4月はダイヤモンド
4月に入り、京都は桜が満開です。近所に鴨川があるのですが、その鴨川沿いの桜が本当に美しくて、通りがかったときに、眺めているだけで朝からとても気分がよくなります。
そして、宝石の世界では、4月といえばダイヤモンド。4月の誕生石です。最初に持つ高価なジュエリーといえば、日本ではまだまだ婚約指輪で、という方が多いと思いますが、その中でも、ダイヤモンドはやっぱり、一番人気のある石ですね。
ダイヤモンドという名前は、「不屈」を意味するギリシャ語 “adamas” から由来しているそう。1477年、オーストリアのマクシミリアンI 世がブルグンディ公の娘メアリにダイヤモンドの指輪を送って以来、この石のエンゲージリングは愛と忠誠を約束する印となっているそうです。なんといっても、硬度10という硬さ。硬度9のルビーやサファイヤと比べても、実際のその差は7倍とも10倍ともいわれる硬い石ですから、誰にも傷つけられない永遠の愛を象徴するにはぴったりの石ですね。
歴史に名を残すダイヤモンドは数多くありますが、“ホープ”“オルロフ”“コ・イ・ヌール”・・・等々・・ご存知の名前はあるでしょうか?
写真のダイヤモンドは、何年か前にデザインしたもので、結婚10周年の記念にということでオーダーをお受けしました。5ctアップのハートシェイプのダイヤモンド。ご主人様の愛の大きさ!を感じますね。そして、どこから見てもダイヤに埋め尽くされたデザイン。身につけられるたびに、幸福な結婚をしみじみとお感じになるのではないかと思います。
今年はオリジナルでもダイヤモンドの作品をたくさんつくっていきたいと思っています。
Over 5ct heart-shaped diamond with melee diamonds. Proof of happiness.