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CATEGORY : DAILY

「人と防災未来センター」

May 26, 2012

 先日、数年ぶりに、ドイツとイギリスを母国とする友人とそのお嬢さんが、日本に来られたので、神戸まで会いに行ってきました。
 ランチを食べた後、この後どうするか聞くと、阪神・淡路大震災のミュージアムがあるらしいので行ってみたいとのこと。 私たちも行ったことがないので、ご一緒することにして、周りの人にどこにあるのか聞いてみました。 ところが、案外と皆さん良く分からず・・たぶん灘の県立美術館の並びにある、あの建物じゃないかなぁ・・とあやふやな返事。 行ったらわかるかなという、いいかげんな判断ででかけたのですが、駅に着くと「Disaster Reduction And Human Renovation Institution」という案内表示が。
 “どういう意味ですか?”と、英語圏の友人に聞かれても・・・私も困る・・。たぶんこれが、私たちの行こうとしている所のような気がすると話しながら、目指す「人と防災未来センター」に行ってみました。

 ガラス張りのすごく立派な建物。受付にいくと、学生や小学生の来るところかしらというイメージとはうらはらに、背広を着た男性の一団、シルバー世代の女性の一団と、かなりの大人の数にまずびっくりして、振り返ると観光バスで来られているらしく、表にはバスがずらり。
 順路に従って歩くと、まず震災の体験をイメージすべく、「震災追体験フロア」で映画を見ることになっていました。 気分が悪くなったらすぐに部屋から出てくださいとの注意があり、不安な気持ちで見始めましたが。 

 これが本当に大変でした。 
 実際に体験された方には、これも映画でしょ、と言われそうですが、あぁ現場はこんなだったんだ・・と身にしみる映像。テレビのニュースで見る震災と、その場にいることの差がどれほど大きいか。 ビルが家が倒れてくる、その場にいるかのように感じられる映像はは、本当に恐ろしくて、いいようのない気持ちになりました。 その後、他のフロアでは、震災を学んだり、防災や減災についても学べるようになっていて、興味深かったです。高さ15mの津波は実際この高さ・・と示されると、あまりの高さにかなり怖かった・・です。 
 感想を書いてポストに入れるようになっているコーナーでは、子供たちが真剣な表情で感想を書いていて、子供は未来!という言葉が胸に浮かびました。よくよくお勉強してね・・と一人一人に声をかけたいような気持でした。
 今回、この友人は日本に来て、まず石巻でボランティアをしてから旅行を始めたとのこと。 そういえば、去年、やはりボランティアに行った友人の高校生の息子も、外国からたくさんボランティアの人が来てた!と感激していました。  これから予想される地震のポイントが記されている地図では、日本のほとんどが真っ赤に塗られていて、逃げ場のない地震国ニッポン。 友人もそれを見てビックリしていましたが、そんな国を愛し、旅行に来てくれ、そしてボランティアをしてくれる。 これといって、何もしていない自分を省みて、大いに反省しました。
阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」のHPはこちら  http://www.dri.ne.jp/index.html

CATEGORY : KYOTO

似顔絵

April 30, 2012

 スタジオのある北山通界隈は、植物園の北側、ちょっと郊外に位置していて、一般にイメージされる京都の町屋やお寺の立ち並ぶ街並みとは、ずいぶん感じがちがいます。
 
 賀茂川が近くを流れていて、比叡山も間近に見え、空気もきれい。自然豊かな土地柄です。田んぼや畑が、ビルや民家の間にたくさん残っているので、畑の作物を見ては、そろそろすぐきの準備ねと思ったり、もう少ししたら、田んぼに水が張られてカエルの声がうるさいくらいになるかしら、といった具合に居ながらにして季節を感じることのできる所です。
 
