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御所西 IMAIkunikoKYOTOギャラリー にて ジュエリー展

November 25, 2014

真っ赤なモミジと、真っ黄色のイチョウ。 晴れやかな秋の到来ですね。

Regardez, une étoile filante !  見てごらん、流れ星!

IMAIkunikoKYOTO では、移転して初めてのジュエリー展を御所西のギャラリーにて、開催いたします。 この数年お気に入りの星のシリーズ。 今回は、キラキラとカラフルに光る宝石を使って、心躍る楽しいリングを、デザインしてみました。

写真は、ペリドット、グリーントルマリン、グロッシュラーガーネットを使った、クリスマスカラーのリング。 指を挟みこむようにセットされたゴールデンパールと宝石の光に、空を翔る流れ星のきらめきを感じていただけたらと、思っています。

いよいよ師走。少しばかり慌ただしく忙しく思う気持ちを、ゆったり楽しいものに変えてくれる、指先の輝き! ぜひ、手に取ってご覧になってみてください。

■ IMAIkunikoKYOTO  ジュエリー展

期間:   2014年11月28日(金)~30日(日)
場所:  IMAIkunikoKYOTO  ギャラリー
    京都市上京区烏丸通中立売り西入る花立町486-2
営業時間:  11:00am~5:00pm 

リングは、こちら

http://www.imaikuniko.jp/jewelry/original/1992.html

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GRASSRIGHT

February 01, 2014

今日は、京都で活躍中の hiphopアーティスト GRASSRIGHTさんのご紹介。  

明日、2月2日、 1st ALBUM “In The Seventh Heaven” が発売されます。 CDのジャケットも、イマジネーション広がる不思議な雰囲気で、とっても好み!

そのアルバムのプロモーションビデオ 「yes…」。 日本のヒップホップは、実はじっくり聞いてみると、海外のミュージシャンや、そのファッションのイメージとはまったくちがって、内容は、思った以上に?「まじめ」。 よく通る声、ひたむきな感じが、いいなぁと思いながら、聞いてます。 歌うことに才能のない私には、眩しいよう。 ビデオの中の京都の風景が、キラキラ輝いて外国を旅しているように思えました。 よく知っているお気に入りの道も、撮り方によって、こんなに違って見えるのですね。

「yes…」は、こちら   
http://m.youtube.com/watch?v=cf4uZBqyLB8

CD 「In The Seventh Heaven」 は こちら 
http://wenod.shop-pro.jp/?pid=70153986

CATEGORY : BLOG DAILY

便り

January 29, 2014

最近の大学生は年賀状を出さないとか。せっかく、年に一度のお正月の朝の楽しみ。 メールで十分ということですが、なんだかもったいない気がします。お正月に限らず、デザインの凝ったカードや、素敵な切手の貼られた封筒を受け取ると、とってもワクワクするもの。 ふとした時に受け取るそんな手紙は、本当に心に残りますね。 茶道の関係では、今でも 巻紙に筆で書かれた手紙を受け取ったりしますが、そういう手紙も、返信するのは、ちょっと気が重いというものの、大変うれしいものです。

フェイスブックやツイッター、ラインなど、どんどん便利になって、楽しい半面、ちょっと追い詰められるような気持ちになったりすることはありませんか。 私の場合は、とても熱心に見ている日々があるかと思えば、何日も見なかったりと 我ながら、ずいぶん身勝手ですが、 無理をしないで、楽しんでいます。 中学生くらいだと、10秒ルールがあるとかで、想像しただけでも窮屈ですね。 結構大人になっていて(笑)良かったです。

年末、スイスからメールをくれた友人。貴方のブログを読んだのだけど、と一言。ドイツ語圏のスイス人。英語はもちろん堪能な方ですが、日本語で書いたブログなのにどうして?・・と思ったら、変換ソフトを使って、なんとなくわかった・・とか。 何となく・・という言葉に笑ってしまいますが、パソコンならではの、利便性。 思いもよらない人からの、思いもよらない便り。 嬉しかったです。

夏のスイスの写真をいただいたのだけれど、今はこんな感じ? 

