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CATEGORY : KYOTO

貴船・川床のお茶会

August 20, 2011

 少し前のことになりますが、夏の初めの蛍の頃、お茶会にお誘いいただきました。なんと貴船の川床で!しかも、夜咄し!!・・・と、!!つきで、自慢されても、お茶好きの方以外には、??かもしれませんね。 京都は、千利休で有名な大徳寺など、年中どこかで釜がかかっていて、お茶会好きにはとても楽しい街。それでも、個人的なお茶会にお誘いいただくということは、そう頻繁にはないので、川床という特別な空間でのお茶会と聞いて、ちょっと、興奮してしまいまいました!
 振り返ってみると、新作展の準備で、パニックの頃だったのでは?と思うのですが、そんなこと ? は言ってられません。貴船といえば、水の神様。水の渦巻き模様の鶸色の着物に、白地にやっぱり波打つ流水模様の帯で、準備万端、わくわくして出かけました。
 当日は、あいにく雨が来そうな怪しいお天気。本来伺うべき時間より少し早めに着くと、ご亭主も (お茶では、招く側の人のことをこう呼びます) 雨が心配で、川床と室内両方の準備していて、大変!とのこと。川床を楽しみにしてきたのに・・とちょっと恨めしい気持ちで空を見上げていましたが、何とかもちそう,ということで、川床の方へご案内いただきました。 

 「うわぁ~!」 もう、思わず声が! 川のせせらぎの音に、灯火がゆれて、「幻想的」 とは、このための言葉。 待合となる、川上の川床から、流れ越しにお道具の飾られた茶席を見渡せるようになっていて、これこそ「幽玄」の世界。  薄明るい光の中で、お菓子とお茶をいただいて、場所をうつして、しっかり とり鍋もいただきました。日本人に生まれて良かった!・・ 気持ちもお腹も!?大満足で、その上、帰る道々には、童心にかえって、蛍もゆっくりと楽しめて・・。  これだけまったくの別世界を堪能しても、地下鉄の北山駅まで、車で15分!ちょっと不思議な気持ちがしました。
 ご亭主は、右源太の鳥居さん。普段からきりりと素敵な方ですが、御着物姿はさすがに京都の旦那様。板についていらっしゃいます。お忙しい合間をぬって、お稽古をされているそうで、お手前も慣れたもの。失礼ながら、見直してしまいました!
 右源太さんでは、春夏は、鮎や鱧。秋冬は気生根鍋というすっぽんと猪肉両方楽しめるお鍋など、季節に応じての美味しいお料理がいっぱい。気楽なカフェもされていて、一年中楽しめます。 最近リニューアルされた暖炉や囲炉裏のある宿泊用のお部屋でゆっくりして、美味しいものをいただいたら、もう、家には帰れなくなってしまうかもしれませんね。
右源太  http://www.ugenta.co.jp/

CATEGORY : お手入れ

ジュエリーの保管

August 15, 2011

 ジュエリーをリフォームしたい、というご相談をお受けする時に、とってもびっくりするのが、それをお持ちいただくときのジュエリーの状態。 と、こんな風にブログに書くと、すみません~・・と恐縮されるご様子が目に浮かぶのですが、ほぼ100%と言ってもいいほど、皆さまごちゃまぜにお持ちくださるのは、やはりリフォームしたくなるほど愛着がもてなくなってしまっているせいでしょうか。(笑) 
 こちらの方がドキドキしてしまうのが、エメラルドのリングとダイヤモンドやサファイアのリングを、一緒に小さなポーチに入れてお持ちくださる方。 エメラルドは、石留めをするときにかなり慎重に爪を倒していくのにもかかわらず、欠けたり、割ったりしてしまいがちな力に弱い宝石。仕事を覚えるときにも、エメラルドはなかなか触らせてもらえない、そんな石なのです。ところが、結構、乱雑に宝石箱の中に入っていたりして・・、こういう仕事をしている者としては、とてもあわてるところです。
 ダイヤが硬い。というのは、かなり知れ渡っているようですが、実は衝撃には弱いという事実はご存知でしょうか? 確かに、めったに欠けたり割れたりはしないのですが、案外な時に、カツンと欠けるので、ご注意くださいね。 また、硬いがゆえに、他の宝石に当たるような保管をしていると、他の宝石を傷つける原因になってしまいます。
 傷つきやすい宝石で代表的なのが、先ほどのエメラルドに、オパール、ペリドット。イメージしやすいものでは、珊瑚や、トルコ石、琥珀なども簡単に傷つくので、注意が必要です。そして、忘れてならないのが、パール。 他の石や金属に当たって傷つくだけでなく、汗などにも弱い宝石です。
 
