BLOG

CATEGORY : KYOTO

京都ここだけの話

December 06, 2012

 先日ある集まりで、転勤族の方々にお目にかかったのですが、皆様京都に転勤が決まった時は、うれしいような、怖いようなだったそうで・・。 そんなに、京都人の“いけず”は、全国に鳴り響いているのでしょうか?

 昨今、京都本をだすと必ず売れるといわれているらしく、京都の本屋さんの売り場にも、たくさんの京都本が積み上げられています。 ちょっと、笑ってしまいますが、京都に住む私たちも、雑誌の京都特集の時は、つい買ってしまったり。 そして、新しいお店が載ってないかな、とか、有名人や、もしかして知人が載ってないかしら、と興味しんしん、チェックしてしまいます。 

 ただ、以前、雑誌「和楽」で食の対談をしたときも、ライターさんに、これこれこういう有名店にはは行かれませんか?と聞かれたのですが、実際京都に住んでいると、そうそう、何万円もするようなお店に毎日のように出かけるわけもなく・・・。毎日のように出かけている方もいらっしゃるかもしれませんが、私など、日ごろの生活は、いたって普通の質素な毎日。 

 それに、よく言われますが、長年京都にすんでいて、「お茶漬けたべませんか?」なんて、一度も聞かれたことがありません。 ただ、私が本当に凄いなぁと思う “京都人” の方は、・・たとえば、どんなに角がたちそうな場でも丸くやんわり収める方。 私は、そういう手腕が、とっても京都独特だと思っているのですが。 さてさて、京都外・・の方にとって、相変わらず京都は、ややこしい街なのでしょうか?

 日本経済新聞社 京都支社が編集されたこの本、新聞社だけあって、切り口が新鮮! 京都という街を、外から目線でクールに分析しながら、この街を楽しむすべを教えてくれています。 政治に関するポイントから、路地裏のバーまで、 よろしおした~♪

 こうして、読み終わってみるとやっぱり京都は特別な街なのかしら。・・と、ちょっと誇らしく思ってしまう、私も根っからの京都人。 でも、けっして“いけず”ではありませんので、悪しからず。

CATEGORY : DAILY

コール・リリコ コンサート

November 18, 2012

 文化と芸術の秋だから?、夏、暑くて出かけられなかった反動か、このところ、展覧会やコンサート、いろんな催し物で、大忙しの日を送っています。
 連日のコンサートや展覧会。どれも面白かったり、素敵だったり、印象に残っているものがたくさんあって、本当は、一々お知らせしたい所なのですが・・・。 そんな中、行ってきた、創立23年を迎えるコーラスグループ、コール・リリコのコンサートは、総勢30名ほどのマダムたちが、毎年何らかの新しいことに挑戦されて、そうして続いているのが、とても印象に残った楽しいコンサートでした。
 京都コンサートホールの小ホールが、満席になる大勢の人たち!23年の年月の厚みを感じさせるファン層。  壇上の皆さん、合唱組曲や、クラッシックの曲もそれぞれ優雅に歌いこなされましたが、 秀逸は、リリカルワールド、 「これでええんか (え!演歌?)」 !! ・・・このネーミングがすでに、このグループの性格を物語っていますね。 関西生まれの血が騒ぐ・・・。
 ウインナワルツのような、「星影のワルツ」、 カノン風の「大阪で生まれた女」、シャンソン、ジャズ、タンゴ・・・と 特にジャズっぽい「与作」 には、笑ってしまいました。 あぁ・・ここは、どこ!? 
 
 メンバーの皆さん、ドレスの早変りや、ダンス、パフォーマンスも楽しくて! 音楽を心から楽しんでいらっしゃるのが伝わるコンサートでした。 歌詞を覚えるのが大変なのよ・・とおっしゃっていたとは思えない出来!確かに、歌詞だけでなく、ダンスまでこなすとなると、大変そう。 

 団員を募集されています。木曜日、寺町丸太町の洛陽教会で、練習されていますので、ご興味のある方はどうぞ。

Aricoさんの新作アルバムのジャケットに使用されました

November 14, 2012

 11月14日、京都α・Station、金曜夜の人気番組「Arico Peter’s Restaurant」でおなじみのピアニスト、山下有子さんの新作CDが発売されました!

