、京都に住んでン十年のなせる技でしょうか。ウインドウは、クリスマスカラーで、カラフルに。 どうぞ、皆様も楽しい年末を、お過ごしくださいませ。

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ユーミン Time Machine Tour

October 12, 2018

私たち世代にとって、ユーミンといえば、”青春そのもの”。

学生時代からずっと、どちらかというと洋楽派で、あまり日本の歌手の音楽を聴かなかった私。それでも、オシャレで素敵、また、カラッとしながらもせつない気持ちを唄ってくれるユーミンの世界には、どっぷりと浸ったものでした。あぁ、懐かしい・・・。

しばらく、コンサートへも行くチャンスもなかったのですが、ここ何度か、誘ってくれる美人の友人のおかげで、楽しいひと時を。 今回の、Time Machine Tour は、デビュー当時の曲から、たくさん選ばれているので、とても楽しい! その上、いつも以上にビジュアルが洗練されて、わくわくドキドキな時間を過ごせる大興奮のショーでした。

楽しかったなぁっと思っていたら、菊池寛賞受賞!との一報が。いつもエネルギッシュに挑戦し続ける彼女にぴったり。

元々は、46歳以上の作家が表彰対象となり、数え45歳未満の作家が選考委員を務めたというこの賞。若者が目上の人に賞をあげるという考え方も、時にはいいのになぁなんて、思ったりしますけれど。それはさておき、ユーミン。おめでとうございます。

 

Yuming 菊池寛賞受賞についてはこちら https://yuming.co.jp/information/2018/10/10/4571/

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ニュイ・ブランシュ KYOTO 2018~パリ白夜祭への架け橋~

October 08, 2018

毎年10月の夜、パリ市内で行われるニュイブランシュ・白夜祭。姉妹都市である京都でも、市内各地でイベントが、行われました。

その中から・・・、”呉服屋さんの街室町”の中でも、江戸時代から続く店構えで、見るからに伝統を感じさせる誉田屋でおこなわれている、”月をこそ”という特別記念展。その誉田屋十代目の当主が生み出す、孔雀の羽を織り込んだ帯など、伝統を踏まえながらも革新的な作品と、一方は、ベネツィア出身の世界的アーティスト、ラウラ・デ・サンティラーナさんのガラスの作品。この二人の個性が、重厚な日本の老舗の建物の中で、特別な空気を生み出しているように感じました。二者の幻想とロマンに満ちた作品。この街ならではの出会いですね。

市内各地で、いろいろな展示がされています。京都にお越しになったら、ぜひご覧になってみてください。

10月 ギャラリー営業日のお知らせ

September 24, 2018

9月も半ばを過ぎると、急に涼しくなってきましたね。空も澄み渡って、月を仰ぐと、まだまだその向こうに、限りない宇宙の広がりを感じます。ハヤブサ2号の目指した小惑星の名が、リュウグウというのも、私的には、とてもツボ。どんなお宝を持ち帰ってくれるのでしょうか。楽しみです。

さて、10月の御所西のギャラリー。 誠にに勝手ながら、10月5日金曜日。翌6日土曜日と、2日間、お休みとさせていただきます。ご迷惑をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 オーダーのご予約などは、営業日と関係なく、随時承っております。 ホームページのcontactより、ご連絡をお待ちしています。

2枚目の写真は、先日ある夜のこと。東山を望むお茶室からの景色です。残念ながら小雨が降っていて、月は見られなかったのですが、シーンと静まり返った夜空に、山の緑の香り。虫の声だけが響いて、幻想的な一夜でした。

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樹木希林さん、安室奈美恵さん、大坂なおみさん

September 22, 2018

年齢の順に名前を並べてみましたが、9月に入って、大きくニュースになった才能あふれる女性たち。

まずは、全米オープンテニスで優勝した大坂なおみさん。グランドスラムでの初優勝という快挙にも関わらず、後味の悪さの残った決勝の試合。けれども、そのチャーミングな人柄と大人な対応に、その場にいた誰よりも、大物感をみせてくれました。