 そして、保管されるときに、絶対におやめになった方がいいと思うのが、ティッシュに包んで片づけること! そのまま捨ててしまった! という笑えない話が、実際にお一人や二人ではなく・・。本当にゴミ焼却場まで、見に行ったという方もいらして・・、お気の毒でした。 以前にも書いたことがありますが、一つ一つ箱に入れるのが大変な場合、大きな宝石箱に並べていれるか、小さな透明のビニール袋に一点づついれて、それぞれがあたらないように保管するのが、一番いいように思います。 
 金庫に入れて、大切に保管するのもいいことですが、ジュエリーは身につけるもの。 どんどん身につけて楽しんでくださいね! 

CATEGORY : KYOTO

送り火

August 13, 2011

 震災から5カ月が過ぎました。早いのか遅いのか、ただ、あの日以来、時が止まったように感じて暮らしている方が、大勢いらっしゃるのだろうなと思います。
 あの時、被災した知人が送ってくれたメールには、襲ってきた津波から命からがら鉄筋コンクリートの小学校に逃げた様子、窓から外にいる人に危険を知らせる人々の叫び声、「2階ではだめだ!3階へ逃げないと!」と、言われた時の不安、濁流にのまれる家とそれをなすすべもなく見守る人々、泣き声さえもあげない子供たちの様子、それらが、克明に書かれていました。 それを読んで、ただ、つらかった。 今、少しづつ、ほんの少しづつ、いろいろなことが良くなってきていると聞きます。 けれどもそれは、単純に想像しても、以前と同じにもどったというわけではない。 悲しく辛い気がします。
 京都の大文字の送り火で、陸前高田の薪を焚くのを、放射能の恐れがあるためにやめるという記事を読みました。 大文字の送り火は、京都の夏の終わりを告げ、亡くなった人の魂を見送る、京都に住む私たちにとって、とても大切な行事です。 お盆ということで、家族や親せきが集まり、お互いを思いやり、先祖のことを想う。華やかなお祭りやお楽しみ事とは違った、心に触れる行事の一つだと思ってきました。 
 いろいろな意見や事情を考えての判断だったとは思います。 けれども、そういった行事だけに、被災地の人々の悲しい気持ちにに、私たちも一緒に寄り添うことができたはず。 京都が選んだことは、被災地の人々にどんな思いを届けたことでしょう。 出来ること出来ない事、いろんなことがあるかもしれないけれど、こんな時こそ、ちょっと強い気持ちが大切ではないかと思っています。  
 

CATEGORY : KYOTO

上七軒盆踊り

August 01, 2011

 毎日蒸し暑い日が続いていますが、お元気でお過ごしですか?今日の新聞に、節電の協力のおかげで、なんとか供給量の90%前後で、電力の利用がとどまっていると報道されていました。 西側全面が窓になっている私の部屋は、昼からはどんどん暑くなるので、冷房をつけたり消したり・・・。吹き抜けの上階になるので、ドアを開けるとムッとした空気が重くて、クラっとなりそうな暑さ。何をするのもいやになってしまうのですが、そんな中、お友達に誘われて、盆踊り!に出かけてきました。
 盆踊りの会場となった上七軒(かみひちけん)は、京都の花街の中では最も歴史の古いと言われているところ。受験の神様で有名な北野天満宮のすぐ東隣にあります。京都と言えば、和服を思い出される方も多いと思いますが、着物は室町、そして帯やお召などの織物は、西陣がその中心地になります。そうして栄えてきた室町や西陣の旦那衆の遊び場が、祇園であり上七軒でした。そういうわけで一歩通りに入ると、何とも言えない風情のある景色が続いているのですが、昨日は、いつもはひっそりした道が、浴衣を着た大勢の人でいっぱいになって見違えるような様子でした。
 通りから、一筋入ったところにある上七軒歌舞練場。その傍ににやぐらが設営されて、夕暮れ頃から始まりました!!盆踊り!! 私が小~さかったころも、盆踊りがあったような・・。でも、まさか、踊りを覚えているわけもなく、どうしようかな・・と思っていたところ、盆踊りを盛り上げようと、皆さんで練習もされたそうで、舞妓さん芸妓さんから、年季のはいった粋なお茶屋のおかあさんらしき方々まで、最初から盛り上がること!!パナマ帽に浴衣を着た素敵な外国の方も、さっさと輪の中心に入られて、踊る踊る!! 私も友達に急かされて、踊りましたよ! 