 CDジャケットで、有子さんが身に纏おうとされている南洋真珠のネックレス。 とっても気に入ってくださって、使っていただいています。 爽やかな空気の中、パールの一つ一つがリズムをもったようなデザイン。 南洋真珠というと、ちょっと重々しい感じになってしまうことが多いのですが、軽やかで、すっきりとした味わいがこのCDの雰囲気にピッタリ重なったようで、嬉しかったです。
 軽井沢千住博美術館映像の音楽を元に再構成された5曲と、「Arico Peter’s Restaurant」のテーマ曲の新バージョン他全部で11曲がはいっています。
 本能が目覚め、恋する気分高まる大人のためのピアノ! この間、友人に、「恋してる?」って聞かれたのですけれど、まずは、これを聞いて、本能を目覚めさせましょうか・・・?!

CATEGORY : GEM

ゴールデンパール

November 08, 2012

 レスリングの吉田沙保里選手が国民栄誉賞を受賞されました!五輪、世界選手権合わせて13連覇!大変な記録ですね。 そして、その13連覇に合わせて、13ミリのゴールデンパールをつかって、五輪の聖火をイメージしたデザインのペンダントが、副賞としてプレゼントされました。 黒地の華やかな振袖をきて、にこやかにほほ笑む吉田選手にお母様がペンダントをつけてあげられて、本当に、お二人とも嬉しそう! 

 三重県出身。真珠といえば、まずはこの県。 日頃は、パワフルなスポーツウーマンの吉田選手も、副賞は何がいいかと聞かれて、この真珠のジュエリーを希望されたそうです。 何よりの記念品ですね。

 ところで、たまたまテレビを見ていた時に一緒にいた○○くん。 ゴールデンパールは、ゴールドのジュエリーに白いパールをセットしたら、金色に変わるんですか? って・・! 一瞬、何のことか意味がわかりませんでした。 白いパールがブローチになったとたん、金色に変わったりしません。 ゴールデンパールは海から採られた時から、ゴールド! (確かに、染めのパールというのもありますが・・) 

ちょっと、びっくりしましたが、どんなに強い女子も、パールのペンダントなどプレゼントされたら、乙女心に火がついてしまったり・・するかも。 びっくりするような質問してないで、ジュエリーをプレゼントしたくなるような女子が早く見つかりますように。

ゴールデンパールを使ったリング

宝飾の雑誌JEWELに「葵afuhi」が掲載されました

October 01, 2012

雑誌JEWEL秋号に、掲載されました。
7月のイムラアートジェムでの新作展について、掲載いただいています。 連なるハート形の葵の葉の形に込められた想い、皆様にも伝わりましたでしょうか。

 先日、ある雑誌で、直接想いを口にするのではなく、物や歌に託して伝える日本の美意識について、ドナルド・キーン氏が話してられました。 美に対する日本人の繊細な心。 私たちの琴線にふれる「もの」、「こと」が、今、世界でも見直されているように感じます。

CATEGORY : DAILY

Hong Kong

September 27, 2012

 昔の人は良く言ったもので、お彼岸が過ぎて、朝夕ぐっと涼しくなりました。 9月に入って会った方々、夏の疲れで何も手に着かない・・という言葉をよく耳にしましたが、少しづつ過ごしやすくなってきましたね。
 さて、そんな日本を後に、世界的にも大きな香港のジュエリーショーを見に出かけてきました。 もう、何年ぶりかの香港!反日の気運高まるこの時期に、わざわざ、今行きますか・・と周囲にはちょっと心配されたのですが、特に問題もなく。 これ以上ない・・という数のジュエリーを見てきました。 世界各国のジュエリーにかかわる人々が集まるジュエリーショー、それはそれは壮観でした!
 こちらは、会場からの香港の風景。

