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CATEGORY : 星座石 JEWELRY

星座石のお話~3月うお座~

April 04, 2011

 年度最後のうお座の星座石は、アクアマリン、ダイヤモンド、そして珊瑚です。 うお座は感受性が強く、直感力に優れ、霊感能力があると言われていますが、霊感能力って?どんな感じの能力なのでしょうか?見えないものがみえるとか??・・
 珊瑚は、以前にも書きましたが、私の最も好きな宝石の一つ。富や幸運をもたらす石とされ、親が子供に送るといいと言われている宝石の一つです。もともと、女の子の19歳の厄年に、厄除けの願いを込めて贈られる習慣があったそうで、アンティークジュエリーにも、かんざしや帯留めなど、いろいろなデザインが残っています。子を思う親心を感じますが、二十歳前のお嬢様にピッタリの愛らしい色でもあり、また、年を重ねても浮かない色という意味では、珊瑚のピンクは万能色。肌なじみもいいので、ぜひ手に取ってみてください。
 また、珊瑚は「産後」に通じるせいか、出産のご褒美としてもよく贈られたそうです。英国では、王女誕生から1年間、ベッドに飾っておく風習があるそうで、 どちらも、大切な人を守りたい、幸せであってほしいという気持ちの表れ。いかにも幸せ感たっぷりのピンクが、贈られた人の心にぴったり沿うように思います。
 
 真珠同様、有機質の宝石ですので、案外デリケートです。変色やひび割れを起こさないように、身につけた後は柔らかい布でよく拭き取り、個別に保管することをお勧めします。汗やほこりがシミになりやすいので、お気をつけになってくださいね。

CATEGORY : DAILY

震災

March 24, 2011

 京都の北山は、いよいよ春がやってきた!という暖かな陽気で、街角の花も一斉に咲き始めました。
 大震災で被災された方々には未だ厳しい毎日が続き、福島の原発の事故も画期的な打開策がないまま・・。 被災地から遠く離れた京都にいてさえ、毎日のつらいニュースに、心から笑い合ったり楽しんだりすることが難しくなっています。そんな今、被災された方々の悲しみやつらさは、想像を超えるものだと思います。一日も早く、共に笑い、共に未来を描ける日が来ることを、心から願っています。 
 そして、遠くアメリカやヨーロッパ、いろいろな国からお見舞いのメールやハガキをたくさんいただきました。海外からみると、京都も東北もほぼ同じ場所に思えるようで、どうして援助を断ったか?とか、こんなニュースがながれているが本当か?・・とか、ご心配やお叱りのお便りもありました。 何気ない日常の写真を送って下さった方がいらして、何ともいえずホッとした自分にちょっとびっくりしたりもしました。この京都にいてでさえ、穏やかな日常からは遠くなっていたのですね。本当にありがとう。10年以上ぶりに、連絡を下さった方もいて、心底嬉しく思いました。 
 被災地で献身的に活動していらっしゃる皆さま。心から感謝します。個人でボランティアに出かけた方、消防団、自衛隊、海外からの協力隊・・・一人ひとりの力が、心が、そのまま、被災された方々を力づけることでしょう。そして、京都にいる私に出来ることは?。 義援金を集めることはもちろんですが、京都が、関西がうんと元気でいること!が、大切だと思っています。「控え目」が美徳の京都ですが、ここは二千年の古都のパワーで、日本を元気にしたいと思っています。