 たぶん3~4曲あったと思うのですが、“月が~出た出た~月が出た~っあ、よいよい~♪”の頃には、すっかり慣れて、芸妓さんが、横で振付を “掘って、掘って、担いで担いで・・・”と小声で教えてくれるのを、一緒になって、小声で歌いながら、ご機嫌で踊ってきました。ザ・和!の一夜。(笑) 紺地に白のとっても伝統的な絞りの浴衣を着て行ったのですが、さすがに汗だくになるのはいやだったので、ある程度で切り上げて見物していたら、最初2~3名ほどの、“おかあさん”が踊っていたやぐらの上に、3人ほどの舞妓さんたちが上がっていくと・・・
 ギョッとするほどの、フラッシュの嵐! 和の世界にもお立ち台!?ではないですが、可愛い舞妓さんたちには、誰もが悩殺されてしまいますね。
 今回お誘いいただいたのは、上七軒の通りの中ほどにある、弓月さんの奥様。狭い京都の例にもれず、小学校の誰々と同級生だった・・とか、身内話しに花がさくのはいつものこと。「西陣御召」製造元のアンテナショップとして上七軒の他に、祇園にもお店があるので、行かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。お召しだけでなく、浴衣や、素敵な和小物も充実していますし、以前ご紹介した、眼鏡作家のヤマシタリョウさんの展覧会など、楽しいイベントもたびたび開かれています。
 そして、今話題のなでしこジャパンのゴールキーパーの海堀あゆみ選手。彼女は、長岡京市の出身ということで、「スポーツ賞市民栄誉賞」を受賞されましたが、その時贈られたなでしこ柄の着物は、この弓月さんのデニムの着物 「でにむどす」だそう。セカンドラインとして作っていらっしゃるそうですが、ちょっと見ると暑いのではと思われるデニム生地が、実はとっても薄くて、さわってみると着心地良さそう。いろいろな和にチャレンジしていらっしゃる弓月さん。ぜひ、皆様もご覧になってみてくださいね。
 でにむどす http://www.yuzuki-net.jp/konoshimaya/

新作展が終了しました

July 21, 2011

 イムラアートジェムでの新作展が終わりました。大変暑い中、大勢のお客様にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。 会期中は、祇園祭の最中で、お着物や浴衣姿の方、また、遠方からわざわざお越しくださった方もあり、大変嬉しく思いました。 毎年楽しみにお越しいただく方には、またお目にかかれて、嬉しく本当にありがたく思いました。
 今年の新作展では、繊細で、ラインの美しさを感じるジュエリーをご提案させていただきました。1点を着けて繊細さを楽しむ装い方はもちろん、重ね付けすることで、ゴージャスな場でも、楽しんでいただけるよう工夫しています。プラチナやホワイトゴールドにダイヤのジュエリーは、爽やかにも、華やかにも着けていただけますが、夏らしくカラーストーンをプラスすることで、カラフルな色の楽しさも感じていただけるのではと思っています。
 引き続き、イムラアートジェムにてお取り扱いいただいています。 どうぞお近くにお越しの節は、ぜひお立ち寄りくださいませ。
新作 icicle つ・ら・ら http://www.imaikuniko.jp/

CATEGORY : JEWELRY

icicle つ・ら・ら—original jewelry

July 13, 2011

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TITLE icicle つ・ら・ら
ITEM Necklace Pierced Earrings Ring
MATERIAL K18WG Diamond
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冷たく澄みきった空
際立つ山の稜線

フワッと舞い上がる雪
ダイヤモンドダスト

真冬の朝、張り出した岩
家々の軒先に下がる
キーンと凍てる冬のかたち

キラキラと光を反射する透明な輝きは、
みず温むころ
一粒の春となって伝い落ちる

まだ、目には見えなくても
いつか躍動する春の息吹

今回のテーマは 「icicle つ・ら・ら」。 水の一つのかたち、「つらら」をイメージして涼やかな夏を楽しんでいただけるようにデザインしてみました。 つららは、極寒の頃にできるものですが、ただ寒いだけの時ではなく、少しとけて、また凍ってと、形の中に時間の流れを感じさせる気がします。そして、暖かな春の訪れる時、光の中にとけてなくなってしまうもの。
 そんな清廉な輝きを、光と共に心にとどめられたらと思っています。

Icicle

Under the cold and crystal-clear sky
against distinct lines of mountains

snow flakes are softly fluttering
and diamond dust is glittering.

On a mid-winter morning    

a  rock is in view, jutting out from a ridge.

It’s a frosty shape of winter
hanging down under eaves.

The crystal-clear sparkles of reflecting lights will crawl down as a drop of spring,
when the river water is slightly warmed.