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初春のお慶びを申し上げます。

December 31, 2013

初春のお慶びを申し上げます。

昨年は、あっという間、 ゆっくり立ち止まって考える間もない一年でした。 仕事を始めてからずっと、ただ作るという行為そのものが好きで、楽しかった。 今も、デザインや作りの机に向かうと、しっくりホッとする自分を感じます。 初めてこの仕事についた日のことを、昨日のことのように思い出します。 作ったりデザインすることが、いちいち楽しい・・・そんな気持ちで、今日まで、この仕事にかかわってきました。

振り返れば、長い年月、多くの方々に支えられて、ここまで一つの仕事を続けてこられました。この幸せに感謝し、これからは、ちょっと違った視点でも この仕事にかかわれないかなと思い始めています。
2014年を迎えるにあたり、また一歩、小さくても前に進もう! 気持ちを新たにしております。

「La nuit etoilee 星月夜」

星は、昼間 目には見えなくても、遠い空の彼方にあって、いつもキラキラと光り輝いているもの。 そして、まわりが暗くなったとき、見上げれば、私たちの目にその光を届けてくれます。いつどんな時も、皆様のそばにあってキラキラと輝いていたい。

新しい年が、皆様にとって、幸い多い年となりますように、心からお祈りしています。

今井訓子

…….
TITLE La nuit etoilee 星月夜
ITEM Necklace/Ring/Pendant/Pierced Earrings
MATERIAL K18WG K18YG Diamond/Aquamaline/South Sea Pearl

すべてが眠り
しんと静まりかえった夜
裸足で森を歩いてみる

ひんやりと足の裏に伝わる冷気
木々の香り

満天に広がる星

目を閉じると

肌にささる天からの眼差し
夜空のざわめき

そして、美しいものたちの気配

CATEGORY : JEWELRY

La nuit étoilée星月夜 -original jewelry-

December 31, 2013

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TITLE La nuit étoilée星月夜
ITEM Ring
MATERIAL K18WG Aquamaline Diamond
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CATEGORY : JEWELRY

Ring Y -bridal jewelry-

December 30, 2013

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ITEM Ring
MATERIAL Pt Diamond
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CATEGORY : JEWELRY

Ring M O -bridal jewelry-

December 30, 2013

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ITEM Ring
MATERIAL Pt Diamond
……….

CATEGORY : JEWELRY

Ring W -bridal jewelry-

December 30, 2013

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ITEM Ring
MATERIAL Pt Diamond
……….

CATEGORY : JEWELRY

Ring S N -bridal jewelry-

December 30, 2013

……….
ITEM Ring
MATERIAL K18WG Diamond
……….

TV「極上の京都」に出演しました

December 11, 2013

12月8日、KBS京都放送で放映された「極上の京都」―京都人の案内する本物の京都ーをご覧くださった皆様。 ありがとうございました。

放映中から、沢山のメールや電話をいただき、大変嬉しく思いました。皆様のあたたかな応援の気持ちを感じ、これからも、ますます皆様の心に響くようなジュエリーを作っていきたいと思っています。

ところで、ビックリしたという感想の多かったのが、やすりでジュエリーを削って作っているシーン。 確かにジュエリーデザイナーで、作りにもかかわる方は少ないかもしれませんね。最近は、コンピューターを使った方法も一般的になりつつあり、ワックスを使ったり、いろいろな技法を場合に合わせて制作しています。 デザイン画を描くだけでなく、細かく職人さんと打ち合わせをしたり、自分も制作にかかわることで、絵だけでは表せないイメージが、ジュエリーとして一つの完成された形になると考えています。