CATEGORY : KYOTO

東北地方太平洋沖地震支援チャリティーイベント

March 17, 2011

東北地方太平洋沖地震 支援チャリティーイベントのお知らせです
 震災がおこって、早一週間になろうとしています。まだ救助されていない、多くの方々の無事を願うとともに、亡くなられた多くの方のご冥福をお祈りしたいと思います。  昨日は、京都でも一日中雪が降り、大変な寒さにでした。ここよりもずっと北の被災地では、どれほど辛い思いをされているかと、心が痛みます。一刻も早く、支援の手が届くことを願ってやみません。
 連日、TVやラジオで支援が呼びかけられていますが、事務所のある京都北山の商店街でも、有志の方々による支援チャリティーイベントが行われることになりました。この時期のイベント開催には、いろいろと意見もあったようですが、被災地の悲惨な状況を考えて、「少しでも早く何かをしたい」ということで、開催が決まったそうです。地下鉄北山駅を降りてすぐの北山陶板名画の庭で、明日明後日と2日間です。有志のミュージシャンによるライブ演奏も予定されているそうです。
 
 どういう風に支援をしたらいいか、迷っている方もおられると思います。ぜひ、会場に足を運んでいただいて、飲食したり、買い物をしていただけたらと思います。収益はすべて日本赤十字に寄付すことになっているそうです。
日時 3月18日(金)18:00~22:00 ・19日(土) 10:00~18:00
場所  北山陶板名画の庭
   *収益の全てを日本赤十字に寄付します。
京都北山街協同組合
http://www.kitayama.or.jp/event_and_news/kitayama/2579.php

CATEGORY : ART

Dance Company DUNAMIS

February 27, 2011

 ダンスカンパニー デュナミスの公演が、3月11日京都北文化会館で行われます。
 
 京都を拠点に、インドの古典舞踏と、インドムービーダンスの両方に取り組むダンスカンパニー。主催の宮田幸子さんは、学生時代からの友達ですが、その小さな体から発散されるパワーには、いつも圧倒されています。いつまでも愛らしい顔立ちで、キラキラ目を輝かせて話しをされる様子は、娘時代そのままなのですが、激しいインド音楽に合わせてのダンスは、一本筋の通った迫力に満ちています。 2008年には、近代美術館で開催された「秋野不矩生誕100年記念」の関連イベントでも踊られました。ご覧になった方も多いかもしれませんね。
 樋口一葉の「たけくらべ」にインスピレーションを得たパダムの解説をするワークショップもあるそうです。入場無料だそうですので、ぜひ!
 天舞vol.12
   日時: 2011年3月11日(金) 19:30 開演 (19:00 開場)
    場所: 京都北文化会館  
        京都市営地下鉄北大路駅下車すぐ(出入り口1番)

CATEGORY : 星座石

星座石のお話~2月みずがめ座~

February 27, 2011

 みずがめ座の星座石は、サファイアやアメジスト。そして、最近のパワーストーンブームでわりあい名前を良く耳にするようになったラブラドライトがあげられます。ラブラドライトは、グレー系で、しかも、ちょっとヒビが入っているような見た目が、宝石という感じがあまりしないのですが、よく見ると蝶の羽のように、ラブラドレッセンスと呼ばれる輝きがキラキラと浮かび上がり、シックな美しい石です。
 あまり華やかなイメージがないせいか、ビーズ状になったものが、ブレスレットになっていたり、カボッションカットされたものが、シルバー製のジュエリーに使われることが多かったように思いますが、最近、グッチやアルマーニなどでこの石をつかってデザインされたシャープなデザインのリングを雑誌で見かけました。今までになく、すっきりとモダンな感じがファッションメーカーならではのデザインで、ちょっと刺激されました。
 みずがめ座の人は、自由奔放で、思いやりと友情に厚く、独創性にあふれている人が多いということですが、確かに私のまわりのみずがめ座は芸術家肌の方が多いような気がします。宇宙の叡智を秘めた石と言われるこの石は、創造力や直観力を高め潜在能力を引き出してくれるそう。我々デザイナーに、最も必要な石かもしれませんね。

CATEGORY : DAILY

アイサイの日

January 30, 2011

 今日も雪がちらほら・・。空気はキーンと冷え込んで、夜にかけて積もっていきそうな予感です。 先週東京に出張する朝、京都駅ビル越しに雪の積もった北山が見えて、どんなに大きなビルからも、自然が垣間見える京都の街に、しみじみと愛着を感じました。
 雪が降ると、よりロマンチックに、どこもかしこも美しく見えますものね。
 さて、明日は1月31日。何の日かご存じだったでしょうか?
1を、アイと読んで、愛妻の日!! 奥様にプレゼントをしたいという素敵な男性におしえていただきました! お誕生日でも、クリスマスでもなく、愛妻の日に夫からプレゼントを受け取る奥様! 幸せそうなご様子が目に浮かびますね。
 忘れている方、知らなかった方!まだ、一日ありますよ!