You may not see it yet,
but this sign of spring will be soon replaced with bursting vigor of lives.

For this exhibition, I designed my works inspired by “icicles,” one of the diverse forms of water. I hope you can enjoy the hot summer with these cool jewelries.
Although icicles occur in a frigid climate, they don’t exist only in the utmost coldness. They sometimes melt a little and then freeze again. In their shapes I can see the flow of time. When the warm spring comes, they disappear in the sunshine.
It is my wish to embody their pure brilliancy together with lights in my works, and in your heart.

2011年 新作展

July 08, 2011

 今日は本当に夏らしい暑~い一日でした。四国、中国、近畿、東海地方は、今日で梅雨明けしたそうで、去年より9日早く、平年より10日から13日も早い梅雨明けだったそうです。近畿では総計史上3番目に早いということで、今から先が思いやられますね。 とはいえ、かぁ~っと照りつける太陽も夏らしくて好きな私としては、いよいよ夏本番!ちょっとうきうきするような気持ちになります。 四条界隈を歩くと、祇園祭の準備が着々と整って、お囃子の稽古の音があちらこちらから聞こえてきます。学生時代は、祇園祭までにボーイフレンドを見つける!というのが、京都の女子の合言葉でしたが・・・。
 さて、今年も、京都ホテルオークラ内のイムラアートジェムで、夏の新作展をさせていただくことになりました。  今回のテーマは、「icicle つ・ら・ら」 水の一つのかたち、「つらら」をイメージして、涼やかな夏を楽しんでいただけるようにデザインしてみました。 つららは、極寒の頃にできるものですが、ただ寒いだけの時ではなく、少しとけて、また凍ってと、形の中に時間の流れを感じさせる気がします。そして、暖かな春の訪れる時、光の中にとけてなくなってしまうもの。
 そんな清廉な輝きを、光と共に心にとどめられたらと思っています。
 毎年、楽しみにしてくださっている方、京都観光のついでにとお考えの方、ちょうど、祇園祭の最中です。期間中は、会場の方に詰めております。ぜひ、ご高覧下さいませ。お待ち申しあげております。
 
■イムラアートジェム
期間:      2011年7月14日(木)~2010年7月18日(月祝日)
場所:       京都ホテルオークラ 地下1F ショッピングアベニュー・コンフォート内
            京都市中京区河原町御池角
営業時間:    11:00am~8:00pm (年中無休)
tel/fax :     075-231-6116

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TITLE icicle つ・ら・ら
ITEM Necklace Pierced Earrings Ring
MATERIAL K18WG Diamond
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CATEGORY : DAILY

はなてがみ

June 22, 2011

 バタバタと過ぎていく毎日。テレビや映画でみる優雅なジュエリーデザイナーのイメージはいったい誰のもの・・?と、悲しく思うこの頃。 ところがお花のプレゼント!というのは、一気に気持ちを優雅にしてくれますね。また、それが、普通に郵便受けの中から、出てきた時にはハッとしてしまいました。
 「はなてがみ」と印刷されたなんだか変わった形の紙のケースが、他の郵便物と一緒に届けられたのは数日前。矢印のついた紙切れが、ちょこっとでていたので、ひっぱってみるといろいろ説明が書いてあるのですが、まだ、ピンとこずに、とりあえず箱を開けてみると。・・・・なんと生の薔薇の花が!!!
 プリザーブドフラワーかしらと、思わず花びらをさわってみたり、葉っぱを引っ張ってみたり・・どうみても、普通の生の薔薇の花! おどろきました。 お花というとお花屋さんが届けてくれるか、宅急便で、なんだか頑丈な箱に包まれて送られてくるもの、と思っていたので、本当に意外! 最初の紙きれを今一度見てみると、送り主からの暖かな言葉と、ちよっとした花言葉等が書いてあって。 とっても嬉しかったです。
 ホームページから注文出来るようです。気軽に贈っても、きっと、すご~く喜んでもらえるはず。 
はなささら http://www.hanasasara.com/

CATEGORY : ART

水の すみか  

June 08, 2011

 森 善之さんの写真の展覧会が、神戸の元町で開かれています。昨秋、雑誌、和楽に掲載いただいたドモホルンリンクルとの広告で、お世話になったカメラマンさん。 素人目にはちょっとレトロなカメラ(本当は最新なのかも・・)をお持ちで、興味しんしん!もっとお話しを伺いたかった!一言二言お話ししただけでも、物の見方が面白く、彼の目を通して、どんなものが見えるのか、楽しみです。
 