ジュエリーデザイナーというとかなり華やかなイメージ?のようですが、ちょっと遠かったみたいですね。

14日土曜日 8:30-8:55 再放送があるそうです。 お見逃しになられた方、よろしければぜひご覧くださいませ。

TV「極上の京都」に出演します

December 05, 2013

しばらく、ご無沙汰してしまいました。 12月に入り、街はクリスマス一色ですね。
さて、この度、TVに出演することになりました。 

「極上の京都」 です。

京都を活動拠点とする各ジャンルのマエストロたち (だそうです) が週替わりで登場し、その人の視点で「私にとっての京都」を紹介するという番組です。

日頃、スタジオでジュエリーを相手に、黙々と?仕事をしている私。 人前で、しかもTVカメラにむかって話しをするというのは、私にとって大変なチャレンジでした。 ジュエリーをデザインしたり、作ったりしている場面の他、京都でお気に入りのショップを3軒、ご紹介しています。 

今まで、この番組に出演されてきた方々は各界の著名な方ばかり。 だいたいが、のんびりしていると評されている私ですが、本当に緊張いたしました。 撮影現場にいた友人に、あなたでも緊張することがあるんだ・・などと、冷やかされましたが、いえいえ、本当にドキドキで・・・。 

日時: 12月8日(日)22:00~22:25 放送 KBS京都
番組: 極上の京都 – 京都人の案内する本物の京都 –

撮影スタッフの方々も、慣れない私にとっても温かく、おかげさまでなんとか撮り終える事ができました。 かなり気恥ずかしい感じではあるのですが、是非どうぞ、ご覧くださいませ。

CATEGORY : BLOG JEWELRY GEM

Baby Bracelet

November 01, 2013

11月に入ると、七五三のお参りですね。
ベビーブレスレットは、赤ちゃんの誕生、そして、すくすくと育った節目をお祝いするのにぴったりのジュエリー。

写真は、今年の新作  La nuit etoilee 星月夜のシリーズから。繊細なチェーンと優しいパールに、ダイヤ入りの小さな星が輝く、とっても可愛いベビーブレスレットです。

写真撮らせてね~と、生まれた時からお願いしていたYちゃん。 撮影の時はちょっとびっくり?ママにしっかと抱きついて離れなかった彼女ですが、今からこんなに可愛らしくて・・どんなに素敵なお嬢さんに成長されることでしょうね。

大きくなるにつれ、チェーンの長さを調節できるので、大人になるまででも、ちょっとしたお出かけに、おしゃまなお洒落を楽しめます。 大切なお子様に寄り添って、プレゼントした方の想いを伝え、いつまでもキラッと輝き続けるブレスレット。 生まれた時から本物のジュエリーに触れて育つなんて、幸せですね。

可愛いハートが揺れるahuhiシリーズも、今のお子様たちなら、中学生くらいから、楽しまれるのでしょうか。 ご両親、そして、ご家族の皆様からの心のこもったプレゼント! きっとずっと大切にしていただけることと思います。

SHICHIGOSAN celebration is coming up in November.
Baby bracelet would be the perfect gift to welcome newborn babies or to celebrate the growth of children.

 

宝石の雑誌JEWELに「La nuit etoilee 星月夜 」が掲載されました

October 12, 2013

宝飾の雑誌 JEWEL秋号に、7月の新作展で発表した La nuit etoilee 星月夜シリーズのリングが、掲載されました。

今回のテーマ La nuit etoilee 星月夜 。

可愛いというイメージが先行して、星のモチーフをオリジナルで作ってみたいという気持ちになかなかなれなかったのですが、作ってみると、やっぱり誰からも愛される永遠のモチーフ! いつの間にか、 大好きになってしまいました。 
 
7月の新作展で、いろいろとイメージをふくらませて作ってみた星のジュエリー。大人の女性が楽しめるシリーズとして、皆様からも好印象を持っていただいたようです。 JEWELでは、「装う人のもとで流星のごとく輝きました。」と、書いていただいてます。いつまでも、心に響くジュエリーであったらと、思います。