大坂なおみさんの、出演を楽しく見ていた時に飛び込んできたのが、樹木希林さんの訃報。郷ひろみさんとデュェットした林檎殺人事件の頃は、まだまだ、こんなにお若かったんだと、振り返って見てました。ただ、何といっても気になるのは、夫の内田裕也さんとの関係でしょうか。夫婦のことは夫婦にしかわからないといいますが、夫のことを、重石のようなものだから・・と仰った希林さんが、私には深い!! 特別な才能に恵まれた希林さんのような方にとって、夫とはどんな存在だったのかと思うと、人生って面白いな。そして、離婚していたら、彼女を、見送ることもなかったであろう内田さんは、どんな気持ちで、毎日を送ってられたのか、また、それも、興味をそそられます。

そして、最後は安室奈美恵さん。一年前の電撃引退発表で、騒然としましたが、それもこれも乗り越えて、引退のその日まで、可愛く素敵で、カッコ良かった。 子供を産み、離婚しても、ずっと、第一線で活躍されていて、眩しいようでした。まだ、10代の頃、インタビューで、30代になっても、歌って踊れる歌手でいたい、とおっしゃっていたのが、心に残っています。

こうしてみると、女性たちは、強くたくましく、そして、しなやかに人生を全うされている様子。 樹木希林さんは、「頑張らず、でも、へこたれず・・」と、おっしゃいましたが、では、強くてたくましく、しなやかな男性って・・??

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読書の秋

September 13, 2018

大変な暑さの夏でしたが、9月に入って、やっと落ち着いてきましたね。

度々書いていますが、私は、活字中毒人間。本を読みだしたら、とまらなくなるので、読まないように気をつけている・・というこの頃なのですが、読書の秋ですので、ちょっと、お薦め本をご紹介したいと思います。

一冊目は、最近まで知らなかったイザベラ・バードの「日本奥地紀行」。有名な本だそうですね。明治初期に、東北から北海道へ旅行した、イギリス人女性の書いた紀行文です。少し前に、東北の秘湯巡りをしてきたところだったので、より興味しんしん。東京などの都会と、山深い僻地との差。今も変わらない日本人気質など。面白く読みました。

もう一冊は、がらりと変わって、トーマス・カリナンの「ビガイルド 欲望のめざめ」。こちらは、映画を見て、読んでみたくなった本です。舞台である寄宿学校での出来事を、1章ごとに、登場人物それぞれの目線から描くという本の形もユニーク。各人の思いや、判断、複雑な人間関係や心理描写が、細やかに描かれ、話が進んでいくのですが・・。

秋の夜長。素敵な本で、ゆっくりとお過ごしください。

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京都のお盆

August 11, 2018

京都にずっと住んでいても、住んでいる場所などによって、全く知らない行事があったりするもので。ずっと京都に住みながら、未だに、そんなお祭りや行事があったんだと思うことがあります。

何年も前から、親しい友人に、六道さんに行くなら、一緒に行きましょうと誘われていたのですが、やっと今年、初めてお参りしてきました。 ご先祖様のお精霊様をお迎えに行く儀式。 高野槙を買い、水塔婆に戒名などを書いてもらって、鐘をつき・・・と、決められた順にお参りするのですが、何とも、私にとっては生々しいイメージ。 しっかり、ご先祖様の霊が、戻ってきてくださったような、そんな感じがしました。

その後、16日の大文字送り火まで、各所で、万灯会や精霊流し、盆踊りなど、行事が続くわけで、それなりに、忙しいことですね。 今や、お盆休みというと、親戚が顔を合わせるわけでもなく、旅行へ行くチャンス!なんてことになっていますが、しっとり、お盆を過ごすのも、また、いいような気がしました。

 

8月 ギャラリー営業日のお知らせ

August 03, 2018

猛暑!酷暑!と、これ以上言葉にならない暑さの続くこの頃、皆様、体調をくずされてないでしょうか。

7月のイムラアートジェムでの新作展。お越しいただいた皆様には、以来今日まで、お礼も申し上げず、失礼いたしました。 この暑さの中、遠いところからもお越しいただき、本当に嬉しく思いました。 “今朝、旅行から帰ってきたところです”・・なんて言いながら、駆け付けてくださった方もいらっしゃって、ちょっぴり、うるっとしたり。 日ごろ、勝手ばかりしていますのに、本当にありがとうございました。 引き続き、イムラアートジェムでは、IMAI kuniko KYOTOのジュエリーをお取り扱いいただいてます。 お近くにお越しの折には、ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