CATEGORY : 星座石

星座石のお話~1月やぎ座~

January 16, 2011

 今日もまた、雪! 今もちらほらと雪が舞っていますが、地面の雪はすっかり溶けてしまって、雪好きの私としてはちょっとがっかりです。11日の鏡開きのあと、売れ行きの悪かった我が家のお餅。すぐにおぜんざいを作らなかったせい・・と思って、多い目に小豆を炊いたら、三時のおやつに、食後のデザートにと、家人も良く食べてくれるのですが、私もつい調子にのってしまって・・・。ヤバイ!です。
 さて、1月の星座石。アクアマリンやターコイズ、ガーネットなどが、よくあげられますが、珍しいところで、オニキスについて、今日は少しお話したいと思います。
 オニキスという名前は、ギリシア語で「神の爪」という意味だそう。伝説によると、ある日キューピッドが眠っているビーナスの指の爪を切って地面にまいたところ、神の体はたとえ一部でも死ぬことはないので、宝石に変えられて、オニキスと呼ぶようになったとか。「虎は死して皮を残す」と言いますが、女神の爪は、宝石となったというわけ。さすがですね。
 古来から爪の先には霊気が集まるといわれ、願掛けやお守り、ときには呪いの道具としても用いられてきました。 猛獣の爪をペンダントトップにしたものが売られているのを見たことがあるような気がしますね。ロックなイメージのジュエリーでも、よく爪モチーフをみかけますが、ただ、形のおもしろさだけでなく、そういう意味もこめられていたのでしょうか。
 質実剛健、良妻賢母型で、努力を惜しまず我慢強いと言われるやぎ座のひと。オニキスは煩わしい人間関係の悩みを解消し、心身のバランスをよい状態に保ってくれるとか。そして、冷静さと集中力を養い、意志の力を強化をしてくれるそうです。
 真っ黒に艶めくオニキス。宝石としての華やかさはないもののクールな輝きが、今の時代にピッタリです。ダイヤと合わせて、よりクールに。パールと合わせて、柔らかな中に凛とした雰囲気を・・と、大活躍。いろいろな形に加工しやすいこともあり、デザイン的にはまだまだ活躍の場がありそうで、これからも注目していきたい宝石のひとつです。

CATEGORY : DAILY

小寒そして七草粥

January 07, 2011

 2011年になって早一週間。今年は、びっくりするような雪景色で一年が始まりました。
 昨日は小寒、そして、今日は7日で七草粥を食べる日。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、一式パックをスーパーで買って来て、七草粥をいただきました。年末からお煮しめを作ったり、お正月飾りをだしたり、何かと忙しかった身には、ちょっとホッと一息いれられる時期。年末からお正月にかけてのお休みは、休みというより、本当に忙しい毎日。初詣に行ったり、親戚と会ったり、家族のお買い物に付き合ったり・・フル回転でした。
 年末に、お友達の Iさんからいただいたお正月用のお花も、可愛い真っ赤な南天の実は落としてしまいましたが、まだまだしゃんとしていて、お正月気分を盛り上げてくれています。フラワーデザインをしている友達が何人もいるおかげで、和風だったり、ヨーロッパ風であったり、素敵な花に囲まれていつも幸せです。
 夕方から、雪がちらほらしてきました。明日も積もるのかしら?日本海側、日本北部は大雪だそう。 風邪などひかれませんように!
 