ショップには、ピアスやペンダントなどもご用意しています。どうぞ、お手にとってご覧になってくださいね。

CATEGORY : KYOTO

祇園 温習会

October 04, 2013

 春の都おどりに対して、秋は温習会。 京舞井上流の会です。

 お誘いくださったお友達。皆さんお着物でいらっしゃるというので、久々、髪もセットして出かけてきました。 今回は、ちょっと華やかに、総柄の水色の着物。花紋で、ちょっと遊んでいます。 お茶会じゃないので、帯留めも楽しんで。 会場の甲部歌舞練場は、祇園花見小路通の南の方。京都の中でも、特に京都らしい街並みなので、この辺りに来ると、なんだか観光気分になります。歌舞練場の前では、花街のお姉様方が揃って、ご挨拶くださって、一気に祇園気分に!

桟敷席です。 こちらからも良く見えますが、 観客席からも、よく見えるらしく、ご挨拶に、きてくださる方や、家に戻ってから、来てたでしょう…と、ご連絡いただいたり。晴れがましい~! なかなか楽しい体験でした。

踊りの後は、今話題の和食のお店で食事をして、出演されていた元?芸妓さんのお店へ。 素晴らしい踊りだったので、すっきり満足されているのでは、と思っていたら、先生方に、いっぱいダメ出しされて、ガックリです?と、情けない?(笑) 言葉。

芸の道は、キビシおした…。

CATEGORY : DAILY

利休にたずねよ

September 21, 2013

東映の撮影所で、試写会をするから来ませんか?

昭和の初期の頃から、ずっと撮影が続けられてきた撮影所!ぜひ、行ってみたいですよね。 撮影所のある太秦は、京都の碁盤の目からは、西に少し離れているので、嵐山より東、東大路通より西と、北区界隈で生活している私には、普段はあまりご縁のない場所です。映画村や広隆寺があるところといえば、わかりやすいでしょうか。

上映作品は、“利休にたずねよ”。

モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した作品です。 茶道友達の間でも話題になっていた原作。その本が直木賞を受賞した時、早々に読んで、どんな映画になるのか楽しみにしていました。

考えつくされたワンシーンごとの風景が本当に美しい映画。。 そして、海老蔵さんの存在感にびっくりしました。歌舞伎界の方々は独特ですね。 お父様の團十郎さんといい、画面からはみ出さんばかりの迫力に、圧倒されました。

印象に残ったのは、しばらく、師である利休から離れていた弟子が、利休を訪ねてくるシーン。 師と弟子がお互いに手を取り合って、再会を喜び合っている姿に、ふと、亡くなった茶道の先生を思い出して、もらい泣きしてしまいそうでした。 私など弟子というには、おこがましいのですが、長い年月、一から手を取って教えていただいたこと、振り返ると本当にありがたい、胸に迫るものがありました。
 
試写室をでて、ちらっと中をのぞいてみると、廊下の両側に並ぶ部屋に、それぞれ、「~~組」の文字が。 昭和を彷彿とさせる建物といい、なんだか、時代を感じる楽しい一日になりました。

映画「利休にたずねよ」公式ホームページはこちら  http://www.rikyu-movie.jp/

CATEGORY : DAILY

佐賀県 武雄市図書館

August 13, 2013

先月7月17日に新作展が終わってから、早や一ヵ月、ゲリラ豪雨の中、大勢の方にご高覧いただき、ありがとうございました。 感謝の気持ちでいっぱいです。展示会は、直接、お客様とお話しできるいい機会。エネルギーをチャージした気がします。 ブログをご覧いただいている皆様にはお礼が大変遅くなってしまい失礼いたしました。

この一ヵ月、展示会時にオーダーいただいたジュエリーを作ったり、また、それ以前からご注文をいただいていたものをご用意するのに、目の回るような毎日でしたが、そんな中、縁あって九州まで、出かけてきました。 そこで、たまたま地元の方から聞いたのが、この武雄市図書館。 武雄市に出かけたわけではないのに、その周辺、どこへ行っても、「武雄市図書館には行かれましたか?」という質問。 九州まで来て、なんで図書館?と思ったのですが、皆さんとっても、自慢げ!!・・・そんなにおっしゃるのなら・・と、行ってみました。