写真は、今月のギャラリーのウインドウ。 暑~い夏のジャングルをイメージしたのですが、もう!たくさん!!ですね(笑) こんな季節には、透明カラーの宝石が、夏らしく涼やかでいいと思いますが、珊瑚やターコイズなど、強い色味のジュエリーもファッションによっては、ピッタリはまります。 どちらも多孔質なので、汗対策は必要ですが、ぜひ、トライしてみてください。

さて、御所西のギャラリーですが、誠にに勝手ながら、8月10日金曜日から、翌17日金曜日まで、お休みとさせていただきます。ご迷惑をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 オーダーのご予約などは、営業日と関係なく、随時承っております。 ホームページのcontactより、ご連絡をお待ちしています。

お盆休みというわけですが、毎年、結局は、つい仕事・・になっていて、○○な予感。 でも、16日の大文字の送り火や、いろいろな行事で、楽しみ盛りだくさんの京都です。 遠くからも大勢京都へお越しになるご予定と思います。 危険な暑さと言われるだけに、どうか、くれぐれも、体調にはご注意いただきますように。

2018年 新作展

July 11, 2018

雑誌では既に、秋先取り・・なんて言葉が躍っていますが、7月に入って、いよいよ夏本番。 祇園祭の行事も始まり、なんとなく落ち着かない京都です。

さて、今年のイムラアートジェムでの新作展のテーマは、Bright & Dark  。

光と影とよく言いますが、光あっての影というよりは、光と闇そのものにフォーカスしてみました。 宝石は、光あってこそ輝きますが、漆黒の美もいいなと思います。 いろいろな場面で、光輝く所ばかりに、目が行きがちですが、ダークを知るのも大人ならでは。

そういえば、スィート&ビターなんて言葉もありますね。今までとは、また、違った一面をご覧いただけるのではないかと思います。暑いさ中ですが、14,15,16日は、一日詰めております。どうぞ、お立ち寄りくださいませ。

 

Bright & Dark

眩しく煌めき 輝きを放つもの

どこまでも深く すべてを包み込むもの

 

色を織り、形を紡ぐ光

――――深く濃密な闇

 

■イムラアートジェム
期間:      2018年7月14日(土)~20日(金)
場所:     京都ホテルオークラ 地下1F
ショッピングアベニュー・コンフォート内
京都市中京区河原町御池角
営業時間:   11:00am~8:00pm (年中無休)

tel/fax :     075-231-6116

7月 ギャラリー営業日のお知らせ

July 05, 2018

毎日のあまりの蒸し暑さに、うんざりするこの頃。 この時期に、海外から旅行に来られる方々、お気の毒としか言いようがありません。

誠にに勝手ながら、7月12日木曜日、13日金曜日、14日土曜日、ギャラリーはお休みとさせていただきます。ご迷惑をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 オーダーのご予約などは、営業日と関係なく、随時承っております。 ホームページのcontactより、ご連絡お待ちしています。

7月に入って、既に祇園祭の神事は始まっています。 わざわざこの時期に京都に来られなくても・・と思う反面、フーフー汗をかきながら、お祭り見物!というのも、やっぱり四季折々の京都。 どうぞ、覚悟して!?遊びにきてくださいね。(笑)

写真は、全く関係なく、、翠に埋もれる南禅寺の風景。 石川五右衛門がいた頃の京都も、こんなにムシムシしていたのでしょうか。

 

 

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白峯神社 サッカーW杯

June 30, 2018

今日で6月も終わり。サッカーW杯観戦で、なんだか毎日眠い・・なんて挨拶ばかりしていましたね。

ギャラリーから歩いて10分、今出川通りに面した白峯神社は、知る人ぞ知る、蹴鞠の神様。 サッカーを愛する人たちにとっては、一度は訪れたい場所ですね。 この頃の修学旅行生は、タクシーで観光をするようで、未だに違和感のある世代なのですが、学生服姿の生徒さんたちが、毎日のようにお参りに?来られていて、とっても楽しそうです。

今月に入って、夏越しの払いのための茅の輪も用意されていて、朝早くからとても賑っています。 そういえば、今日は、和菓子の水無月を食べる日でもありますね。 いろんな穢れをスッキリはらって、たくさんのご利益がありますように!