 水の
 すみか
 森
 善之
 と、案内にあって、水のすみかは、森・・か・・と。カードは水の写真。いい気がながれていそうですね。19日までです。ぜひ!
会期: 2011年5月28日(土)~6月19日(日)
会場: ギャラリーPAXREX
     神戸市中央区海岸通2丁目4-8代に日新ビルB1
電話: 078-392ー8909 

CATEGORY : DAILY

Paris Roma そしてNippon

June 03, 2011

 アートフェア真っ最中というのに、1日目だけ会場にいて、後はイムラさんのショップの方にお願いして出かけてきました。忙しい時に、ごめんなさい~。 パリ、ローマ、相変わらず、ちょっとしたディテールまでが、本当に美しく刺激的な街でした。
 パリでジュエリーといえば、ヴァンドーム広場。きっと、行かれた方も多いと思いますが、一画には、ミキモトがあり、ちょっと誇らしい気持ちになります。おなじみのブランドがずらりとならんで、とてもゴージャスな雰囲気。洋服のセレクトショップにも、アクセサリーだけでなく、ジュエリーも並べられていたり,買っている場合ではないですけれど。(笑)
 ローマ、フィレンツェも、宝石の街。ジュエリーが生活に根付いている気がしますね。誰でもが、じゃらじゃらつけている感じは受けませんでしたが、それなりの場所にでかけると、ゴージャスマダムが家に伝わる宝石を着けてる・・という感じ。そういう雰囲気は日本ではまだまだな気がします。歴史の重みにはかなわない気がしました。
 
 そして、日本へ帰る日。サッカーのチャンピオンズリーグも終わり、いったい何があったのかスペイン広場から街中まで、ピンクと黒のパレルモカラーのサポーターで、どこもかしこもがごった返していました。ふと振り返った時に目に飛び込んできた40代くらいの男性。 白地に赤い丸、そして希望という漢字をプリントしたポロシャツを着てご家族と騒ぎを見物してられました。思わずグッと胸に迫るものが・・。ほとんど日本人を見かけることのなかった遠く離れたこの街で、この洋服を着ている人がいる。まわりが何事もお構いなしの大騒ぎだっただけに、そこだけが、映画のひとコマのようにとまって見えました。

アートフェア京都

May 17, 2011

 天変地異?と思うようなおかしなお天気だった今日。ぱ~っと晴れているかと思うと、音を立てて雨が降ったり、事務所を留守にしていた間には、ヒョウも降っていたとか。今は、真っ赤な夕焼け空に、西の鷹峯がくっきりと浮かび上がって、穏やかな夕べ。そろそろ、夕食の時間!ですね。
 今週末20,21,22日と、京都四条烏丸のホテルモントレで、アートフェア京都が開催されます。去年、京都で初めての開催を、見に行きましたが、ホテルの客室を1室づつ使った展示が、普段ちょっと遠く感じるアート作品を、とても身近なものに感じさせてくれました。今年も、見に行きたいなと思っていたところ・・・。
 いつも、私のジュエリーを展示してくださっているイムラアートジェムが、出展されるとのこと。大変急な話ではありますが、私のジュエリーも展示して下さるそうです。ホテルのお店へは、ちょっと足の向きにくい方も、こちらならお越しいただきやすいかもしれません。ぜひ、お手に取ってみていただきたいです。初日、朝から夕方までは、私も詰めている予定です。皆様のご来場を、楽しみにお待ちしています。
 大変申し訳ありませんが、会の性格上、3日間通して入場可能の入場料が2000円必要となっています。デポジット制で、会場内で、5000円以上のご購入で、2000円分差し引かせていただくことになっています。半券持参で、ホテルのカフェも100円引きだそう。今年は、去年の倍近く、60室以上の出展が予定されているそうです。きっと気持ちにフィットするアートに出合える場となるはず。ぜひぜひ、お越しくださいね。
アートフェア京都  http://www.artfairkyoto.com/