  かなり覚悟をして、歩きやすい靴で出かけたにもかかわらず、1日目にして、足をひきずる状態。 場所柄、翡翠が非常に充実していて、中国では本当に愛されている宝石だということを、肌で感じました。 そして、ダイヤモンド! いろいろありすぎて、もうお腹いっぱい! それでも、こちらがいいね!いや、あちらが素敵!と話が弾んでしまう・・色石も、楽しいカットのものが充実していて、仕事とはいえ女でよかった~~!と思う数日でした。
 会場は、近代的なビルの立ち並ぶ一角。 そんな街中でも、ちょっとした広場で太極拳に励む人たち。

 少し足をのばすと、なんだか香港らしい界隈。

 こんなにいっぱいジュエリーがあるなら、もう作らなくても・・と思う反面、もっともっと!素敵なものがあるはず・・・。恐るべきは女心かもしれませんね。  ずいぶん、いい“気”をもらってきました。 やる気いっぱいになって帰ってきましたので、どうぞ、新作を楽しみにお待ちくださいね。

CATEGORY : DAILY

夏の海

September 12, 2012

 毎夏、祇園祭前後は展示会なので、どうしてもその前は、慌ただしく日を過ごすことになり、終わった後の一番夏らしいお天気の頃は、今年こそ夏を楽しむ!!と、宣言しながらも、あっという間に過ぎ去る・・の繰り返し。 とほほ・・な気持ちでいるのよ・・と友人に話していたら、“エッ?海に行きたいの?”という言葉。
 夏は海でしょう。と深く信じていたのですが、案外出かけたくない・・という方が多いのですね。 焼けるし、暑いし、海なんかとんでもない!という方が多くて、ちょっとびっくりしました。

 冬は、しっかり雪の積もっている場所で、夏は潮風に吹かれぼんやり過ごす。 街中のキラキラした中でわいわい楽しむのもいいけれど、自然の中にどっぷりとつかって、そんな時間をゆっくりと過ごしたいと思ってます。 そしてそんな時は、焼けてもいいわ!と思ってしまう方。 後で後悔することがわかっていても、夏のじりじりした太陽とむんむんとした香りに包まれると、これこそ夏!って気がします。(・・マズイですね)

 というわけで、今年も、ほんのちょっぴり、海で過ごしてきました。 ちょっと、夕方の写真ですけれど。 広々とした海を前にして、身も心もおおらかになった・・・かしら。

和楽「世にも贅沢な京都旅」にインタビュー記事がが掲載されました

September 02, 2012

 世にも贅沢な・・とは、なんともドキドキするネーミング。 しかも、その中で、「美味しいもの好きな京都人」が、お薦めしているのは・・・
 9月1日に発売された雑誌「和楽」10月号。 創刊11周年記念!の京都特集のなかで、「京都で美味しいものを食べるなら、ここへ行きよし!」とお薦めしているのは、骨董商の梶さん御夫妻、・・そして、私でございます。 いいのかしら・・・。 
 梶さんは、骨董街で有名な新門前通りで、屏風からお茶道具まで幅広く骨董品を扱っていらっしゃる方。奥様は、南禅寺近くで現代陶器を扱うお仕事をされています。 もうずいぶんと長いお付き合いのおふたりですが、お二人とも、全国の料亭やレストランとお仕事をしていらっしゃる関係上、“美味”については、ほとんどプロ。 御存じないお店なんてないのじゃないかしら?という感じの方々です。 そんなお二人とお話しするなんて、本当に恐れ多いのですが、一般人の目線!も大切ですものね。
  
 いろいろとお話ししているうちに、私の場合は、ただ味が美味しいというだけでなく、お店の雰囲気や建物、お庭・・全体的に、“良い感じ!”と思える所が好きだということが、今さらながらわかってきました。そして、ゆっくり、のんびりしていられるとうれしい・・。 いわゆるわがままなお客ですね。 でも、でも、そんな私たちを暖かく迎えてくれる懐の深いお店が、やっぱり京都にはたくさんあるのです!
 どうぞ皆様も、この秋はぜひ 「世にも贅沢な京都旅」 を満喫してください!
和楽のサイト  http://www.waraku-an.com/

