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CATEGORY : JEWELRY 誕生石

6月はパール

June 19, 2009

 6月の誕生石はパール、真珠です。光を吸い込みながら艶やかに発光するその独特の質感。肌なじみする絶妙な色のトーン、柔らかな丸みなど、どれをとっても、とても女性的で豊かな温かみのある宝石です。そして、多くの美しい宝石の中でも、カットや研磨などの加工なしで、自然な美しい輝きを放っているのは、この真珠だけ。なんだか愛おしい気がしますね。
 日本は、世界で初めてアコヤ貝をつかった真珠の養殖に成功した国。その後、南洋では黒蝶貝を使った養殖で、より大きな黒蝶真珠や、また白蝶真珠ができるようになりました。サイズの大小、真円のものからバロック、ケシ。色も、白、黒、グレー、ゴールド、いろいろな色が出ていますね。この1,2年、目を引くのはチョコレートカラー。処理された色だそうですが、以前に比べ照りのいい珠が作られるようになって、心惹かれます。
 最近では中国の淡水真珠もずいぶんと質の良いものができるようになり、これが淡水真珠?というような大きなサイズ、巻きの綺麗なものが多く出回るようになって来ました。 こちらではオレンジなどカラフルな色、四角や星型など珍しい形のものなどいろいろと作られています。
 写真のパールですが、こちらもまた淡水パール。アメリカのミシシッピー川でとれる、「天使の羽」ともよばれるフェザーパールです。大変稀少で、特にサイズが大きく綺麗な白色で、このような羽状の形になっているものは、国際的な展示会でもなかなか見かけることがありません。綺麗な丸いパールもとても素敵ですが、おしゃれな大人の女性には、ぜひこういった珍しいパールも楽しんでいただけたらと思っています。

 Feather pearl, like a wing of an angel. Timeless pure beauty.

CATEGORY : JEWELRY

ルビーのピアス

April 16, 2009

 「お綺麗な方よ・・」と、評判のご姉妹が、このルビーのピアスをはじめ何点かご注文してくださったお二人。どれがいいかしらと相談されている様子が、いくつになっても友達のようで、姉妹っていいなぁと思いました。
 お姉さまは遠方にお住まいなので、残念ながら、メールでのやり取りだけで、お目にかかったことがないのですが、妹様は、時によって、ブランドのお洋服をさらっと着こなしていらしたり、漆が細工されている、とても個性的なバッグを持ってらしたり、いつも型にはまらない幅広いお洒落をされているセンスのいい方。 お洒落な人とお会いすると、「どこでお買い物をされているのかしら?どこでこんな素敵なものを見つけてこられるのかしら?」とつい気になってしまいますが、気負わない自然なお人柄に、お話していても、ホッとなごむことの多いお打ち合わせでした。
 デザインのご希望は、最初は、ゴージャス、オーソドックスな感じということでしたが、いくつかデザインを描く中で、このようなモダンなものに決定しました。 作りは、縦が5cmほどの長さで、つなぎ目の部分を中心に2本のラインと、一番下のルビーが揺れるようになっています。まっすぐな2本のラインが、微妙に揺れることで、ルビーが星のようにきらきらして、カジュアルにもシックにも・・・、彼女の幅広い装いにうまく寄り添ってくれたらいいなと思っています

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order jewelry を2点追加しました

April 14, 2009

ホームページにorder jewelryを2点追加しました。
sperare 願い:リング

Kassie:帯留 ブローチ

CATEGORY : JEWELRY 誕生石

4月はダイヤモンド

April 13, 2009

 4月に入り、京都は桜が満開です。近所に鴨川があるのですが、その鴨川沿いの桜が本当に美しくて、通りがかったときに、眺めているだけで朝からとても気分がよくなります。
 そして、宝石の世界では、4月といえばダイヤモンド。4月の誕生石です。最初に持つ高価なジュエリーといえば、日本ではまだまだ婚約指輪で、という方が多いと思いますが、その中でも、ダイヤモンドはやっぱり、一番人気のある石ですね。
ダイヤモンドという名前は、「不屈」を意味するギリシャ語 “adamas” から由来しているそう。1477年、オーストリアのマクシミリアンI 世がブルグンディ公の娘メアリにダイヤモンドの指輪を送って以来、この石のエンゲージリングは愛と忠誠を約束する印となっているそうです。なんといっても、硬度10という硬さ。硬度9のルビーやサファイヤと比べても、実際のその差は7倍とも10倍ともいわれる硬い石ですから、誰にも傷つけられない永遠の愛を象徴するにはぴったりの石ですね。
 歴史に名を残すダイヤモンドは数多くありますが、“ホープ”“オルロフ”“コ・イ・ヌール”・・・等々・・ご存知の名前はあるでしょうか?
  写真のダイヤモンドは、何年か前にデザインしたもので、結婚10周年の記念にということでオーダーをお受けしました。5ctアップのハートシェイプのダイヤモンド。ご主人様の愛の大きさ!を感じますね。そして、どこから見てもダイヤに埋め尽くされたデザイン。身につけられるたびに、幸福な結婚をしみじみとお感じになるのではないかと思います。
今年はオリジナルでもダイヤモンドの作品をたくさんつくっていきたいと思っています。

