交響曲第一番「HIROSHIMA」
February 03, 2015
佐村河内守氏の代作騒動から、もう一年以上たちました。振り返って、いったいあれはなんだったのかしら・・と、ぼんやり考えていたところ、作曲家の千住明さんがそれについて書いていらっしゃる文章を知り、なるほど、音楽家は、こういう風に見ているのかと、大変興味深く思いました。
私たち、音楽の素人にとっては、一音一音、作曲するのが、作曲家と思いがちですが、音楽の世界では、共作ということは、よく行われていることだったのですね。 絵画でも、レオナルド ダ ビンチや現代なら、kaikai kiki など、一つの工房?として、芸術作品を発表されているのは、よく知られたところ。
私自身は、実は、この音楽のことも、佐村河内守さんが、それほどこの世界で有名な方だということも、知りませんでした。 でも、この騒動で、彼の宣伝手法などを聞き及ぶにつけ、誰もがちょっと、残念に思ったことと思います。 そんな中、 ”音楽そのものは嘘をつかない” という、千住さんの言葉。 今まで、彼の音楽に魅了されていた方々にも読んでいただきたい気がしました。
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