京都と言えば
舞妓さん!
東京から、お客様がご夫妻でいらしたので、京都のお友達もお誘いして鴨川の納涼床を楽しんできました。
床は、鴨川の上に張り出しているので街中よりは、涼しいというものの、真夏の7,8月は結構暑いので、実は今の時期が狙い目。6月に入って雨が心配ではありましたが、前日の大雨がウソのように、さらっと晴れて、はおり物がないと、ちょっと肌寒いくらいの最高の床日和になりました。
先斗町で懇意にしている、元芸妓の「おねえはん」に、何もかもお任せして、舞妓さんにも来てもらってねとお願いしていたら、来てくれたのが 光菜 (みつな) ちゃんでした。
「かわいい~~!」髪には6月の柳の花かんざし。振袖にだらりの帯。舞妓さんの帯留は「ぽっちり」といって10cm角くらいはあるいろいろな石のついた大きなもの。半襟も手の込んだ模様で、本当に華やかでした。 以前に比べて祇園界隈を歩くと、舞妓さんたちを見かけることが多くなった気がしますが、それでも、同じ京都にいてもめったにお目にかかることのない方々。 花が咲いたようとは、まさにこの事で、元芸妓さんのおねえはんも一緒に来て下さって、盛り上がること! 「床では、舞や、地方(じかた)さんの鳴り物はできひんのどす~。すんまへん~。」の言葉にも、「いえいえ、また来月来たらいいんですし~」なんて、すでに皆さん また来る!の気合十分でした。
花街では、男性は何歳でも「おにいはん」女性は「おねえはん」ちょっと年かさのお姉さんは、「おっきぃおねえはん」。 可愛らしいしぐさで「よろしゅぅ、おたのもうします~」と、両手をつかれたら、ついつい、「何でもいってちょうだい~」と、目じりを下げる男性の気持ちが、ちょっとわかった夜でした。