地球テレビ エル・ムンド NHKBS1に池田美樹様が着用、出演されました

August 30, 2012

 ドキドキ・・・1時間があっという間でした!
 2年前の展示会の時に取材にお越しくださって、初めてお目にかかった池田美樹さん! 今年の展示会にもわざわざお立ち寄りいただき、久々の再会を喜びました。
 その彼女が、29日、NHKBS1の地球テレビ エル・ムンドで、私のデザインした今年の新作、“Afuhi”のネックレスとピアスを着けて出演して下さいました! 本当はもっと早くお知らせするべきだったのですが、都合で付けられないこともあるということで、直前に、ツイッターでのみ お知らせしました。

 本当に素敵だった! アンアンの編集者でもいらっしゃって、ファッションセンスは抜群!黒のドレスにゴールドのネックレスが映えて、本当に感激しました。今回 彼女が取材した「BENTO」。 放映後、なんと友人の勤めている会社だとわかり、またびっくり。
 放映後のみなさん 池田さんのツイッターから  http://twitpic.com/y5d6
 この日のゲストは、パディ・モローニさん。愛してやまないスティングや U2 といったミュージシャンたちが尊敬するケルト音楽の巨匠です。 グラミー賞を 7度も受賞したその方の目に私の作ったジュエリーが写ったなんて・・・あぁ・・感動です。 
 
 
 地球テレビ エル・ムンド http://www.nhk.or.jp/elmundo/prg/120829.html

CATEGORY : ART

特撮博物館 そして 日本ファッションの未来性

August 27, 2012

 先日東京に出かけた時、ちょうど「日本ファッションの未来性」という展覧会を東京都現代美術館(MOT)でしていると聞いたので、暑いさなかとぼとぼと出かけてきました。 本当にとぼとぼ・・というのがぴったりのこれ以上ない暑い一日。 何度も書いていますが、京都に住む者にとって、東京の駅と駅の間隔は、ありえなく遠い。 どこへ行くのもひたすら歩くイメージですが、東京にお住まいの方にとっては、なんてことないのでしょうね。
 さて、やっとの思いでMOTに着いてみると、大変な行列! 暑さと距離にすっかりめげていた私はクルッとUターンしそうだったのですが、どうやらこの行列は特写博物館の方。 並んでいらっしゃる方々も、微妙にオタクな香りが。 ふと、興味がわいて見てきました!!
 なかなか、面白かった! いまやCGで、なんでも出来てしまう?(くわしくないのですけれども)映像の世界。 火薬はもちろんセットの一つづつを手作りして、その撮り方を工夫することで、ビックリするような効果を作り出しています。 作っているおじ様、お兄様方の楽しそうなこと! 少年の心ここにあり!でした。 実物のセットの中で写真を撮れるコーナーもあり、こちらも大変な行列!

なかなか楽しい・・・。ぜひとも“男子!”とお出かけになることをお薦めします。

こちらは本物の東京・・・
 
 付け足しのようになってしまいましたが、 「日本ファッションの未来性」 も、ヨージヤマモトにはじまり、歴史に残る洋服とは、という展示。 何十年も前のデザインが、今に至っても古びない!“良いデザイン” の力を感じました。
東京都現代美術館のサイト  http://www.mot-art-museum.jp/

CATEGORY : DAILY

Nantucket Basket

August 25, 2012

 端正な、という言葉がぴったりな籐のかご「ナンタケットバスケット」 
 アメリカ、ニューイングランドのケープコッド沖にあるリゾート地、ナンタケット島の伝統工芸品です。 このバスケット、籐で編まれたバスケット界のエルメスと言われているそう。 金具部分の白いところは象牙!で、飾りは貝やクジラの形のパーツで作られています。一見和風のかごにもみえるのですが、良く見ると海の香りがするリゾート感あふれる雰囲気。
 白井由香里さんと言う方が作ってらっしゃるそうで、洋服はもちろんお着物にもぴったりですね。
 ルビーのポイントのついた白珊瑚のピアスに、大きめのレインボームーンストーンのリング、つばの広い帽子などをかぶって、リゾート地、ナンタケット島で、ゆっくりと、遅い夏休みを過ごしてみたい!!です。
ナンタケットバスケット展示会
 日時 8月24日金曜日?31日 11時?16時まで
 場所 FIORISTA サロン 京都市左京区一乗寺野田町6番地