CATEGORY : JEWELRY

Intuition 閃き-ひらめき—original jewelry

January 01, 2011

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TITLE Intuition 閃き-ひらめき-
ITEM Ring Pendant Pierced Earrings Bracelet
MATERIAL K18WG ・ K18YG Diamond
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初春のお慶びを申し上げます
 ジュエリーって?と考えたとき、人によっていろいろなイメージをもたれることと思いますが、本来ジュエリーとはとてもパーソナルなもの。持つ人の心に響くジュエリーでありたいといつも考えながら制作しています。 
 このジュエリーのネーミングは、“Intuition”。日本語に直訳すると「直感」ですが、あわせて「ひらめき」という名前もつけました。
 人生を送るうえで、きちんとした計画や理性はもちろん(きっと)大切なことですが、時に「どうしてこうなったのかしら」と自分でも不思議になるような、そして可笑しくなるようなことがあります。思ったかたちどおり、計画どおりにいかないのが、人生の面白いところ。普段の毎日の中でのたくさんの人々との出会い、または旅先での新しい風景との出会い、映画や絵画など芸術との出会い、本や言葉との出会い。 多くの出会いや新しい経験を怖がらないで、出会えた自分を大切に、またその時の自分の直感やひらめきを信じて行動できる勇気も時には必要な気がしています。
 そういった思いを、どこをとっても違った形にみえる、大人の女性に似合うホワイトゴールドのリング、ペンダント、そして、ブレスレットにデザインしてみました。 形違い、石入り(今はダイヤモンドのみ)などいくつかのパターンがあります。 自分を信じて一歩踏み出すあなたに、そして、明日を夢見るあなたに、きっと、キラッと光る力を秘めて、寄り添ってくれるのではないかと思っています。
 2011年、新しい年を迎え、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
 今年もどうぞよろしくお願い致します。

今井訓子

“What is jewelry?” We have a variety of images about jewelry, however, they are essentially personal things. I always desire that people will be affected by the jewelry I produce.
Well, …the name of this jewelry is “Intuition”, I also call it “Inspiration”.
In our lives, although it is important (I suppose) to reason or plan, there are times we wonder, “Why did it happen?” This can make us laugh or cry . It can be fun, our lives not going the way we picture. We encounter new scenes on our journey, new people, movies, pictures, books and words everyday of our lives. Don’t be afraid of the chance encounter and the experience it gives you. Be proud of yourself and enjoy it. It is important to follow your intuition and inspiration and to trust yourself.
I put all of these thoughts into this jewelry and designed a white gold ring, pierced earrings, pendant and bracelet. This jewelry is designed to have variety of looks from different angles.
There are also a few different styles, with various shapes and stones (Diamonds only).
For those of you who trust yourself to take a new step forward, this jewelry will stay with you and be part of your everyday life.