 それでも、地下鉄が通ってからは、ずいぶん便利になって、こんなに自然たっぷりの北山駅から、中心部の四条駅まで、たったの10分。 最近は人通りもかなり多くなってきました。もともと、お洒落なお店がぽつぽつとあり、ドライブに来てちょっとお茶してという、デートコースにピッタリの場所でしたが、最近は、いろいろとユニークなお店も増えてきました。
 地下鉄の駅をでて、賀茂川の方へ西をむいて歩いて行くと、北山通に面してある WORLD1 というお店。似顔絵を描いてくれるお店だそうです。 結婚式のウェルカムボードにしたり、プレゼントにしたり。私自身は、甘~い感じのものが何でもちょっと苦手なので、最初はそれほど興味がなかったのですが、 カタログをみると何人か作家がいらっしゃって、好きな作風の方を選ぶこともできるようです。 お店に行くと、似顔絵カタログももらえます。 ちょっとデフォルメされた似顔絵が案外と楽しそう。 
 ご自分の顔がどんなふうに描かれるか、ちょっと興味ありませんか?
WORLD 1 京都北山店のサイトはこちら  http://worldone.to/shop_kitayama/

CATEGORY : ART

アート京都2012

April 28, 2012

 春爛漫。桜の季節が過ぎ、日中は暑いくらいの毎日ですね。 昨日は、友人と軽くランチをしようと待ち合わせをしていたのですが、ふと見たパンフレットに、「美術立国、京都。」 の文字が。 
 2010年、2011年と二年続けて開催された「アートフェア京都」が、今年は、国立京都国際会館のアネックスホール、そしてホテルモントレ京都の4階、5階のフロアと、大きくスケールアップして開かれているという案内。 行ってみようか・・とすぐに話はまとまり、両会場とも見てきました。 
 すごい・・。規模もほぼ去年の倍。国立京都国際会館の方は、場所も広いので、展示されている作品もぐんと大きいものがたくさんあって、見ごたえがありました。  京都は古い街ですが、日本最先端の学術、技術、そして文化芸術を生み続ける国際都市。 古いものにしがみついているだけではない、アートの息吹を感じました。 お天気も良く、野点席でお茶もいただけて、大満足の午後。 もっと早くにご案内できれば良かったのですが、アートフェアのサイトでは、出展作家の紹介もされています。 熱い京都!をこれからも応援してくださいね。
アート京都2012 のサイトは、こちら http://www.artkyoto.jp/

CATEGORY : KYOTO

宝石箱をひっくりかえしたような

April 16, 2012

 「珊瑚の海」というと、沖縄や海外のリゾート地をまずは思い浮かべますね。 そして、宝飾業界にいるものとしては宝飾珊瑚のとれる土佐沖を思い浮かべます。
 京都市内には海がないので、海辺に暮らすということにちょっと憧れのような気持ちがあるのですが、そんな京都にも珊瑚の海が楽しめる水族館ができました。 京都駅からバスで10分ほどの梅小路公園内。 気候の良いときは、お弁当を広げる人たちで賑わうようですが、なんといっても蒸気機関車館が有名で、風向きによっては北区の我が家まで汽笛が聞こえてきます。 冬場などなんとなく大正、昭和の哀愁を感じて、古都京都ならではの風情という気がします。 
 さて、水族館。宝石箱をひっくりかえしたような珊瑚の海の他にも、いろいろなゾーンに分かれていて、それぞれに楽しめるそうです。 イルカのショーもあると聞いて、思いの他大きいのかしらと、ちょっとびっくりしました。 おかしかったのが、たまたま見ていたテレビで、この芸がまだ覚えられてないんです・・と練習中の技を苦笑しながら紹介されていたこと。 イルカも大変ですね。
 大学生の友人は、入場料2回分で年間パスポート!とちょっと興奮気味に話してくれました。新しいデートスポットになるのかな? 
京都水族館はこちら  http://www.kyoto-aquarium.com/