CATEGORY : ART

「パール 海の宝石」展 -兵庫県立美術館ー

August 20, 2012

 暑い暑い・・本当に毎日ただただ暑い・・ですね。 暑いと言えば、中近東。アラブの国々はどれほど暑いのでしょうか。 ドーハがカタールのどこにあるのかさえも、ちょっとあやふやだった私。今年、そのカタールと日本は国交樹立40周年だそうです。いくらアラブの国とはいえ、案外と短い気がしますね。
 ところで、“カタールと真珠”と聞いて、ピンとくる方はいらっしゃるでしょうか?
 アラビア湾の南岸にきゅっと突き出た小さな半島がカタール。 カタールと言うと、「石油」「ドーハの悲劇」しか想像できなかったのですが、石油が産業になる前は、そして、日本で養殖真珠が盛んになる前は、アラビア海でのパールの採取が、主要産業だったそうです。 どうしてもあのアラビアの白い民族衣装を着た男たち・・が、海に潜る図が、想像できないのですが、また、そこで採れたというパールのカラフルなこと。

 写真下の、カラフルなパールたち。すべて、アラビア海で採れた天然真珠だそう。ブルーや珊瑚色のものもあって、不思議ですね。 ウジェニー皇后やエリザベス・テーラーなど、華やかな著名人たちがまとった宝飾品も展示されるそうです。
 ネパールのラマ家の一族が用いた頭飾りの写真も載っていましたが、ふんだんに使われたパールや宝石類が圧巻!ネパールのような内陸部に、これほど大量にパールが持ち込まれていたのにも驚きましたが、これだけの数を買い集められる財力にもびっくり。 ネパール → ヒマラヤ → シェルパ ・・宝石とは無縁 という通り一遍のイメージも、改めないといけません!
 展覧会の開かれている兵庫県立美術館は、ご存じの方も多いと思いますが、安藤忠雄さんの設計。建物自体も見どころいっぱいです。以前、世界的に有名なメキシコの建築家の方々と この美術館を一緒に見学した時のこと。 数名で、ざわざわ話しながら、見まわっていたのですが、ある部屋に入ったとたん、「すばらしい・・・」とつぶやくようにおっしゃられて、しばらくし~んと黙りこまれたのが、印象的でした。・・さて、どの部屋でしょうか? こちらも、お見逃しなく。
パール 海の宝石展 はこちら   http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1207_pearl/t_1207_pearl/index.html
美術館の建物について はこちら  
 http://www.artm.pref.hyogo.jp/2002-2008old/information/archtect/index.html

CATEGORY : DAILY

2012びわ湖大花火大会

August 12, 2012

 毎日、「暑い暑い・・」ばかり、口にしてしまいますが、8月もこの頃になると、ちょっと暑さも和らいできた気がしますね。 先日、友人ご夫妻が花火大会が室内から見られるから来ませんか?とお誘いくださったので、久しぶりの花火!と楽しみに出かけてきました。
 すぐ、湖岸の最高のロケーション!! ほどなく花火が始まると

 こんなんじゃ、迫力がない・・、いや、もうすぐもっとすごくなる・・と、みんな喧々諤々・・・ 

 いよいよ・・

 外に出た方が、音が凄い~!!という声に、出てみると、おなかに響く音! ・・・ちょっと、怖いくらい。

 大迫力!水面に花火がうつって本当にきれい!
 
 この日は、ご夫妻の友人が大勢いらしてたのですが、山岳会関係の方々で、エベレストに登られた・・とか、三角点を研究?しているとか・・・皆さん、ちょっとお茶目な大人たち! 仕事もばりばり、趣味もどんどん! で、素敵でした。 頑張って体動かさないと!!