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ジョルジュブラック、そして、河井寛次郎

June 22, 2018

お知らせしないと・・と思っているうちに、パナソニック汐留ミュージアムのジョルジュ ブラック展、6月24日で、終わってしまいました。ごめんなさい。 絵画や立体では、とても有名な方ですが、ジュエリーもあるなんて知りませんでした。 パターンにとらわれない自由な発想で作られた素敵な作品がいろいろと、展示されていて、もう少したくさん見たかったですね。 自由に作られているのにもかかわらず、身に着けて楽しめそうなデザインというのも、いいなと思えた点でした。

さて、次回の展示は、京都で育まれた民芸陶芸家、河井寛次郎さんの作品展です。 私の場合、民藝運動の作家の作品については、割合好き嫌いがはっきりしてしまうのですが、彼の考え方や、仕事の取り組み方が、とても好きで、きっと、楽しい方だったのだろうな、お目にかかりたかったなと思います。

お孫さんの、鷺珠江さんと、俳優の井浦新さんのトークショーも行われるそうです。 ぜひ、お出かけになってみてください。

パナソニック汐留ミュージアムのサイトはこちら

 

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オランダスタイルのフラワーアレンジメント展

May 23, 2018

もう、明後日のことになりました。 IMAIkunikoKYOTOのジュエリーをお取り扱いいただいている、イムラアートジェムのある、京都ホテルオークラ。 その地下1Fで、フィオリスタ京都の藤井淳子先生を迎えて、オランダスタイルのフラワーアレンジメント展が開かれます。

会期は、5月25日から31日まで。 ゴージャスで、アーティスティックなアレンジがご覧になれると思います。 ぜひ。

変身! ジュエリーケース

May 02, 2018

写真のジュエリーケース。 先日、ネックレスをお買い求めいただいたT様が、IMAI kuniko KYOTO のケースに桜の花の絵を描いてもらわれたもの。 櫻画家の京華さんは、櫻の絵を通して“心の交流を”  と、活動されている方で、お願いすると、ジーンズなど、いろいろなものに、櫻の絵を描いてくださるそうです。

ジュエリーも、手を加えることで、その人一人だけのものになりますが、ケースまで! 華やかに変身したことで、飾る楽しみができたそうです。

 

奥村京華さんのサイトはこちら⇒

http://www.geocities.jp/sokazakura/index.html

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京都国際写真祭 KG+

April 19, 2018

すっかり、京都の春のイベントとして、親しまれるようになった、KYOTOGRAPHIE. 街中のあちらこちらのギャラリーで作家の写真展示が行われていて、ひそかに楽しみにしています。

御所西の、私のギャラリーから一筋南の弘道館では、“Nomado” と題して、宮下直樹さんの作品が展示されています。 広大なモンゴルで撮影された写真や、ドローンをつかったビデオ作品が、ご本人の伸びやかなイメージと重なり、その風景の中、ちょっとした人工物が、切り取られているところに、独自の視線を感じました。 和の空間にも不思議にマッチする作品を見た後は、お茶とお菓子でホッと一息。

また、一筋北の、とらやさんでは、クリスチャン・ポラック・コレクションの “今昔写真” が展示されています。こちらでもまた、美味しいお茶とお菓子が味わえますね。

両方ご覧になる方にとっては、途中に立ち寄れる場所に、私のギャラリーはあります。・・・どうぞ、ゆっくりと、キラキラを楽しんでいただいて・・・、ーーーー控えめな広告でした。(笑)

 

KYOTOGRAPHIEのサイトはこちら https://www.kyotographie.jp/

とらやギャラリーのブログはこちら http://toraya-group.blogspot.jp/2013/04/blog-post_5030.html

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人を想う月・・中国の留学生

March 29, 2018

もう3月も最終週。 2月に入って、バレンタインデーがあり、3月に入っては、ホワイトデー。 卒業式と、いろいろなイベントで、慌ただしい月でした。

ギャラリーの最寄り駅は、同志社大学の最寄り駅でもあるので、普段から、大勢の学生さんたちがよく行き来されています。 特にこの時期は、近くのホテルで、卒業パーティや懇親会があるのか、羽織袴やスーツで着飾った学生さんたちが、楽しそうに行きかっていて、いつも以上に活気づいている気がします。