CATEGORY : 星座石

星座石のお話~12月いて座~

December 23, 2010

 12月も半ばを過ぎ、街はクリスマス一色。昨日は、冬至だったので、ゆずを浮かべたお風呂にゆったり・・そして明日は、ツリーにケーキ…そしてプレゼント!ですね。 宗教云々より、暗くて寒い日本の冬に、キラキラ華やかにおしゃれを楽しめるイベントがあるって、やっぱりいいですね~。
 さて、12月の星座石は、ラピスラズリ。日本名では瑠璃と呼ばれています。
 『幸運を招く石』と呼ばれ、古代エジプト王も大切ににしていたというラピスラズリは、世界で最初にパワーストーンとして認識された石と言われています。日本では、仏教の七宝(金・銀・瑠璃・玻璃・しゃこ(貝)・珊瑚・瑪瑙)のひとつとされ、法華経や阿弥陀経にも登場し、真言宗の開祖、空海(西暦774-835年)は瑠璃を守護石としていたそうです。
 宝石としてのラピスラズリを知る者としては、ちょっと、ギョッとしてしまいますが、この石を粉砕して顔料にしたものは、天然のウルトラマリンとして使われ、西洋絵画では、聖母マリアの着る衣装の青色に使われたとか。日本でも、岩絵具として貴重な青色。今も天然の岩絵の具として使われていて、さすがに大変高価なものだそうです。
 開放的で気取らず、知識が豊富ないて座の人のまわりはいつもにぎやか。いて座の支配星である木星を表す色に紺色がありますが、ラピスラズリは最強の聖石と言われ、強運を招くパワーストーンとして、第三の目を開かせインスピレーション、直感を鋭くさせるそうです。・・第三の目・・って、ちょっと、どきどきしますね。
 ラピスラズリは、非常にやわらかく、圧迫や摩擦、熱に弱い石です。絵の具になるような石なので、サンドペーパーなどでも、ざ~っと削れてつやを失ってしまいます。どうぞ大切に!
 ラピスラズリのブルーはちょっと紺に近い少しニュアンスのある色。特に黄鉄鉱を含んだものは、夜空に輝く星のように見えて、ちょっと懐かしいような色合いが、今の季節しっくりとくるような気がします。

CATEGORY : JEWELRY

花ひらく –marriage & anniversary

December 13, 2010

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TITLE 花ひらく
ITEM Pendant
MATERIAL Peal Emerald Ruby Diamond
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 このペンダントは、この5月に20歳を迎えられたお嬢様のために、ご両親がオーダーしてくださったものです。
 もう何十年も家族ぐるみのお付き合いをさせていただいているご家族ですが、お父さまは若くして某有名大学の教授になられたという超のつく優秀な方。お母様は医療関係のお仕事をされていた関係で、救急車の音を聞くと、色めき立つという・・実はとってもお茶目な面をお持ちの、美しい方。そんな絵に描いたように素敵なお二人の間ですくすくと成長されたお嬢様は建築家志望の大学生です。久しぶりにお目にかかると、すっかり女性らしく美しく成長された彼女の大切な記念日に、このようなジュエリーをデザインさせていただけて、本当に嬉しく思いました。 
 ご希望は、パールを使うこと。あまりに大仰にならず、若々しい感じで、けれども、ジュエリーとして、大切にしていけるもの。そして、5月に誕生日を迎えるので、その誕生石である、エメラルドを使うこと。というものでした。
 何点かデザイン画を描かせていただきましたが、流れるようなラインが私らしい・・ということで、このデザインを選んでいただきました。 中に成人を表す記号も隠れています。お分かりになりますか?

The Coming  of Age Day celebration. Birthstone, emerald is set in the center of the special shape which expresses the special occasion. 

CATEGORY : KYOTO

実はとっても近かった・・大阪

December 13, 2010

 仕事に追われながらも、山が色づくのを目にし、あちらこちらの街路樹が赤や黄色に染まっていく、そんな秋をしっかり満喫出来るのは、自然に近い京都ならでは。 そして、はたと気づくともう12月。 グッと冷え込んだせいか、賀茂川にかかる橋から見る光景も、あっというまに灰色のかった景色に様変わりして、冬の到来を感じることとなりました。

 ふと思い立って、東山の山の中を五条から三条にぬける道沿いにある、将軍塚へ立ち寄ってみました。 その昔は、暴走族が集まる場所といったイメージで、なんとなく怖かったのですが、この日は冬空の下、閑散とした雰囲気で、人もまばらな感じ。展望台に足を向けて見ると・・・

 ご覧になられますか? 大阪の梅田界隈が、くっきり! 空中庭園のある梅田スカイビルが、はっきりと見えたのです。 え~~!と声をあげたくらい、ちょっとびっくりしました。 写真では、そのくっきり近くに見える感じがよく伝わらなくて、もどかしいくらいです。 京都から南に見えるのは、生駒のテレビ塔くらいかしら?という認識だったので、本当にびっくり!しました。 北区で、毎日を過ごしていると、この感じはちょっと想像もつかない。