新作展が終わりました。

July 22, 2012

 イムラアートジェムでの新作展が終わりました。どうしてわざわざ・・と思うほど、嵐のような雨であったり、うだるような暑い日であったり、お越しいただいた皆様には申し訳ないようなお天気続きだったのにもかかわらず、大勢の皆様にご高覧いただきまして、感激しています。 ありがとうございました。

 毎年のこととなりましたが、会期中は祇園祭の最中で、遠方からも大勢の方に来ていただくことができました。七夕ではありませんが、一年に一度の出会いがちょっぴり懐かしく、お変わりのないご様子を大変嬉しく思いました。 結婚式の帰りなの・・とお疲れのところ、それでも来てくださった方。 ジュエリーには全く興味ないんだけど・・などと憎まれ口をききながらも、暑いさなか立ち寄ってくださった方。 ちっちゃなお客様も何人か来ていただいて、和やかで楽しい新作展になりました。
 今年の新作展では、葵の葉の形、ハート型を私なりにアレンジしてみました。ゴールドを使ったシリーズでは、金属でありながら、軽やかな雰囲気がでるようにモチーフの付け方を工夫してみたり、ディテールに繊細なパーツを使ってみたり、制作もずいぶん楽しんだ感じです! また、ホワイトゴールドをつかって、気軽に日常使い出来るタイプのもの。 ルビー使いの可愛らしいシリーズなども作ってみました。 ハート型はどんな女性にとっても、なんだか気になるモチーフ。 ちょっと大人も楽しめる、そんなジュエリーができたのではと思っています。
 人と人が出会う時のちょっとした気持ちの華やぎをイメージした今回の新作展。その通りに、多くの方との出会いが、私たちの毎日を楽しく温かいものにしてくれているように思います。
 引き続き、イムラアートジェムにてお取り扱いいただいています。 どうぞお近くにお越しの節は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

2012年 新作展

July 07, 2012

 7月に入り、そろそろ梅雨明けが待ち遠しい気分ですね。 とはいえ、今年の京都は去年に比べれば随分と過ごしやすい梅雨でした。 蒸し暑いといっても、今までのところは、なんとか耐えられる範囲内。 節電の夏ということもあり、みんなで冷房付けてもいいかしら・・、ちょっと我慢しようかしら・・などと相談しながら、なんとか蒸し暑さをやり過ごすことができました。
 さて、ご案内がとても遅くなってしまいましたが、今年も、京都ホテルオークラ内のイムラアートジェムで、夏の新作展をすることになりました。今回のテーマは、「Afuhi」 葵、をイメージして制作してみました。葵祭のときに飾られる葵の葉っぱ。可愛らしいハート型で、その言葉のもとに、「逢う日」という意味があることを知って、ずっと気になっていたモチーフです。
 まずは目にしただけで可愛らしく思えてしまう、そんなハートを自分なりに、いろいろな形に表現してみました。 ちょっと、大人っぽかったり、モダンだったり、すご~く甘かったり。 皆様にも楽しんでいただきたいと思っています。 ぜひ、ご高覧下さいませ。お待ち申しあげております。
 
■イムラアートジェム
期間: 2012年7月11日(水)~18日(水)
場所: 京都ホテルオークラ 地下1F ショッピングアベニュー・コンフォート内
   京都市中京区河原町御池角
営業時間: 11:00am~8:00pm (年中無休)
tel/fax : 075-231-6116

……….
TITLE icicle Afuhi 葵 -あふひ-
ITEM Necklace
MATERIAL K18YG
……….

CATEGORY : JEWELRY

Afuhi 葵 -あふひ- —original jewelry

July 06, 2012

……….
TITLE icicle Afuhi 葵 -あふひ-
ITEM Necklace
MATERIAL K18YG
……….
Afuhi 葵 - あ ふ ひ –
どきどきする気持ち
ときめき
こみあげる想い
困惑
複雑な思い
晴れやかな笑顔
心待ちにしていた人と逢う そんな誰かと逢う特別な日 “あ ふ ひ”
古くから和歌などに好まれて詠まれてきた “あふひ”。
“あふひ”の“ひ”は、生命力や神霊を指し、“ひ”に めぐり“あう”、“縁”が語源とされています。そして、その象徴として、“葵”が大切にされてきました。賀茂神社の神紋でもあり、葵祭で挿頭(かざし)に使われるのもこの二葉葵です。古歌にある“あふひ”は “逢う日”と 掛詞になっていて、人々の切ない想いやときめきを今に伝えています。 
風薫る五月、二葉葵はハート型の葉の間に淡紅紫色の可愛らしい花を咲かせます。 
その昔から、めぐり逢う日を願って想いを託されてきたこの葉。この小さなハート型の葉に込められた、そういった様々な想いをジュエリーにかたどってみました。