Over 5ct heart-shaped diamond with melee diamonds. Proof of happiness.

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Tomorrow Necklace — order jewelry

March 28, 2009

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TITLE : Tomorrow Necklace
ITEM : Necklace
MATERIAL : K18WG Diamond South sea pearl
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 少し前のことになりますが、2006年、タヒチアンパールトロフィーのイヤリング部門で、国内一位、そしてその国際大会で三位に入賞したイヤリング作品があります。こちらからご覧になれる「Tomorrow」というタイトルのイヤリングです。

 この作品をとても気にいってくださった昔からの友達が、彼女の○○(笑)の記念に、「このデザインでネックレスをつくってほしい」というオーダーをしてくれました。この作品は、授賞式がミラノであったり、また、たくさんの人との出会いのきっかけをくれた、私にとっても、とても思い出深いイヤリングでしたので、とても嬉しく思いました。

 「両極にあるものが出会って、新しいものが生まれる」という、コンテストテーマに従ってデザインしましたので、グラディエーションで、ブラックからホワイトに変わる中央のダイヤのフリンジの部分と、新しく生まれるイメージを表したパールの部分の位置関係が、デザインのポイントと、考えていましたので、身につけた時、真珠がぶらぶらしないよう、ダイヤとの位置関係がずれないよう、また、ネック部分が、どこまで首に沿うか…など、シンプルな形ではありますが、制作するのにたくさんの苦労がありました。でも、出来上がって、このネックレスをオーダーしてくださった方に目の前でつけていただいたとき、まわりにいたほかの人たちもどよめくほど(笑)、本当にぴったりで、とても似合っていらしゃいました。彼女も大層気にいってくれたようでしたが、私も、ちょっと大げさですが、感動してしまいました。

 ずっと愛用してくださるといいなと思います。

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Baby Ring T Y — baby ring

March 27, 2009

baby-ring-t-y.jpgbaby-ring-t-y.jpgbaby-ring-t-y.jpg
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TITLE : Baby Ring T Y
ITEM : Baby Ring / Pendant
MATERIAL : K18WG Diamond Citrine
DESIGN STORY :

 ベビーリングをつくりました。第二子となるご長女がお生まれになった記念に、第一子のお兄ちゃんの分もあわせてつくってほしいというご依頼で、それぞれのイニシャル「T」「Y」をモチーフにしてつくりました。素材は、ホワイトゴールド、そして、アルファベット部分にダイヤを埋め込み、また、文字のちょうど裏側には、それぞれの誕生石であるダイヤモンドとシトリンを埋め込んでデザインしました。
 太めのチェーンと華奢なチェーン2種をお求めいただきましたので、太めのチェーンをつかってスポーティに、華奢なチェーンでは、ちょっとシックな装いの時など、同じトップでもずいぶんイメージが変わり、シチュエーションごとに楽しんでいただけるようになったと思います。
  ご両親のありったけの愛情をうまく形にできるように、お子様たちの健やかな成長をお祈りしながら作りました。「誕生石を身につけることは、その人にとってのお守りになる」ということですので、お子様たちが大きくなったときには、ご両親から受け継いで、大事に身につけていただけるといいなと思います。
 お子様たちが大きくなられて、このリングをつけている姿にお会いできるのを楽しみにしています。

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帯留 Brooch — order jewelry

March 26, 2009

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TITLE : Kassie
ITEM : 帯留 Brooch
MATERIAL:K18WG Diamond Opal Amehtyst
DESIGN STORY : カラフルなカボッションカットの石 。 地味になりがちな帯留をモダンにアレンジしてみました 。 ブローチとしてつけて頂く時も いろいろなファッションに合わせて着けていただけると思います
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 今回ご依頼いただいた方は、会うたびに、フラメンコや、パソコンなど、常に何か新しいことにチャレンジしていらしゃる楽しい方。持っていらしたいくつかの石を利用して、帯留をつくらせていただきました。

