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ジュエリーの基本 1

March 07, 2021

ずっとこの仕事をしていると、私にとってや、業界の人にとって当たり前のことが、実は全く知られてなかったり、誤解されていたり・・。 お客様もびっくりかもしれませんが、こちらもびっくり・・ということも度々あります。

良くご存じの方には、何でもないお話も多くなるかと思いますが、ジュエリーって、どんなもの?ということを書いてみたいと思いました。

まずは、ジュエリーに使われる貴金属。 金(Au)やプラチナ(Pt)からご説明を。 日本では、格下に見られがちですが、銀(Ag)も、ジュエリーとして通用する貴金属とされています。 他には、白金族のパラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)など、主にプラチナの割金に使われることが多い希少金属も貴金属の仲間です。 混乱されがちですが、“白金” と、金の字がついてますが、これはプラチナのこと。 金(Au)のホワイトゴールドとは、別ものです。

貴金属は、希少で、加工性がよく、科学的に安定しており、腐食などしにくいという特徴があります。オスミウムは、近年ジュエリーにもメッキにも使われなくなりましたが、ロジウムは、白色を出すためのメッキとして多用されますし、パラジウム、ルテニウム、イリジウムは、あまり耳にされたことはないかもしれませんが、割金として、金やプラチナの硬さを出すために割合一般的に使われています。

沢山、聞きなれない名前が出てきましたね。 今日は、このあたりで。 また、少しづつお話したいと思います。 

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