A Fu Hi ― Hollyhock ―
Excitement,
Fast beating heart,
A surge of sentiment,
Embarrassment,
Complicated feelings, and
A bright smile
On that special day “A Fu Hi,”
When you meet the person you’ve been waiting for
Afuhi or hollyhock has often been seen in tanka through the ages.
The Japanese word hi in afuhi means power of life or sacred spirit. The original meaning of afuhi is, therefore, to encounter (afu or au) hi, or in other word, karma. Accordingly, the hollyhock plant (afuhi or aoi) has a significant meaning for Japanese people as a symbol of karma. Futaba aoi (double-leafed hollyhock) has been used as the Kamo Shrine’s crest, and it is also worn as hair ornaments by the participants in the traditional Aoi Festival. The word afuhi in old Japanese poems often incorporates the meaning of auhi (a day for meeting someone), representing even today the painful longing and the passion of the people of ancient times.
In the gentle breeze in May, pretty fuchsia pink flowers of futaba aoi come out among heart-shaped leaves. From ancient times these leaves have conveyed people’s wishes to see their loved ones. I have created jewelries to embody the various sentiments which people associate with these small heart-shaped leaves.

CATEGORY : DAILY

吉本100年物語

June 29, 2012

 忙しいでしょう・・といつも気遣ってくださる皆様には、本当に申し訳ないようですが。
 行ってきました吉本興業創業100周年記念公演の、吉本百年物語。
 吉本といえば、関西が誇る、お笑い界のドン!?ですね。 子供のころから土曜日の午後ともなれば、親たち・・だけでなく、なんとなく子供たち同士でも、こんなの見るの~?といった空気を漂わせながらも、結局、テレビの前で、ゲラゲラ笑っていた覚えがあります。 大人になってからも、微妙に言い訳しながら、家族がテレビを見ているのを、一緒になって楽しんで ・・。 お決まりのオチが、なつかしく、可笑しいですね。
 というわけで、大ファンの池乃メダカちゃん!は、出られるのかなぁなんて思いながら、出かけたのですが、この吉本百年物語、吉本新喜劇とは、ま~ったく違うお芝居でした。 少しは予習して出かけないと誘ってくれた友達にも申し訳ない。 
 
 主役の中川晃教さんのパワフルな声!が迫力で、カンペイさんとの、掛け合いもテンポ良く、そこはやっぱり吉本の劇。 アジアンの隅田美保さんは、大正、昭和のお着物がとってもお似合いで、新たな魅力発見でした。 NMB48のダンスや歌もとっても華やかで可愛いらしい!
 でも、彼女たちが舞台いっぱいに並んだラインダンス。女性目線では可愛らしく元気で良かったのですが、どちらかというと“色っぽさ”よりは、なんだか体育会系な感じがして、そのあたり、男性方はどんなふうに感じられたかしら? 感想を聞いてみたかったです。

吉本100年物語のサイトはこちら   http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

CATEGORY : GEM

ジュエリーウォッチ

June 15, 2012

 “宝石”という言葉を聞いた時にまず思い浮かべるのは、きらきらとした輝き?それとも、カラフルな色でしょうか? 
 きらきらと光るという意味では、ダイヤモンドが、“輝き”の代表格。けれども、そのダイヤモンド。歴史的にはあまりに硬すぎて、長く研磨の方法がわからず、美しさというよりは、その硬さに対する畏敬の気持ちから大切にされてきたという経緯があります。そして、ほとんどの宝石は、カット技術の進歩で、より輝きを増してきたもの。
 自然な気持ちで見た時、まず目に入るのは、「美しい色」でしょうか。
 先日、たまたま雑誌を見ていたところ、カラフルな腕時計が・・