 何点かデザインを考え、お見せしたところ、このデザインに即決されました。“いかにも帯留”というものでなく、すっきりと、女らしくさわやかなイメージで仕上げました。 それぞれの、石が、独立してきれいに見えてほしいこと、帯締めの紐とバランスよく着けられること、帯留として使う時の金具が、ブローチとして使う時に見えないこと、等々、ジュエリーとして当然の配慮ですが、シンプルなデザインだけに、工夫のいったところでもあります。

 白地の帯に合わせられたら、とても映えたそうで、他にもいろいろな帯や着物で楽しんでくださっているそうです。 また、これを、洋服につけて街を歩いておられたところ、突然、見知らぬ方から「それ、素敵ねえ」と声をかけられそうで、「オーダーってこういうことなのね!」と、ずいぶん喜んでいただきました。

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sperare 願い — order jewelry Nさんのオーダーリング

March 22, 2009

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TITLE : sperare 願い
ITEM : Ring
MATERIAL:Pt900 Diamond etc
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 京都に住んでいると、西宮から三宮にかけての六甲の南側は、どこも海に面した山の手の素敵な所。山に囲まれた京都と違って、華やかでゴージャスの女性の多い街として、何かとうるさい京都の人からも、一目置かれている土地柄と言う気がします。

 そんな街にお住まいのとてもチャーミングな女性が、Nさんです。 知的で堅実な方なのに思い浮かべるのは天真爛漫な笑顔ばかり。茶道をされているので、話も合って、お子さんのことやご家族のことをいつも大切に考えてられる、その考え方、そして、大変なキャリアウーマンでいらしたことも含めて、憧れている女性です。

 その彼女からオーダーをいただきました。
 いつも、オーダーをお受けしたら、お客様のご希望をうかがった上、その方のイメージを頭にデザインを考えます。彼女とはお互いの悩みを打ち明けあう(笑)仲でもあるのですが、彼女のまっすぐな人柄を心に描きながらの作業は、ジュエリーが身につけるものだけに、より親密な感覚を覚えました。

 

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春・・・brezza –original jewelry

January 31, 2009

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TITLE : 春・・・brezza
ITEM : Ring
MATERIAL:K18YG Rose Quartz Diamond
DESIGN STORY : Rose quarts の色は、桜の花びらとも似て、春の訪れを感じさせます
柔らかなカボッションカットのリングに新しい時への想いを込めて
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Color of rose quarts resembles petals of cherry blossoms. Excitement for long-awaited spring.

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お天気モチーフのジュエリー

January 26, 2009

これは、晴れ・雨・海に沈む夕日をモチーフにしたピアスです。具体的なモチーフがわかるデザインは私の作品には珍しいものですが、かなり楽しんで作ってしまいました。雲部分のカーブひとつ、また、ぶら下げるダイヤの少しの位置の違いなどで本当に印象が変わるので、製作の作業はとても楽しかったです。いつもジュエリーの製作は職人さんと共にいろいろ話し合いながら作り上げていくのですが、自分で手を動かして作る楽しさは、紙面上でのデザインだけでは味わえない面白さです。
この作品は少し前につくったものなのですが、先日、これを少し小さめにしたデザインでピアスがほしい!とのオーダーが入り、今、またつくっています。定番なものではなく、こういうデザインに興味を持っていただけるのは、遊び心でジュエリーを楽しもうと思っていただけているようで本当に嬉しいです。
この作品たちは、ピンブローチとしても使えます。今ふと思いついたのですが、男性の方が、シックなスーツにピンバッジとして、さらりと着けられるのも、チャーミングで素敵ですね。天気にあわせて、付け替えたりして。朝と夜で天気が違ったら、ちょっと困るのかな(笑)?!