CATEGORY : DAILY

結婚式

May 08, 2011

 ウイリアム王子と、ケイト・ミドルトンさんのロイヤルウエディング。おとぎ話のようなお二人の姿は、長いお付き合いの末の結婚であること、そしてケイトさん自身の魅力が重なって、誰もが幸せな気持ちになる素敵な結婚式でした。 その少し前、私も久しぶりに結婚式にご招待いただきました。新婦は、私たちの友人の中では一番結婚の早かったSさんのお嬢様のYちゃん! いよいよ、子供たち世代の結婚がやってきた!嬉しいのは、当然・・とはいえ、複雑な気分で・・。
 当日は、朝から大騒動で髪をアップにし、色留袖を着ることに。結婚する時に、両親が誂えてくれた色留袖は、ちょっとひねったオレンジピンクが、派手になりすぎるかしらと心配でしたが、準備の時から、なんだか晴れがましいお祝い気分が高まって、お祝い事にはやっぱり、華やかな方がいいわと納得。なんだか気合がはいりすぎて、あーでもないこーでもないを繰り返した末、やっと、よしっ!と、出かける準備が完成し、いそいそと会場へ向かいました。
 真っ白なウェディングドレス姿が輝くようなYちゃん!そして、ニコニコ顔の新郎。キリスト教式の式が終わり、案内された披露宴会場は、カサブランカが贅沢に生けられたテーブルに、キャンドルの光がゆれるロマンチックな演出の部屋でした。ゴージャスな雰囲気に酔いしれて、ゆっくりとお食事をいただきながら、またもやしみじみと感慨に浸ってしまう私。
 
 ちょっと意外だったのが、新婦のお友達がほぼ全員、御着物だったこと!!さすが京都なのか、最近のトレンドなのか、かなりの人数の振り袖姿は、それぞれ個性的でなかなか壮観!でした。「日本の女性は美しい!」を体現していて、なんだか誇らしい気持ちに
 Yちゃん本当におめでとう!「理想の結婚」!と、自分の結婚をさらっと言ってのけるオノロケも、愛されて育った貴方にぴったりで、ごちそうさま~(笑)でした。 どうぞ、いつまでもお幸せに~!

永松仁美著「楽しき愛しきお誂え」に取り上げていただきました

April 22, 2011

 「永松仁美になりたい!」と、友人(彼女も美人なのですけれど・・)がしみじみ言ったその永松さんが、本を出版されました。
 「楽しき愛しきお誂え」!
 一目で人を魅了してしまう天真爛漫な笑顔。一生懸命な気持ちがまっすぐに伝わる話し方。誰もが好きにならずにはいられないのが、永松仁美さんです。京都で生まれ育ち、長い時間をかけて衣食住を自分の好みに誂えてこられたという彼女。すべてを自分の好みに整えた生活というのは、誰にとってもあこがれですね。自分らしく京都をめいっぱい楽しみ、慈しんでこられた等身大の彼女の毎日が伝わる素敵な本、きっと、皆様にも楽しんでいただけると思います。
 子供のころから、古美術を扱うご実家のお仕事をずっと見て育っていらっしゃる彼女。ずいぶん目も肥えていられると思うとちょっと緊張しますが、ショップで見かけた私のジュエリーを気にいってくださって、写真とともにご紹介いただきました。ジュエリー使いのちょっとしたアイデアなど、彼女ならではの視点にストーリーがあって、ジュエリーをつけるのがより楽しくなりそう。素敵な着けこなしをご提案いただいてます。
 本の装丁もとってもおしゃれ。ぼんやり見ないで、よ~くよ~く見てくださいね。あ~っと思う楽しさです!
 毎日をこんな風に過ごしたいなと感じさせる、幸せいっぱいの本、ぜひ手に取ってみてください。
「楽しき愛しきお誂え」by amazon

CATEGORY : 星座石 JEWELRY

星座石のお話~3月うお座~

April 04, 2011

 年度最後のうお座の星座石は、アクアマリン、ダイヤモンド、そして珊瑚です。 うお座は感受性が強く、直感力に優れ、霊感能力があると言われていますが、霊感能力って?どんな感じの能力なのでしょうか?見えないものがみえるとか??・・
 珊瑚は、以前にも書きましたが、私の最も好きな宝石の一つ。富や幸運をもたらす石とされ、親が子供に送るといいと言われている宝石の一つです。もともと、女の子の19歳の厄年に、厄除けの願いを込めて贈られる習慣があったそうで、アンティークジュエリーにも、かんざしや帯留めなど、いろいろなデザインが残っています。子を思う親心を感じますが、二十歳前のお嬢様にピッタリの愛らしい色でもあり、また、年を重ねても浮かない色という意味では、珊瑚のピンクは万能色。肌なじみもいいので、ぜひ手に取ってみてください。
 また、珊瑚は「産後」に通じるせいか、出産のご褒美としてもよく贈られたそうです。英国では、王女誕生から1年間、ベッドに飾っておく風習があるそうで、 どちらも、大切な人を守りたい、幸せであってほしいという気持ちの表れ。いかにも幸せ感たっぷりのピンクが、贈られた人の心にぴったり沿うように思います。
 