写真下の中国茶の真っ赤な缶。 以前、少しお手伝いをしてくれた中国からの留学生が、お土産に持ってきてくれたもの。 優秀な学生さんだと、すぐにわかる仕事ぶりに、礼儀正しく、優しい人柄が大変魅力的なお嬢さんでした。 彼女も、この春卒業のはず。 なかなかゆっくり話す間もなく、残念だったのですが、ジュエリーが好きだと言っていた彼女。 いつか、自分のデザインしたジュエリーなど、見せに来てくれたらな、なんて思うこの頃です。

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梅林

February 26, 2018

「あなたは、ちらほらと咲いているのが、好きなのね。確かに、可愛いわねぇ・・。」と、話しかけてこられたご婦人。その様子は、暖かな日差しの梅林の中、なんともおっとりとされていて、日ごろの慌ただしさを、一時、忘れさせてくれる時間となりました。 こういう場所だと、突然話しかけられても、びっくりしないものですね。

たまには御所まで散歩でもと、ぶらぶらと出かけてみたのですが、出水の小川添いに歩くと、なんとなく見たような光景。 有名な、光琳の、紅白梅図屏風は、この場所?という気がしませんか。

きっと、どこにでもあるような紅白梅に小川という風景。 でも、光琳の手にかかると、あれだけの芸術作品に昇華する。・・・そう思うと、芸術の道は、果てしなし・・・ですね。

 

 

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庭園

February 13, 2018

ギャラリーのすぐ後ろにある、京都平安ホテルのお庭。江戸時代後期に、公家屋敷の庭園として造られたもので、のんびりと和風の景色を眺めて、お茶をするのにお勧めの場所です。

アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が選ぶ 2017年庭園ランキングでは、900以上の候補地から4位にランクインしたそうです。 すでに、6年連続で、トップ5入りをしているって、素晴らしい。 毎月の様に、次々と花が咲き、池にそそぐ滝や、鯉、選び抜かれた貴重な石など、見どころがいっぱいです。

そんな、美しいお庭、年末の雪もちらつこうかという頃。 寒空の下、池の中まで入って、丁寧にお掃除をする、庭師の方がおられました。 明けてお正月には、スッキリと枝も切りそろえられ、池にもごみ一つ落ちておらず・・。

京都へいらっしゃる時には、ぜひとも、お立ち寄りいただけたらと思います。 手入れ・・という点でも、御所につづいて、素晴らしく、美しい庭園です。

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初春のお慶びを申し上げます。

January 04, 2018

初春のお慶びを申し上げます。穏やかで心豊かな一年となりますように。

子供の頃からの習慣?で、毎年、年の初めには、今年はこうしよう、こうなろう・・と、反省の気持ちも込めて、目標をたてています。 売り上げ倍増!とか、ジュエリーを何点作る!とか、はっきりと結果のわかる目標をたてないのがミソで、それでも、新年の初々しい気持ちで、日ごろ忘れがちな些末だけれども大切なことを、きちんとこなしていけるように・・と、心新たにしています。

・・のはずなのですが、振り返ってみて、なんと毎年同じことを心に誓い、毎年、同じように挫折していることか・・・。

今年こそ!少しは成長した自分に満足できるよう、日々精進していきたいと思います。できれば、写真の子犬のように、軽やかな足取りで。

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Winter White

December 23, 2017

いよいよ暮れも押し迫ってまいりました。 今年は、日曜日がクリスマスイヴ。 パーティに出られる方、家族で集まる方、皆様それぞれに、楽しい冬のひと時を楽しんでおられることと思います。

真っ白な雪におおわれた林に、星が煌めく様子は、私にとってはスキー場のホテルからの眺め。 暖かな部屋から真っ暗な雪空を見上げる時、昼間の喧騒をよそに、音が吸い込まれるような静けさを感じたものです。

ネックレスは、le fue . 火のシリーズ。 でも、こんな場合は、風をイメージしますね。 リングとともに、冬のひと時を、軽やかにはじめてみましょう。

 

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