CATEGORY : GEM DAILY

指輪88

March 29, 2012

 去年出版された 「指輪88」。 監修者の一人 諏訪恭一さんは、今までにも宝石の本を何冊も書いていらっしゃる方。 気になりながらも、宝石の歴史本は何冊も読んだことがあるから、と思っていました。 ところが、先日、たまたま手に取る機会があって、ざっと見てみたところ、・・これが興味しんしん!
 橋本貴志さんというコレクターが集められたリング88点。本の見開き両面に一点づつ歴史を追って紹介されています。載っている写真も、見たいなぁ・・と思うツボが、しっかりアップで撮られていて、飽きないです。 
 コレクターと呼ばれる人は、よほどその「物」が好きで、集めていらっしゃるのだろうと、当然のことのように思っていましたが、まえがきに、「コレクターの悦びは、物を冷静かつ客観的に見極め、文化的に意味がある集合体を新しく創造することにある」、とおっしゃるだけあって、本当に興味深いセレクト。「新しく創造する」といういことが、こういう分野にもあるんだなぁと、ちょっと感動しました。
 写真は、「スパイが使ったカメラの指輪」、写真右側、花弁の中央がレンズになっているそうで、左下の男の子の顔が、このカメラで撮られた写真。・・・すごい!! 文章もちょっとおちゃめで、楽しく読めました。宝飾品に興味のない、男性にもぜひ!お薦めです!
 
 「指輪88」 88点のリングが、歴史順に写真入りで、紹介、説明されています。

宝官優夫 諏訪恭一 監修 淡交社 http://www.tankosha.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=1244

CATEGORY : KYOTO

京都マラソン2012

March 02, 2012

 二月は逃げる・・とは、よく言ったもので、もう三月! 飛ぶように毎日が過ぎていく中で、節分には神社で豆まきの豆をいただき、自宅には、お雛様も飾り・・・。適度に?お友達とも会って、お仕事も?する。 充実した毎日を過ごしていましたが、さて、私の生活に欠けているものは・・
 「体を鍛える!」ということ。 、特にこう寒いとおっくうで、何をするのもいやになってしまいます。
 そんな私にとって、マラソンをする人は、別世界の人のように思えるのですが、案外と親しい友人にもランナーたちがいて、なんと、3月11日の京都マラソン2012 に出場するとか!!! 10何名申し込んで、やっと2名だけエントリーできたということで、盛り上がってます! なんだかおかしな気もしますが、「友人が出場するんです!」と自慢したりして。 ちょっとわくわく気分。 北山がちょうど中間地点になるらしく、先月半ばあたりから、練習ランをする人たちをよく見かけるようになりました。  今までも、駅伝などマラソンを見ることはありましたが、一般人参加型のフルマラソンは初めて。 楽しみです! 
 京から、明日へ! スタートへのカウントダウンも始まっています。
京都マラソン2012オフィシャルサイト        http://www.kyoto-marathon.com/
ワコールの京都マラソン2012コースムービー   http://www.youtube.com/watch?v=LDDuzvOCcEE&feature=related
オムロンの京都マラソンコースの楽しみ方     http://www.healthcare.omron.co.jp/kyoto/

CATEGORY : DAILY

大雪?!

February 19, 2012

 すっかり、ご無沙汰してしまいました。なんだかおかしい、おかしい・・と思いながら使い続けていたパソコン。アップデートもして、ウイルス対策ソフトもいれてあったのに・・それでも、おかしくなってしまって、なんともやりきれない気持ち。原因はウイルスしか・・といわれると、どう気をつけたらいいのか、本当に、ホントにくやしいです!
 さてさて、京都は一昨日から雪が降って、今年初めて5cm?ほど積りました。東北や日本海側で困っていらっしゃる方のことを考えたら、きれいねぇ~とのんきに言っていられないところですが、本当にきれい。比叡山が、すっかり雪で、白くなって、大文字山の大の字の場所が、三角に白く、大の字が黒く浮かびあがっています。
 先週14日は、バレンタインデーでしたね。皆様、甘~い一日になったでしょうか?ハイデルベルグに住む友人から、町の中心を流れるネッカー川が凍って、スケートリンクになったと、写真を送ってくれました。おとぎの国のような街ですが、さすがに寒かったらしく、“Frozen!”と、一言!今日は、写真を撮りそびれたので、ドイツの風景で。