CATEGORY : JEWELRY

ARIA — original jewelry

December 15, 2008

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TITLE : ARIA
ITEM : Brooch / Pendant
MATERIAL:K18WG FeahterPearl Diamond
DESIGN STORY : 天使の羽のようなフェザーパール。
年月を経ても色あせることのない清らかな美しさをジュエリーにとどめたい
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CATEGORY : JEWELRY

ボルダーオパールのジュエリー

November 24, 2008

 今日ご紹介するこの石は、ちょっと馴染みのない方も多いかもしれませんが、ボルダーオパールといいます。母岩になる石の層の間に、オパールが浸入した形で産出される為、通常母岩付で研磨されます。  
 そのボルダーオパールとダイヤをあわせたリング、そして、べっ甲をあわせたネックレスをつくりました。
 真ん中の、大きい方のボルダーオパールは、パッと見るとコルクのような、木のような感じで、人によっては、皮にも見えるといわれるほど、柔らかな印象を与える石です。その石の表面に、うっすらとオパール層がついているようで、キラッと青貝色に光る感じがとても面白くて、デザインもすぐに決まりました。リングは、つけてみると二つの指にまたがるように横長に石を使いましたので、存在感はありますが、色が茶色で馴染みやすく、どんなお洋服にもモダンなアクセントになってくれると思います。
 私の住む京都の紅葉もいよいよ見ごろとなってきました。少し秋っぽいこんなジュエリーをつけて、自然を満喫しに行きたいですね。

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珊瑚 Rosso・・・紅・・・ — original jewelry

September 24, 2008

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TITLE : Rosso・・・紅・・・
ITEM : Pierced Earring / Ring
MATERIAL:K18YG Coral Diamond
DESIGN STORY : 和の装身具としても古い歴史をもつ珊瑚温かな色と質感を現代の感覚でデザインしてみました
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珊瑚が好きです。珊瑚は、真珠と同じ有機質で、洋服だけでなく和服にも合う、温かみのあるところが気にいっています。日本では血のように赤い「血赤さんご」がその希少性からも人気がありますが、朱色・ピンク・白・黒・青などさまざまな色があり、私は血赤より明るい朱色やピンクが好みです。
 イタリアでも珊瑚は人気なのですが(地中海も珊瑚の産地)、20世紀に入り、日本からイタリアへの輸出が盛んになると、イタリアの商人たちは日本産の色の淡い珊瑚の美しさに目をつけました。とくに彼らは、「ボケ」といわれる淡いピンク色のものをわざと「シャルボ(色あせた)」「インシニフィカンテ(つまらない)」などと価値のないもののように呼び、値が高騰しないようにしたということです。そんなことも、日本での血赤人気の一因でしょうか?でも、今ではボケも立派にその価値を認められるようになっています。
 ジュエリーとしては、古くから帯留めやかんざしに良く使われてきたせいか、地味で古臭いイメージをもたれている方が多いようですが、実は、モダンで可愛らしい一面のある宝石だと思っています。デザインの国イタリアでも珊瑚はあこがれの宝石のひとつ。いろいろに楽しめる素敵な宝石ではないでしょうか。

Coral has been used for Japanese ornaments since ancient ages. Its warmth and texture give life into contemporary design of this ring.

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アメジストのリング

June 18, 2008

アメジストというのは、あまり聞きなれない名前の宝石かもしれませんが、和名にすると「紫水晶」といい、和名の方が私達日本人には身近な感じがするのではないでしょうか。アメジストの色は、身につける人にとても気品を与えるような気がします。これをつけていると“大人の女性”という雰囲気も付加されるような・・・。「気品を与える」というのは、まったく、紫色だけが持つ不思議な力ですね。
もちろん一つだけでも十分存在感のあるリングですが、たとえば、違う色石のリング(たとえば薄いピンク色のローズクオーツとあわせたり、真っ白の真珠とあわせてみたり・・・)と重ねてつけることで、また違ったイメージになるので、私はよく重ねづけを楽しんでいます。

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耳に着けるジュエリー

May 26, 2008

ジュエリーにはたくさんのアイテムがあります。ネックレス、イヤリング、ピアス、リング、ブレスレット・・・などなど。その中でも私の一番好きなアイテムは、イヤリングやピアス、耳に着けるものです。そういえば、タヒチアンパール賞を受賞したいずれの作品もイヤリングでした。
イヤリング・ピアスは、耳たぶにくっついているようなとても小さいものから、肩の辺りまである長さのものまで、デザインも大変多様です。また、顔の一番近い場所につけるジュエリーアイテムなので、男性の方から見ても特に女性らしいジュエリーなのではないかなという気がします。身につけている本人はさりげなくつけているようでも、やはり遠目に見ても顔映えしますし、思っているよりずっと印象深いアイテムだと思います。
最近は、シャンデリアなどぶらさがるタイプのものが流行っていますね。新しいデザインの可能性もとても多く持っているアイテムだと思うので、そういうところもデザイナーである私が、耳にするジュエリーを一番好きなアイテムにあげる理由のひとつです。