・・東山区から大阪はとっても近かったです・・・。

CATEGORY : 星座石

星座石のお話~11月さそり座~

December 08, 2010

 すでに12月。気づいたら11月が過ぎていた、という情けない状況で年末を迎えてしまいました。さそり座の皆様、ごめんなさい。
 さそり座の星座石としては、トパーズやトルマリン、少し珍しいところで、マラカイトという石が知られています。マラカイトの日本名は孔雀石。名前の通り、グリーンが層状になっていて、それが丸く出ると孔雀の羽根のようにみえる面白い石です。
 古代エジプトでは、粉末状にしたものがアイシャドーとして使われていたそうで、クレオパトラも使用していたとか。 アイシャドーとして使われていたのには、美しい色という理由もありますが、マラカイトの主成分が銅で構成されていて、その粉末を、アイシャドーとして、まぶたにつけることでハエなどの虫が、目の回りに飛んでくるのを防ぐことができたため、といわれています。でも、マラカイトの粉末は人の肌につけると肌がかぶれ易く、目に入るとかなりの刺激がある、ということですので・・実際のところは、どのように使われていたのでしょうね。真似はしないでくださいね。
さそり座というと、美川憲一さんの「さそり座の女」を思い出しますね。・・思いこんだら命がけ・・地獄の果てまでついていく・・・。外面のクールさと内面の情熱が、傍目にはちょっと怖いような、魅惑的な印象をあたえる人でしょうか。 そんなさそり座の人に、邪気をはね返すパワーが強烈と言われるマラカイトが必要かしら ?・・とも思いますが、(笑) ストレスや緊張にとても高いヒーリング効果を発揮し、危険が迫ると砕けて知らせるともいわれるこの石、古来より、魔よけの石として親しまれてきたそうです。
 硬度が、3.5~4と、柔らかな石ですので、衝撃によって割れやすく、水や酸に弱いので注意が必要です。びっくりされる方がいらっしゃいますが、このあたりの硬度の石になりますと、加工の作業中に使うやすりでも削れてしまう硬さであります。インディアンジュエリーなど、シルバーにセットされたものが黒く変色した時など、酸化膜をとる薬品などにそのままつけたりされませんように。

CATEGORY : JEWELRY

michi –marriage & anniversary

December 01, 2010

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TITLE michi
ITEM Ring
MATERIAL K18WG Diamond
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CATEGORY : JEWELRY

TOWA –marriage & anniversary

November 27, 2010

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TITLE TOWA
ITEM Ring
MATERIAL Pt900 Diamond
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CATEGORY : JEWELRY

光の雫 –order jewelry

November 04, 2010

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TITLE 光の雫
ITEM Pendant
MATERIAL K18YG Opal Diamond
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 一時、大人気だった宝石オパール。ファイヤーオパールやブラックオパールなど、いろいろなタイプを何種類もお持ちの方も多いのではないでしょうか? こちらも、お母さまから譲られた宝石だそうですが、いつかお嬢様に譲ることを考えて、少し若々しく華やかにデザインしてほしいとご依頼を受けました。
 オパールはちらちらと光る遊色効果の美しい宝石、繊細な輝きが持ち味です。ルビーやサファイアなどの強い輝きをもった石とは違った、そのちょっとはかなげな個性を際立たせることが出来たらいいなと思いながらデザインしました。
 お話しをしていて、縦に流れるようなラインがお好きだということでしたので、チェーンの根元から、オパールと雫にかたどったダイヤがそれぞれ揺れるようにデザインしました。 間に、ちらほらとダイヤを散らすことで、揺れたときにキラキラと光って、本当に光の雫がこぼれるよう。オパールもその白さが映えて、見違えるようになったと喜んでいただきました。 微妙に高低差もあることで、身に着けていただくとしっかりとジュエリーの迫力もあり、年齢にかかわらず長く楽しんでいただけるのではないかと思っています。