 真珠同様、有機質の宝石ですので、案外デリケートです。変色やひび割れを起こさないように、身につけた後は柔らかい布でよく拭き取り、個別に保管することをお勧めします。汗やほこりがシミになりやすいので、お気をつけになってくださいね。

CATEGORY : DAILY

震災

March 24, 2011

 京都の北山は、いよいよ春がやってきた!という暖かな陽気で、街角の花も一斉に咲き始めました。
 大震災で被災された方々には未だ厳しい毎日が続き、福島の原発の事故も画期的な打開策がないまま・・。 被災地から遠く離れた京都にいてさえ、毎日のつらいニュースに、心から笑い合ったり楽しんだりすることが難しくなっています。そんな今、被災された方々の悲しみやつらさは、想像を超えるものだと思います。一日も早く、共に笑い、共に未来を描ける日が来ることを、心から願っています。 
 そして、遠くアメリカやヨーロッパ、いろいろな国からお見舞いのメールやハガキをたくさんいただきました。海外からみると、京都も東北もほぼ同じ場所に思えるようで、どうして援助を断ったか?とか、こんなニュースがながれているが本当か?・・とか、ご心配やお叱りのお便りもありました。 何気ない日常の写真を送って下さった方がいらして、何ともいえずホッとした自分にちょっとびっくりしたりもしました。この京都にいてでさえ、穏やかな日常からは遠くなっていたのですね。本当にありがとう。10年以上ぶりに、連絡を下さった方もいて、心底嬉しく思いました。 
 被災地で献身的に活動していらっしゃる皆さま。心から感謝します。個人でボランティアに出かけた方、消防団、自衛隊、海外からの協力隊・・・一人ひとりの力が、心が、そのまま、被災された方々を力づけることでしょう。そして、京都にいる私に出来ることは?。 義援金を集めることはもちろんですが、京都が、関西がうんと元気でいること!が、大切だと思っています。「控え目」が美徳の京都ですが、ここは二千年の古都のパワーで、日本を元気にしたいと思っています。

CATEGORY : KYOTO

東北地方太平洋沖地震支援チャリティーイベント

March 17, 2011

東北地方太平洋沖地震 支援チャリティーイベントのお知らせです
 震災がおこって、早一週間になろうとしています。まだ救助されていない、多くの方々の無事を願うとともに、亡くなられた多くの方のご冥福をお祈りしたいと思います。  昨日は、京都でも一日中雪が降り、大変な寒さにでした。ここよりもずっと北の被災地では、どれほど辛い思いをされているかと、心が痛みます。一刻も早く、支援の手が届くことを願ってやみません。
 連日、TVやラジオで支援が呼びかけられていますが、事務所のある京都北山の商店街でも、有志の方々による支援チャリティーイベントが行われることになりました。この時期のイベント開催には、いろいろと意見もあったようですが、被災地の悲惨な状況を考えて、「少しでも早く何かをしたい」ということで、開催が決まったそうです。地下鉄北山駅を降りてすぐの北山陶板名画の庭で、明日明後日と2日間です。有志のミュージシャンによるライブ演奏も予定されているそうです。
 
 どういう風に支援をしたらいいか、迷っている方もおられると思います。ぜひ、会場に足を運んでいただいて、飲食したり、買い物をしていただけたらと思います。収益はすべて日本赤十字に寄付すことになっているそうです。
日時 3月18日(金)18:00~22:00 ・19日(土) 10:00~18:00
場所  北山陶板名画の庭
   *収益の全てを日本赤十字に寄付します。
京都北山街協同組合
http://www.kitayama.or.jp/event_and_news/kitayama/2579.php

CATEGORY : ART

Dance Company DUNAMIS

February 27, 2011

 ダンスカンパニー デュナミスの公演が、3月11日京都北文化会館で行われます。
 
 京都を拠点に、インドの古典舞踏と、インドムービーダンスの両方に取り組むダンスカンパニー。主催の宮田幸子さんは、学生時代からの友達ですが、その小さな体から発散されるパワーには、いつも圧倒されています。いつまでも愛らしい顔立ちで、キラキラ目を輝かせて話しをされる様子は、娘時代そのままなのですが、激しいインド音楽に合わせてのダンスは、一本筋の通った迫力に満ちています。 2008年には、近代美術館で開催された「秋野不矩生誕100年記念」の関連イベントでも踊られました。ご覧になった方も多いかもしれませんね。
 樋口一葉の「たけくらべ」にインスピレーションを得たパダムの解説をするワークショップもあるそうです。入場無料だそうですので、ぜひ!
 天舞vol.12
   日時: 2011年3月11日(金) 19:30 開演 (19:00 開場)
    場所: 京都北文化会館  
        京都市営地下鉄北大路駅下車すぐ(出入り口1番)