CATEGORY : DAILY

石井仁兵衛喜寿記念能

January 21, 2012

 この春は、どうやら伝統芸能にご縁があるようで、今日は、母のお供でお能の会!
 実家が着物関係だったせいか、京都に住んでいるせいか、なんとなく日本の伝統芸能にはご縁があるような気がします。振り返ってみると、お能や歌舞伎も、年に何度かは、観に行くチャンスに恵まれ、案外、親しんでいる方かもしれません。
 いつまでたっても、ちっとも詳しくはなれないのですが、特にお能は、気持ちにゆとりのある時でないと、私など通しでみるのはなかなか大変。贅沢な話ですが、結構集中力もいるし、体力もいる・・。 着物を着よう!というモチベーションには、もってこいのイベントなので、お気に入りの雪模様の帯で、おしゃれして出かけるつもりです。
 
 伝統芸能も、以前に比べて人気がでてきたというものの、まだ、ちょっと敷居が高い気がしますね。気楽に楽しむための情報サイトがありました。ご覧になってみてください。
伝統芸能Live ! のサイト http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/dentogeino/

CATEGORY : KYOTO

舞妓スキー

January 19, 2012

 元アシスタントのSが、訓子さんをキャラクターにしたら、こんな感じ!と永楽屋さんのメガネふきをプレゼントしてくれました! いただいて、ニヤリ・・!
 残念ながら、舞妓さんのように、おしとやかな雰囲気はないかも・・ですが、子供のころからスキーは大好き。最近出会った人からは、何故だか全くスポーツをしない人に見られますけれど、だいたいどんなスポーツも、するのは大好きです。なかでもスキーは、大自然と思いっきり遊べるスポーツ。寒くなると、夢にみるほどです。
 永楽屋さんは、和手ぬぐいに斬新なデザインを持ちこんだことで有名なお店ですね。社長の細辻さん。14代目だそうで、この歴史、京都!!って感じがしますね。ご本人はどちらかというと、アーティストという風情。思いもよらない絵柄と、和の取り入れ方が個性的で、一目で永楽屋さんとわかるのがデザイナーとしては、すごいなぁと思います。
ホームページも素敵です。
永楽屋のホームページ http://www.eirakuya.jp/

私・・・!?

CATEGORY : DAILY

瀬戸内の海

January 17, 2012

 京都には海がない!ので、時に無性に海辺に行きたくなります。
 お正月は、いつにも増して忙しい!のですが、今年は一日ぽっかりと空いた日ができたので、ちょうど用事があったのをひっかけて、淡路島まで行くことにしました。京都から約2時間。明石海峡大橋まで高速を飛ばしていくと、瀬戸内の海が目の前に。
 以前は、穏やかなこの海がなんだか本当の海らしくない気がして、それほど好きになれなかったのですが、今はこの海に癒される気が。 島の南の鳴門海峡まで、足をのばしてきました。まっすぐに立っていられないほど、風の強い日だったのですが、ご覧のような夕焼け。携帯のカメラしかなく、残念でした。

CATEGORY : DAILY

初春のお慶びを申し上げます。

January 01, 2012

 初春のお慶びを申し上げます。
 2011年。「絆」という言葉が誰にとっても、大切に感じられた一年でした。前へ前へ、上へ上へと進むこと、成長することを、ひたすら求めて生きてきた私たち。はたと、まわりを見ることに、共にいることに、気づかされた年でもありました。 
 年が明けて、今、「育む」という言葉が、気になります。温かく見守り、慈しみ育てる心。絆はもちろんのこと、お互いを大切に思い、ただ高みを目指すだけでなく、ゆっくりと今を大切にしつつ、物事を深めていくこと。より良く、大らかに成長する時のために、焦らず、丁寧に毎日を過ごしたいと思います。
 今のこの冬の寒い時期にも、ゆっくりと次の季節が近づいて来ています。この新しい一年が皆様にとって、素晴らしい年となりますように!心からお祈りしております。
今井訓子