CATEGORY : 星座石 JEWELRY

星座石のお話~10月・てんびん座~

October 30, 2010

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TITLE 光の雫
ITEM Necklace
MATERIAL K18YG Opal Diamond
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 毛皮にブーツ、ぬくぬくとしたセーターが恋しくなる秋の到来ですね。新聞にはうっすらと初雪のかかった山の写真が。 牡蠣やきのこ、海の幸山の幸、何もかもが美味しい季節。食いしん坊の私には、悩ましい季節でもあります。
 さて、そんな10月の星座、てんびん座の星座石は、オパールです。
 オパールの特徴は、何といっても「遊色効果」。石の中でまるで虹のように色が動き遊んでいるように見えるのは、他の宝石にはない独特の美しさです。スマートで洗練されたものを好みバランス感覚に優れているといわれる天秤座の方に、七色に輝き、変化する色合いをもつオパールが、強いパワーを与えてくれるというのも、なるほど、という気がします。
 歴史的には、古代ローマ時代から、オパールは幸運のお守りとされ、身につける者に美しさと成功、幸せを運ぶと言われてきました。 シェークスピアの戯曲、『十二夜』では、貴方の心はオパールのよう・・と、移ろいやすい女心を表現していますが、何もかもが、あからさまになってしまうこの頃、自分の心が相手に届かない「せつない」思いも、こんな風にロマンチックに訴えてみたいものですね。
 オパールは、重量の3~10パーセントの水分を含み、非結晶質の鉱物です。熱や乾燥に弱く、ひどい場合は割れてしまいます。よく、宝石店のウインドウの中に、小さなコップに水が張ってありますが、乾燥をふせぐためのものです。保管には十分ご注意をお願いします。
 
 お母様から譲られたオパールの指輪を、金庫に入れたままにしていて、何年かぶりに出してきたら、真っ二つに割れていた!というものを、以前、見せていただいたことがあります。…何もしなかったのに…と、おっしゃってましたが、オパールの場合は、乾燥や熱といった弱点もあることを、お忘れになりませんように。泣くになけませんものね。硬度も5~6.5と、低いので、丁寧に扱うことが大切です。一時、大人気だった宝石だけに、ご自分のもの、譲られたもの、お持ちの方が多いと思います。どうぞ一度、宝石箱の中をチェックしてみてくださいね。

CATEGORY : JEWELRY

薫 kun — marriage & anniversary

October 29, 2010

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TITLE 薫 kun
ITEM Ring
MATERIAL Pt900 Diamond
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 和のお稽古つながりでご紹介いただいたOさんは、溌剌とした京美人! お着物をお召しになっている時のしっとりとした姿を何度か目にしていましたので、お洋服でお目にかかった時は、より颯爽とした雰囲気が素敵で、明るいお人柄とともに印象に残りました。京都でも有名な老舗の若奥様。華やかでありながら、重々しくならず、ダイヤモンドが一粒一粒美しく輝くように、デザインしてみました。
 とても質のいいダイヤモンドでしたので、屋外でみるとキラキラ光って、眩しいくらい。大小のダイヤモンドをランダムに並べたことで、モダンでゴージャスでありながら、愛らしさも兼ね備えたリングになりました。