まずは、目をひくモダンなこの外観! 車寄せがスロープになっていて、玄関口まで車で乗り付けることも可能です。 そして、車いすの方も、誰の手も借りず、外から一人で入ることができるようになっています。 最近の立派な建物は、見た目はすごく素敵で恰好よくても、玄関まで気が遠くなるほど遠かったり、人の送り迎えもしにくかったり。 とても不満に思うことが多かったのですが、こちらは、アプローチから、いい感じ!

そして、中に入ると、TSUTAYAやスターバックスが!
食べ物を、図書館で出すのには、いろいろ意見があったようですが、結果的には良かったようですね。 まだ、字も読めないんじゃない?と思うような小さな子どもたちも、嬉々として本を探していて、とても微笑ましかったです。

東京代官山のTSUTAYAも、話題になりましたが、なんとなく、若者がちょっとお洒落して楽しみに行く所という感じをうけました。 こちらも、同じように、今ドキな感じなのですが、お父さんもお母さんもおじいちゃんもお孫さんも、老若男女皆が楽しんでいる感じ。 周辺地域の方々が口を揃えて自慢されているのがまた、とてもいいなぁと感じました。

「何にもない佐賀県」と、一時よく言われましたが、いよいよ巻き返しですね!

武雄市図書館のホームページ  http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do

 

2013年 新作展

July 04, 2013

 くじ取り式も終わって、いよいよ祇園祭。 京都も夏本番を迎えようとしています。 毎年のこの暑い時期ですが、夏を体いっぱいに感じながら、今年も新作展をさせていただくことになりました。 
 
 今年のテーマは、星月夜。 ゴッホの有名な絵にもありますが、星がきらきらと月のように明るく輝く夜をイメージしています。 カラフルな色石や、ダイヤモンドを散りばめながら、ちょっと、大人可愛い 星の輝きを楽しんでいただきたいと思っています。

La nuit etoilee 星月夜

  すべてが眠り
  しんと静まりかえった夜
  裸足で森を歩いてみる

  ひんやりと足の裏に伝わる冷気
  木々の香り

  満天に広がる星

  目を閉じると

  肌にささる天からの眼差し
  夜空のざわめき

  そして、美しいものたちの気配

■イムラアートジェム
期間:   2013年7月13日(土)~17日(水)
場所:   京都ホテルオークラ 地下1F ショッピングアベニュー・コンフォート内
      京都市中京区河原町御池角
営業時間:  11:00am~8:00pm (年中無休)
tel/fax :   075-231-6116

CATEGORY : DAILY

スマートウーマン

June 28, 2013

ダイヤモンド・オンラインのSmart Woman Smart Leader。
先日、お知らせしたマガジンハウス社のエディター池田美樹さんのインタビューが掲載されています。

スマートウーマンは一夜にしてならず・・。

何気なく日常的に、受け取っているいろいろな情報。“魅力的に伝える”ということは、こういう方々の思いあってこそ、楽しめるということに気づきました。 
ネックレスとピアスを着けていただいてます。 繊細なラインがお似合いですね。
私にとって伝える手段はは、言葉ではなくジュエリー。 
見る人、身に着ける人、そして、受け継ぐ人に、それぞれの思いが伝わりますように。 
 
ダイヤモンド・オンライン  http://diamond.jp/articles/-/37535?page=2

CATEGORY : DAILY

父の日 父のこと

June 16, 2013

 映画「そして父になる」が、カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞しました。 福山雅治さんはじめ、好きな俳優陣が総出演なので、公開をとても楽しみにしています。 この映画は、子供の取り違えによる、父親の苦悩や葛藤を描いたものだそうですね。 ・・それを聞いて、もう何年も前に亡くなった私自身の父のことを思いました。