Icicle  つ・ら・ら
冷たく澄みきった空
際立つ山の稜線
フワッと舞い上がる雪
ダイヤモンドダスト
真冬の朝、張り出した岩
家々の軒先に下がる
キーンと凍てる冬のかたち
キラキラと光を反射する透明な輝きは、
みず温むころ
一粒の春となって伝い落ちる
まだ、目には見えなくても
いつか躍動する春の息吹
 
Icicle
Under the cold and crystal-clear sky
against distinct lines of mountains
snow flakes are softly fluttering
and diamond dust is glittering.
On a mid-winter morning
a rock is in view, jutting out from a ridge.
It’s a frosty shape of winter
hanging down under eaves.
The crystal-clear sparkles of reflecting lights will crawl down as a drop of spring,
when the river water is slightly warmed.
You may not see it yet,
but this sign of spring will be soon replaced with bursting vigor of lives.

CATEGORY : DAILY

カラーセラピー

December 27, 2011

 望む幸せを手にし、持続させるためには、「本来の自分を知る事が大切」という、Sachikoさんのカラーセラピー。・・・行ってきました!!
 セラピーなので、占いや、おみくじ、と一緒にしてはいけないかと思いますが、新聞の人生相談を含めて、私は、こういったものが大好き。女性はみんな好きですよね! あんまり怪しげな話しには深入りしない方がいいように思いますが、自分の意見をちゃんと持ちつつ、他の意見も参考にするというスタンスで、楽しめたら?いいなと思っています。・・実際のところ、私たち世代は、人の意見を素直に聞くことの方が、難しい気がしますもの・・。
 「なりたい自分に、自分のチカラで近づくため」何をしたらいいのか!・・・教えていただきました! 
 「なるほど~」・・と言ったとたん、不用意に口にした言葉に、・・「それが、ちがう~~・・」と指摘されて、一緒に行った友達と大爆笑!・・確かに・・!反省しきりの一時でした。
 友達は、とっても心に迫るものがあったようで、自分のことより、彼女の反応の方が、見ていてちょっとすごいなぁという感じでした。いろいろな面から自分の状況をみることで、ホッとしたり、前向きになれたりするよう。すっきりした彼女の顔を見たら、なんだか日頃の自分の“友達がい”のなさに、ちょっぴり落ち込みました。
 ちょっと、あまのじゃくな私は、この色はこんな感じよね。などと、いいかげんな話をしていたのですが、いろいろと教わると色の意味って本当に深い! 面白かったです。ジュエリーの色とも、関わってくるので、ホントに楽しい! みんなで一緒に元気になりましょう!
Sachikoさんのサイト http://www.ameblo.jp/colored-life/

CATEGORY : KYOTO

SAKURA CAFE

December 18, 2011

 北泉通りと下鴨本通りの交差する下鴨北園町。広々と、ゆったりとした時間を楽しめるカフェができました。SAKURA CAFE!
 
 パンフレットによると、朝カフェ、昼カフェ、夜カフェ・・一日中やっているのね・・!前に車も置けて、便利です。京都の方には、下鴨のフレンドフーズのはす向かい!っていうほうが、わかりやすいかもしれませんね。2階は、フリースペースになっていて、ギャラリーとして使っていきたいということ。広いので、ちょっとしたパーティにもぴったり。ず~っと、ゆっくりしていたい・・そんなカフェでした。
 オーナーのYさん!ン年来の友人ですが、びっくりするほどのアイデアウーマン!そして、行動力の人。カフェをするのが夢なの・・と、また、実現されて。 会うたびに、いろんな話が楽しい方です! メニューも、どんどん更新してられるので、何度出かけても、新しい味に出合えそうですね!
 25日までのクリスマス・スペシャルランチは、ミートローフの焼き野菜添え!ボリュ-ムたっぷりで美味しそうですよ。
SAKURA CAFE は、こちらhttp://www.ameblo.jp/rarara-sakura-cafe/

