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CATEGORY : お手入れ

ジュエリーの保管

August 15, 2011

 ジュエリーをリフォームしたい、というご相談をお受けする時に、とってもびっくりするのが、それをお持ちいただくときのジュエリーの状態。 と、こんな風にブログに書くと、すみません~・・と恐縮されるご様子が目に浮かぶのですが、ほぼ100%と言ってもいいほど、皆さまごちゃまぜにお持ちくださるのは、やはりリフォームしたくなるほど愛着がもてなくなってしまっているせいでしょうか。(笑) 
 こちらの方がドキドキしてしまうのが、エメラルドのリングとダイヤモンドやサファイアのリングを、一緒に小さなポーチに入れてお持ちくださる方。 エメラルドは、石留めをするときにかなり慎重に爪を倒していくのにもかかわらず、欠けたり、割ったりしてしまいがちな力に弱い宝石。仕事を覚えるときにも、エメラルドはなかなか触らせてもらえない、そんな石なのです。ところが、結構、乱雑に宝石箱の中に入っていたりして・・、こういう仕事をしている者としては、とてもあわてるところです。
 ダイヤが硬い。というのは、かなり知れ渡っているようですが、実は衝撃には弱いという事実はご存知でしょうか? 確かに、めったに欠けたり割れたりはしないのですが、案外な時に、カツンと欠けるので、ご注意くださいね。 また、硬いがゆえに、他の宝石に当たるような保管をしていると、他の宝石を傷つける原因になってしまいます。
 傷つきやすい宝石で代表的なのが、先ほどのエメラルドに、オパール、ペリドット。イメージしやすいものでは、珊瑚や、トルコ石、琥珀なども簡単に傷つくので、注意が必要です。そして、忘れてならないのが、パール。 他の石や金属に当たって傷つくだけでなく、汗などにも弱い宝石です。
 
 そして、保管されるときに、絶対におやめになった方がいいと思うのが、ティッシュに包んで片づけること! そのまま捨ててしまった! という笑えない話が、実際にお一人や二人ではなく・・。本当にゴミ焼却場まで、見に行ったという方もいらして・・、お気の毒でした。 以前にも書いたことがありますが、一つ一つ箱に入れるのが大変な場合、大きな宝石箱に並べていれるか、小さな透明のビニール袋に一点づついれて、それぞれがあたらないように保管するのが、一番いいように思います。 
 金庫に入れて、大切に保管するのもいいことですが、ジュエリーは身につけるもの。 どんどん身につけて楽しんでくださいね! 

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