Paris Roma そしてNippon
アートフェア真っ最中というのに、1日目だけ会場にいて、後はイムラさんのショップの方にお願いして出かけてきました。忙しい時に、ごめんなさい~。 パリ、ローマ、相変わらず、ちょっとしたディテールまでが、本当に美しく刺激的な街でした。
パリでジュエリーといえば、ヴァンドーム広場。きっと、行かれた方も多いと思いますが、一画には、ミキモトがあり、ちょっと誇らしい気持ちになります。おなじみのブランドがずらりとならんで、とてもゴージャスな雰囲気。洋服のセレクトショップにも、アクセサリーだけでなく、ジュエリーも並べられていたり,買っている場合ではないですけれど。(笑)
ローマ、フィレンツェも、宝石の街。ジュエリーが生活に根付いている気がしますね。誰でもが、じゃらじゃらつけている感じは受けませんでしたが、それなりの場所にでかけると、ゴージャスマダムが家に伝わる宝石を着けてる・・という感じ。そういう雰囲気は日本ではまだまだな気がします。歴史の重みにはかなわない気がしました。
そして、日本へ帰る日。サッカーのチャンピオンズリーグも終わり、いったい何があったのかスペイン広場から街中まで、ピンクと黒のパレルモカラーのサポーターで、どこもかしこもがごった返していました。ふと振り返った時に目に飛び込んできた40代くらいの男性。 白地に赤い丸、そして希望という漢字をプリントしたポロシャツを着てご家族と騒ぎを見物してられました。思わずグッと胸に迫るものが・・。ほとんど日本人を見かけることのなかった遠く離れたこの街で、この洋服を着ている人がいる。まわりが何事もお構いなしの大騒ぎだっただけに、そこだけが、映画のひとコマのようにとまって見えました。