CATEGORY : お手入れ

長くお使いいただくために

December 11, 2011

 オーダーでジュエリーをお作りいただいた方に、出来上がったジュエリーをお渡しする時、「もし、何か気になることがあったら、ご連絡くださいね」とお願いしますと、半分くらいの方は、エッ?という顔をされて、「どうかなるんですか?」と驚かれます。
 
 もちろん、世代を超えてお使いいただきたいと思っているジュエリーですので、慎重に、丁寧にお作りしています。けれども、ジュエリーは、身につけるもの。知らず知らずのうちに、汚れたり、ぶつけたりしてしまうことがあります。 時々、ツイッターでもお知らせしていますが、石によって、薬品に弱かったり、ちょっとした力に弱かったり、汗や熱に弱かったり・・。それぞれ、特徴があります。
 大切にお使いいただいていても、小さな変形から、石を留めている爪が、ぐらついてきたり、セットされた石の裏側にゴミがたまったりします。パールのネックレスなどは、使われる頻度にもよりますが、数年に一度は、見た目は大丈夫でも、糸替えをお勧めしています。
 そういうわけで、しまいこんであるジュエリー、時にはケースからだして、じっくりと見て御覧になることをお勧めしています。 また、毎日のようにお使いいただいていて、すっかり目になじんでしまっているジュエリーも、ちょっと引いた目線でみていただくと、セットされた石の裏側に、ぎっしりと汚れがたまっていることも。柔らかい歯ブラシなどで、そっと洗うだけでも、見違えるように綺麗になります。(珊瑚等多孔質の宝石は、洗剤の影響を受けることがありますので、ご注意くださいね)
 “大切にしたいもの”ほど、日々のちょっとした心遣いが、長く美しくお使いいただく秘訣!? なんだか、人間関係みたい!ですね。

CATEGORY : DAILY

HACCI

December 06, 2011

 以前、私のアシスタントをつとめていてくれてたSさん。今はママになって、とっても幸せそう。赤ちゃんを連れて遊びに来てくれると、部屋中が幸せオーラでいっぱいになります!
 彼女が以前送ってくれたプレゼント。どうなっているの?と思った包装を解いてみると、「うわぁ~!」この箱!ダイヤモンドの形で、面白い。説明書きのパンフレットも、ダイヤモンド形。パラパラと広げると、ダイヤモンドの形が連なって、本当にキュートです! 中身は・・といいますと、はちみつ。HACCI というネーミングもクスッと笑えますね。 
 いろいろな、花や、木によって、はちみつの味や香りも微妙に違って、食べ比べてみるのが楽しいです。赤ちゃんは1歳すぎるまで、はちみつは食べてはいけなかったとおもいますが、口のまわりをべたべたにして美味しそうに食べる日も、もうすぐね。また、会うのが楽しみです?
 化粧品や、スィーツなど、試してみたいものがいろいろありそうです。
 HACCI1912のサイトは、こちら  http://hacci1912.com/