 年がわかってしまいますが、私の子供のころは出生時に血液型をチェックするということがありませんでした。そこで、私が小学校3,4年生のころ、学校で、集団で血液型をチェックするということが行われました。 みんな、順に耳たぶをプチっと切ってもらって採血。 その後、白い絆創膏を片耳だけ貼ってもらうので、「イヤリング!イヤリング!」と男女ともにはやし合ったのを思い出します。

 数日後、結果をそれぞれ知らされるのですが、私はO型。 家に帰って、早速、母に報告して 「お父さんと、お母さんは?」 と聞くと、

 「お父さんはB型で、お母さんはA型よ」

 振り返るとばかばかしいのですが、「エッ?B型とA型から、O型の私って?生まれるの?」・・ととても不安になりました。 ただ、母があっさり何事来なかったように話したので、問い返すこともできず。 でももし、ちがったら・・とずいぶん不安で、しばらくは、結構深刻に悩んでいた覚えがあります。 けれども、それは子供のこと、何日か後にはすっかり忘れてのんきに毎日を過ごしていました。

 そして、高校生になった頃、学校で習う 「メンデルの法則」。 すでに忘れていたとはいえ、小学校時代の悩みが晴れて、母に、あの当時 短い期間とはいえ、とても悩んだのよ・・と話すと。

「それ、本当?」
と、意外な反応。 こちらの方が、ちょっと、びっくりですよね。

 よくよく聞くと、当時、産院での子供の取り違えが、社会問題になって、血液型の知識のなかった母は、どうしたらいいかと思って、父に相談したという・・。 まだ、見てはいませんが、映画そのまま? そして、 その時の父の答えが、

 「いいじゃないか、今まで自分の子と思って育てたんだから。」

 あっさりしたものだったとか。 母も、もしもの騒動を考えると、誰にも言えず・・。その日まで、今思うと6~7年間、なんとなくすっきりしない気持ちだったようです。想像するに、母には少しは葛藤があったのでは・・というふしがあるのですが。 父親の意見が絶対だった時代、お父さんがそういうのだったら・・と納得したと話していました。

 「どう思っていたの?」と今、もし会えたら、聞きたい気がします。でも、まだ、なんとなく男尊女卑の気配が残る時代に、小さな子供の私にむかって、「貴方が生まれてくれたから、自分は父親になれた。ありがとう。」 なんて、真顔で言うような人だったので、きっと、何も言わないだろうな、とういう気がします。 育たないかもしれないと言われるほど、体の弱かった父。 綺麗なものが好きで、荒々しいものは、はなから、かかわろうとしなかった線の細い人でした。それでいて、エッと思うほど、物事にとらわれない大らかな心の持ち主で。 そんな父とは、いっぱい素敵な思い出があって、いまだに、誰からもファザーコンプレックスだと言われ続けています。

 もう、とうに亡くなってしまった父へ、のびのびと安心して暮らせる子供時代をプレゼントしてくれて、本当にありがとう。 どんな時も、きっと私を応援しつづけてくれているという安心感。 この年になっても、本当に幸せに思っています。
 

CATEGORY : DAILY

京蛍

June 13, 2013

友人の小説家、杉山東隆さんが、三作目の小説を出版されました。

「京蛍」

この時期にぴったりの題名で、さすがは元広告会社社員!?ですね。 そして、広告業界の内情には全く疎い私なども、興味深い内容になっていて面白かったです。 映画関係のお仕事もされていたせいか、とても映像的。
大学生が主人公なので、ぜひとも今をときめく、三浦春馬さんや素敵な若手俳優さんたちに出演してもらって、TVのドラマになったらいいのに! と、ひそかに願っています・・。

竹之内豊さんや、佐藤浩市さんにも、出演してもらいたいし・・と、男性はザクザク思いつきますネ!
さて、皆様はどんな俳優さんたちが、ピッタリだと思われるでしょうか?
ぜひ、読んでいただいて、御意見お聞かせください。

「京蛍」 ーーhttp://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-13647-9.jsp

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