CATEGORY : 星座石

星座石のお話~2月みずがめ座~

February 27, 2011

 みずがめ座の星座石は、サファイアやアメジスト。そして、最近のパワーストーンブームでわりあい名前を良く耳にするようになったラブラドライトがあげられます。ラブラドライトは、グレー系で、しかも、ちょっとヒビが入っているような見た目が、宝石という感じがあまりしないのですが、よく見ると蝶の羽のように、ラブラドレッセンスと呼ばれる輝きがキラキラと浮かび上がり、シックな美しい石です。
 あまり華やかなイメージがないせいか、ビーズ状になったものが、ブレスレットになっていたり、カボッションカットされたものが、シルバー製のジュエリーに使われることが多かったように思いますが、最近、グッチやアルマーニなどでこの石をつかってデザインされたシャープなデザインのリングを雑誌で見かけました。今までになく、すっきりとモダンな感じがファッションメーカーならではのデザインで、ちょっと刺激されました。
 みずがめ座の人は、自由奔放で、思いやりと友情に厚く、独創性にあふれている人が多いということですが、確かに私のまわりのみずがめ座は芸術家肌の方が多いような気がします。宇宙の叡智を秘めた石と言われるこの石は、創造力や直観力を高め潜在能力を引き出してくれるそう。我々デザイナーに、最も必要な石かもしれませんね。

CATEGORY : DAILY

アイサイの日

January 30, 2011

 今日も雪がちらほら・・。空気はキーンと冷え込んで、夜にかけて積もっていきそうな予感です。 先週東京に出張する朝、京都駅ビル越しに雪の積もった北山が見えて、どんなに大きなビルからも、自然が垣間見える京都の街に、しみじみと愛着を感じました。
 雪が降ると、よりロマンチックに、どこもかしこも美しく見えますものね。
 さて、明日は1月31日。何の日かご存じだったでしょうか?
1を、アイと読んで、愛妻の日!! 奥様にプレゼントをしたいという素敵な男性におしえていただきました! お誕生日でも、クリスマスでもなく、愛妻の日に夫からプレゼントを受け取る奥様! 幸せそうなご様子が目に浮かびますね。
 忘れている方、知らなかった方!まだ、一日ありますよ!

CATEGORY : 星座石

星座石のお話~1月やぎ座~

January 16, 2011

 今日もまた、雪! 今もちらほらと雪が舞っていますが、地面の雪はすっかり溶けてしまって、雪好きの私としてはちょっとがっかりです。11日の鏡開きのあと、売れ行きの悪かった我が家のお餅。すぐにおぜんざいを作らなかったせい・・と思って、多い目に小豆を炊いたら、三時のおやつに、食後のデザートにと、家人も良く食べてくれるのですが、私もつい調子にのってしまって・・・。ヤバイ!です。
 さて、1月の星座石。アクアマリンやターコイズ、ガーネットなどが、よくあげられますが、珍しいところで、オニキスについて、今日は少しお話したいと思います。
 オニキスという名前は、ギリシア語で「神の爪」という意味だそう。伝説によると、ある日キューピッドが眠っているビーナスの指の爪を切って地面にまいたところ、神の体はたとえ一部でも死ぬことはないので、宝石に変えられて、オニキスと呼ぶようになったとか。「虎は死して皮を残す」と言いますが、女神の爪は、宝石となったというわけ。さすがですね。
 古来から爪の先には霊気が集まるといわれ、願掛けやお守り、ときには呪いの道具としても用いられてきました。 猛獣の爪をペンダントトップにしたものが売られているのを見たことがあるような気がしますね。ロックなイメージのジュエリーでも、よく爪モチーフをみかけますが、ただ、形のおもしろさだけでなく、そういう意味もこめられていたのでしょうか。
 質実剛健、良妻賢母型で、努力を惜しまず我慢強いと言われるやぎ座のひと。オニキスは煩わしい人間関係の悩みを解消し、心身のバランスをよい状態に保ってくれるとか。そして、冷静さと集中力を養い、意志の力を強化をしてくれるそうです。
 真っ黒に艶めくオニキス。宝石としての華やかさはないもののクールな輝きが、今の時代にピッタリです。ダイヤと合わせて、よりクールに。パールと合わせて、柔らかな中に凛とした雰囲気を・・と、大活躍。いろいろな形に加工しやすいこともあり、デザイン的にはまだまだ活躍の場がありそうで、これからも注目していきたい宝石のひとつです。

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