 ディオールのジュエリーウォッチ。
 近頃、カラフルな文字盤だからといって、特に珍しくは感じませんが、上から、ラピスラズリ、スギライト、ターコイズといった天然石が使われています。 右下のカラフルな文字盤はオパール。
 ルビーやサファイアといったゴージャスな宝石を使った腕時計も、たくさん目にするこの頃。それぞれに素敵ですが、ぱっと目にするこの色が、エジプトやペルシャの王朝の時代から大切にされてきた宝石たちだと思うと、シンプルながら、ちょっと他には代えがたいもののような気持ちになりますね。 
 

CATEGORY : お手入れ

ジュエリーでケガ?!

May 31, 2012

 ジュエリーをご覧になる時、皆様はどんなところに目をとめられるでしょうか? なんとなく可愛い~!と全体の雰囲気でご覧になる方、宝石の大きさや価値に目を奪われる方も多いかもしれません。ショップの方から作りの確かさや、見どころ!の説明もあるでしょう。
 
 一般的に、どのようなデザインのジュエリーでも、肌あたりの部分は なじみが良いように、そして、尖った形をデザインに取り入れたいときは、目の錯覚を利用して尖っているように見せかけたり、使用中に出来るだけ引っかかりのないようにと、いろいろな工夫がされているものです。
 ところが、場合によって、身につけるのに不都合がない範囲で、デザイを優先する時があります。特に、(限られるわけではありませんが)コンテンポラリージュエリーなどで、デザイン上のコンセプトを際立たせたいために、使用感よりデザインを優先して制作されているジュエリーがあります。

ちょっと、極端な例ですけれど・・。
 本来ジュエリーは身につけて初めて完成するもの。 決して尖っていたり、大きすぎたり、重すぎたり・・というものはジュエリーとしては良くない気もしますが、洋服でも、毎日は着られないけれども、何かの折には着てみたいタイプの洋服ってありますね。
 幼稚園の先生や看護師の方々。そういった方々は、お仕事中に指輪等を着けられることはありません。 プロでなくても、小さい子供たちと遊ぶ時、自然の中で思い切り遊びたいような時には、自ずからその場にあったジュエリーがあります。海外では、小さな子供たちもよくピアスをつけいて、とても可愛らしいと思いますが、まだ判断力の乏しい小さな子供がひも状のネックレスをつけていたりすると、何かに引っかかって首吊り状態になったりしないか、心配になります。
 TPOという視点以前に、そういった安全上の気づかいは必要。
 貴金属は熱伝導率が良いため、たとえば、ネックレス、指輪、ピアスなどを着けたままサウナに入ると火傷の原因になります。極寒のスキー場などで、ピアスをつけたまま長く屋外にいると、凍傷になってしまうこともあるそうです。
 大きめのデザイン重視のリング等も、エレガントに食事を楽しむ時などには、ぐっと映えて素敵ですが、人ごみの中では、はた迷惑な代物になっているかもしれません。 
 人を傷つけないと同時に、自分も傷つけない。当たり前の気づかいですが、ちょっと気をつけて、誰からも一目おかれる素敵な着こなし、着けこなしをしてみてください。

CATEGORY : DAILY

サファイア

May 28, 2012

 湊かなえ著の「サファイア」。 ドキッとするこの表紙! ひんやりとした空気感がなんとも私好みで、衝動買いしてしまいました。映画にもなった「告白」の作家ですね。
 
 真珠/ルビー/ダイヤモンド/猫目石/ムーンストーン/サファイア/ガーネット と、それぞれの宝石を題名に、短編がつづられています。日ごろすっかりあたりまえになってしまっている宝石。こうしてみると、それぞれに、イメージが膨らんで宝石の持つイメージって思いのほかはっきりとしていますね。
 本の内容のほうは、読んでのお楽しみ! 登場人物に、どうにも苦手なタイプが出てくるのですが、そういう人にも何か救いがあるのが読んでいてホッとしました。
湊かなえ著 「サファイア」http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=4194

SEARCH

ARCHIVES