星座石のお話~8月・しし座~
お盆が過ぎても、相変わらずの暑さが続いています。あまりの暑さに、つい一日中冷房のよくきいた室内にこもりがち。足がむくんだり、鼻風邪をひいたりといった症状が出ないまでも、あまりいいことではないですね。 夏には夏らしく、しっかり汗をかいておくこと。そうすることで、体内のデトックスになり、この冬や来年の春にかけての季節の変わり目に、体が対応する準備が整う。・・・と、教えられるのですが・・・、一歩部屋を出たら、冷房のきいた車へダッシュ!・・・するばかり。
さて、今月は、この暑さの象徴、太陽を守護星に持つ情熱的な「しし座」の星座石のお話しです。
ギリシャ神話の太陽の神「アポロン」を守護神とする「しし座」の方は、リーダーシップがあり、しっかりと自分の考えをもっている人が多いそう。時に自己中心的といったイメージも与えますが、陽気で社交的。人気者で、人の上に立って活躍する人の多い星座です。
星座石として、最もポピュラーなのは、ルビーやダイヤモンド。威厳の石であり、その威厳を輝かせる石でもあります。そして、ちょっと、珍しい石が、8月の星座石にあげられていたので、今日はそちらを紹介させていただきます。
「琥珀」は太古の樹木が分泌した樹液が地中に埋もれ、固化した宝石です。真夏の星座石に、イエローやブラウン系のシックな石?と、疑問に思ったのですが、琥珀は、ドイツ語では「燃える石」と呼ばれているそうで、火をつけると、よい香りとともに燃える性質をもっているそうです。熱い!?石・・・ですか。そんな長い年月をかけて宝石としての輝きを得た「琥珀」。しし座の力強さを感じます。
植物や昆虫などが混入して固まった「虫入り琥珀」は子供のころ、母の持っていたジュエリーの中で一番不思議で、印象的な宝石でした。 映画、「ジュラシックパーク」では、琥珀の中に閉じ込められていた蚊から、恐竜の血を抜き取りそのDNAをつかって、恐竜を復活させるという話でした。
琥珀のジュエリーの良さは、何といってもその軽さ。ボリュームのあるネックレスなども、重さを気にせず、気軽に身に着けられます。秋に向かって、温かみのある色合いがお洋服にも合わせやすいのではないでしょうか。