CATEGORY : GEM

宝石を慈しむ

November 30, 2011

 「ジュエリーデザイナー」というと、ランチにディナーに夜毎のパーティ・・とどういうわけか豪奢な生活をイメージされる方が多いようですが、さて、皆様はどういうイメージをお持ちでしょうか? 
 少し前になりますが、ある詩人が、会場にいる人たちから言葉を一語づつもらって、それで即興の詩を作るという会に出かけたことがあります。その時、私はドキドキしながら「宝石」という言葉をお願いしたのですが、その方は「見栄」とか「虚飾」という意味合いで「宝石」という言葉を使われて、とても残念な思いをしたことがあります。 また、時々ではありますが、初めてお話しするのに、頭からジュエリーを否定される方もいらっしゃって、そんな時は、本当に悲しくなります。「ダイヤモンドに目がくらみ・・」って、時代でもないですものね。
 以前にも書いたことがありますが、高村光太郎のレモン哀歌や、宮澤賢治の小説など、明治期の作家の詩や本にでてくる宝石は、今よりずっとキラキラと貴重で、澄んだ輝きを放つものだったように思います。当時の人々にとって宝石は、小さな自然そのものだったのでしょうね。
 そう、宝石を使って出来上がったジュエリーは、本当に華やかで美しいもの。目にしただけで気持ちが高揚し、ごく自然にいつまでも大切にしたい! と思えるものですね。 毎日の生活必需品でもなく、ないからといって困りもしない。 けれども、小さな子供が花をみつけたら、折らずにはいられなくなるように、宝石にも、美しく人を引き寄せる 自然な力があるように思います。
 美しいものを慈しむ。
 自然に、気負うことなくジュエリーを身につけていらっしゃる方にお目にかかると、そういう心の持ちようを垣間見た気がして、ハッとします。パワーストーンといった、見た目の美しさだけでない石の力に目を向ける人が増えてきたのも、ちょっと虚飾だけじゃぁないのよ・・という人が増えてきているからという気もします。
  
 というわけで??でもないですが・・実際のジュエリーデザイナーの日常といいますと。 残念ながら、とっても普通。 「華やか!」と想像していただけるのはとっても光栄ではありますし、素敵な方に出会う機会は多いような気もしますが、 実際は、見栄にも、虚飾にもまみれず、毎日、真面目にコツコツとデザインを考えたり・・、作ったり・・、事務仕事に追われたり・・・しています!・・・泣
 

CATEGORY : KYOTO

「京の小袖」展

November 20, 2011

 バタバタと仕事に追われる日が続いてしまうと、この忙しいのに出かけるなんて!と、どんどん自分で自分の首を締めがちになってきます。(笑)そんな時、「ちょっと、一緒に出かけない?」と友達から連絡をもらうと、フッと肩の力がぬけて、かえって仕事がはかどったりすることがあります。・・???
 そんなわけで忙しい忙しい!!を連発していたわりに、この秋も、ランチや展覧会や・・その他もろもろ・・・しっかり堪能していました。 いろいろと、面白い展覧会があった中で、京都らしいといえば、やっぱり、和服がらみの展覧会。
 お知らせしたい・・と思っているうちに終わってしまったのが、人間国宝の北村武資展。近代美術館であった「羅」という織の一種の展覧会は、何の予備知識もなく出かけましたが、とっても見ごたえがありました。よく帯でみかけるざっくりとした織を想像して見に行ったのですが、あまりの繊細さにびっくり!また、案内のパンフレットが、うっすらと透けるトレーシングペーパーに両面から印刷されていて、繊細なのにゴージャスという、私好みのもので、感激でした。 ・・あ~、クリスマスプレゼントはこれがいい ♪ (パンフレットじゃないですよ)
 そして、もうひとつの展覧会は、京都文化博物館で今展示中の「京の小袖」展。友人2人が絶賛してぜひ見に行って!と知らせてくれました。桃山時代から江戸時代にかけての数々の小袖。「わびさび」とは対極の華やかな美しさ!デザインとしても見ごたえありそうですね。12月11日までです。お見逃しなく!
特別展 京の小袖   http://www.bunpaku.or.jp/exhi_kosode.html

CATEGORY : PRESS & NEWS

DIVA リーガロイヤルホテル大阪

November 18, 2011

 日に日に秋も深まって、街を歩くとすでにクリスマス一色! 寂しい冬になるかしらと心配していましたが、節電もいろいろと工夫されているようで、キラキラといつもの冬がやってきました。
 さて、いつもIMAIkunikoKYOTO のジュエリーをご愛用くださいまして、ありがとうございます。この度、大阪中之島のリーガロイヤルホテル大阪1Fの、ジュエリーショップDIVAで、新しくお取り扱いしていただくことになりました。正面玄関から入って、右方向、ショッピングギャラリーパレロイヤルにある、素敵なお店です。