CATEGORY : JEWELRY

Natsu 夏 –order jewelry

February 27, 2008

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TITLE : Natsu 夏
ITEM : Necklace
DESIGN STORY : クラシックなイメージの強い石でしたが、モダンで少しアートな感じに仕上げてみました
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CATEGORY : JEWELRY

Sora — original jewelry

January 16, 2008

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TITLE : Sora
ITEM : Necklace
MATERIAL : K18YG Diamond Agate
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 オーダーのお客様とはもちろん直接お話するわけですが、取り扱いの宝石店の店頭で私の作品をご購入いただくお客様には、なかなかお目にかかることがありません。そんな中でも、偶然にお会いできた方や、お話させていただける方もいらっしゃって、その中のお一人がサンフランシスコ在住のマーシャさまでした。
 彼女は、お仕事で何度か日本に来られ、京都に立ち寄られた際に、いくつか私の作品をご購入くださいました。たしか、二度目のご購入の際、「デザイナーさんにお聞きしたいことがある」と宝石店のスタッフの方を通じてお電話くださいました。そのときは、突然のお電話とまた英語での会話でしたので、少し緊張しましたが、「私はあなたのデザインが本当に好きで、しばしばあなたのジュエリーを身につけているのよ」と感想をいただいて、とても嬉しく、そしてそのお言葉にとても励まされました。その後、お店に私宛のメッセージカードを置いていただいたことから、直接、メールでお礼をさせていただいたり、クリスマスカードを贈りあったりさせていただいています。
 京都という土地柄のせいか、世界中からたくさんの方がおいでになり、私のジュエリーを見ていただけることは本当に嬉しく思います。マーシャさまとお話させていただいたことをきっかけに、「世界中の女性に愛されるジュエリーを作ること!」が、新たな目標のひとつとして加わりました。

CATEGORY : JEWELRY

Shizuma –order jewelry

January 16, 2008

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TITLE : Shizuma
ITEM : Ring
DESIGN STORY : とろりとした中石の色味にダイヤの光がシャープな輝きを加え、アクティブで
モダンな女性に映えるよう考えました
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CATEGORY : JEWELRY

der Wald 森 — order jewelry

December 07, 2007

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TITLE : der Wald
ITEM : Ring
DESIGN STORY : パールの柔らかい質感と、オニキスのきっぱりとした色との対比を楽しめる構築的なデザインを考えてみました
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このリングは、ご主人様もリタイアされて、お二人でご旅行を楽しまれるなど、ゆったりした毎日をおくってらっしゃるお客様からのご依頼で作ったものです。お手持ちのパールのリングを、オニキスを使ってリフォームしてほしいとのこと。最初に、こちらのお客様に私が抱いたイメージは、スポーティで明るく、とても若々しい方、また何よりもとてもセンスのいいお洒落な方というもの。
そこで、イメージに合うように、いくつかのラフスケッチを描きましたところ、最初のデザインを気にいっていただき、私のイメージが一番素直に出たデザインを選んでいただけることとなりました。
パールの下にオニキスをおき、パールの白とオニキスの黒、それぞれの宝石が映えるように、また、オニキスを直線的なイメージで使い、少しアール・デコ風に仕上げました。
ご本人のイメージを守りながらもプラスアルファでお客様の隠れた魅力を引き出せたかなと思っております。

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婚約指輪のオーダー

November 03, 2007

少し作品についてご紹介させていただこうと思います。
今日はある婚約指輪のオーダーのお話です。
この指輪は、新郎さまのお母様からオーダーのご依頼をうけました。ご希望は、両家の顔合わせの際に同席した二つの家族の人数が10人であったことから、ダイヤ10粒にあわせて、新郎さまの誕生石タンザナイト・新婦さまの誕生石サファイアをデザインしてほしいとのご依頼。お母様がご主人様からプレゼントされた指輪のダイヤを使用してリフォームという形でデザインさせていただきました。新郎新婦が両家の家族ひとりひとりに囲まれて守られているように、また二つの家族がうまく手を組んでいるように、デザインしています。皆様の思いがこもった幸せな結婚にふさわしい思い出深い婚約指輪になったのではないかなと思っています。

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