CATEGORY : JEWELRY

柳 Weeping willow –original jewelry

October 29, 2010

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TITLE 柳 Weeping willow
ITEM Pierced Earrings / Necklace
MATERIAL K18YG Diamond
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テレビニュースでわざわざ桜前線の北上を知らせるほど桜の花を待ち遠しく思う日本人の心は、春といえば、桜一色に染まる気がします。 私もその一人で、桜の名所の多い京都では、どこの桜が一番に咲いたとか、今ならどこの桜が見ごろだとか、その日のお天気を語るように、桜談議に花を咲かせるのが、春の挨拶となっている気がします。
 そんな春先の京都、賀茂川べりの桜の木をみている時、なにげなく柳の木が目に入ってきました。ゆらゆらとゆれるしだれ柳。新芽の明るいグリーンが目に眩しく、ちらほらと咲き始めた桜とともに、早春の煌めきってこんな感じかなと、心に残りました。
 柳に風。強い風もさらっと受け流して自分はしっかと立ち続ける。それでいて、さわさわとゆれる葉は、だれにでも寄り添えそうなやさしさで、はかなげでさえあります。 生きづらいと言われる昨今、そんな、“弱くて強い”、“強くて弱い”が、心を癒してくれる気がします。 桜の花にばかり、目を奪われていた私が、この春は、あ!こんな所にも柳の木があった!と、小さな楽しみを見出していました。
 ゴールドで、かたどった葉の形は、風になびく柳の葉であり、向かい風をさらりとかわず私たちの心の形。ピアスにきらりと光る小さなダイヤは、朝の光をうつす朝露であり、どんな時も光を失わない、ちょっとした希望であったらいいなと思っています。

Golden leaves of willow represent our hearts, edging off the headwind. Small diamonds of pierced earrings represent morning dew, shining brightly as hopes for tomorrow.

和楽にインタビュー記事が掲載されました

October 14, 2010

 12日に発売された雑誌「和楽」11月号、美しき人のProfileで取り上げていただいています。協力は、ドモホルンリンクルでおなじみの再春館製薬所。 美しき人・・というのが、かなり恥ずかしかったのですが、おかげさまで、白黒の写真でとても美しく撮っていただいてます。計6ページ。(214ページ~)
着物や芸術のことなど、とても美しい写真がいっぱいの素敵な雑誌です。ぜひ、お手にとってみてください。 

 ーーー矢のように過ぎていく毎日に、どうしたら追い付くのかしら・・。きっと、皆さまも同じような悩みを抱えながら、日々過ごしていらっしゃるのでしょうね。
 ジュエリーデザイナーという言葉の響きから、華やかで優雅な毎日を想像される方が多いようですが、実際は地道な作業の積み重ね、1点のジュエリーを作り上げるまでには、本当に多くの工程を踏まなくてはなりません。 どんな仕事でも同じことでしょうけれど、時にはどう進めるか決断できなくて、何日も悩んでしまったり、ありえないと思うようなハプニングが起こったり・・・。そんな毎日の中で、本当にこの仕事に就けて良かったと思うのは、出来上がったものが、私なりに「美しいジュエリーになった!」と思えるとき。
 奇をてらったり、無理をせず、それでも魅力的であること。そして、ライターの方も書いてくださっていますが、身につける人にとって「気持ちをそっと後押ししてくれる」そんなジュエリー。宝石だけ貴金属だけの価値や魅力でもなく、それぞれが響き合って、より美しいものになったとき、しみじみデザイナーで良かったと思います。

 今回、再春館製薬所の方と、和楽の関係の皆様が来て下さって、ずい分長くインタビューを受けました。日頃の作業で、すっかり当たり前になってしまっていて、振り返りもしなかったことを感心してくださったり、珍しがってくださったり、楽しかったです。 ライターさんの書かれる文章は、格別ですね。 この短い文章を書くのにも四苦八苦している私としては、コツを教えていただきたい! また、カメラマンの方が、ここがきれいですね! とおっっしゃった場所が、今まで気にとめたこともない場所でしたので、同じ “目” を使うものとして、尊敬!してしまいました。素敵なカメラを持っていらして、そちらも興味しんしん。こちらの方が、もっといろいろお話を伺いたかったです。
 そして、ドモホルンリンクル! 広告を見かけるたびに、一度使ってみようかしら・・と気になってはいましたが、これをきっかけに、使ってみることに! またまた、デザイナーのイメージからほど遠く、お手入れなど真剣にしたことのない私も、これはきっと神様の思し召し・・。真面目にお手入れしてみようと思っています。 
 次に皆様にお目にかかる時は、きっと、ぴかぴか美人になっている予定です。会いにいらしてくださいね。

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