 お泊りの方はもちろん、京阪電車中之島駅からは直接アクセスしています。JR梅田駅からは、リーガロイヤルホテルへシャトルバスが15分おきに。大阪国際会議場(グランキューブ大阪)もすぐ隣です。ホテル内のレストランも充実しているので、お食事もショッピングも!楽しみにお越しいただけたら嬉しいです。
 京都、そして大阪と、皆様の目に触れる機会が増えることで、ますます愛されるジュエリーをデザインしていきたいです。どうぞ、今後とも宜しくお願い致します。
DIVA    http://palaisroyal-osaka.jp/shop.php?id=S0000015
      http://diva-kisi.jp/

CATEGORY : GEM

リフォーム→リモデル

November 16, 2011

 長い間、ジュエリー業界で使われてきたリフォームという言葉。一般にも浸透していてなじみ深く、また、わかりやすく思っていましたので、私もずっとこの言葉を使ってきました。 けれども、英語ではどちらかというと、修理という意味で使われているそう。ジュエリーの作り変えに、この言葉を使うのはおかしいのでは?と、長らく言われ続けてきました。最近、業界全体としても、リモデルという言葉を使うという流れのようです。というわけで、私もこれからはリモデルという言葉を、使うことにしました。
  
 リフォーム、リモデル、プラモデル!って、職人男子がふざけていましたが、慣れるまで、ちょっと変な感じ!! 言葉にこだわるわけではありませんが、皆様のお手持ちのジュエリーが、本当に良い形でお使いいただけるよう、これからも、お手伝いできたら嬉しく思います。
 ○リモデルして、より新しいデザインで楽しんでいただけるようにすること。
 ○デザインはそのままで、修理をすることで、使っていただけるようにすること。
 ○そのままの形で、残すこと。
 ○地金などの価値で、換金すること。
 ご相談を受ける時、何が何でも作り替えるのではなく、以上のような選択肢のあることを念頭に、将来的に気持ち良くお使いいただけることを願ってお話ししています。ジュエリーは、身につけてこそ、その本領を発揮するもの。ご自分では古臭いと思われていても、そのままでジュエリーとして価値のある場合もあれば、ちょっと、手を加えることで、見違えるようになることも! どうぞ、お気軽にご相談くださいね。

CATEGORY : GEM

イザ!という時に

October 31, 2011

 この数年あちらこちらで、「貴金属地金買い取ります!」という広告をよく見かけます。ご存知のことと思いますが、貴金属地金価格は高騰を続け、この夏には最高値を更新しました。  数年前に18金のみで作ったペンダントトップなど、同じものを作ろうとすると、単純に材料だけで倍近くかかるということ。 大変です!!
 広告を見て、そういえば・・!とお祖母さまの引きだしや、閉めっぱなしの金庫など、今までなんとなく気にはなっていたものの、そのままになっていた “お宝” を、思い出された方も多いのではないでしょうか。 どうでもいい・・と思っていたチェーン。好きになれない・・と思っていたリングが、思いのほかちょっとしたお小遣いになったり、もしかしたら、それ以上になる。
 そう、イザ!という時に頼りになる! ジュエリーの立派な一面ですね。
 インド舞踊をしている友人のSさん。学生時代にインドの片田舎で勉強していたころの出来事を、以前、話してくれたことがあります。
 街中を、何気なく歩いていると、街の片隅に物乞いをしているような老婆の姿が。 気にもせずに通り過ぎようとすると、突然ぐっと腕を引っ張られて、何をされるのかと身構えたところ、ホロホロと泣きだされ、自分はこんなに貧乏で悲しく思っているけれど、あなたは指輪一つ持っていない。・・・と同情されたとか・・。
 当時学生だった彼女、ジュエリーなど着ける必要を感じたことがなかったけれども、何も着けていない、着けるものがないということが、この国でどういう意味をもつか・・にハタと気がついて、苦笑してしまったと話してくれました。
 ジュエリーの歴史の浅い私たちの国では、つい見逃してしまうジュエリーの一面。今一度思い起こしてみる時なのかもしれませんね。

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