BLOG

CATEGORY : JEWELRY 誕生石

8月はペリドット

August 22, 2009

 五山の送り火が終わって一週間。京都では、「祇園祭から夏が始まり、送り火で終わる」といいます。まだまだ残暑が厳しい毎日ですが、朝夕は、ちょっと過ごしやすくなってきました。
  さて、八月の誕生石はペリドットです。別名、橄欖石(かんらんせき)。難しい字ですね。橄欖とは、オリーブのことです。あまりなじみのない宝石かもしれませんが、何年か前からとても人気が出ていて、この石を使ったジュエリーを見る機会もぐっと増えました。とてもさわやかなオリーブグリーン色で、カジュアルですが気品があり、「イブニングエメラルド」と呼ばれるほど、夜暗くなってからもキラキラと光りを放ちます。夜会ほどのパーティではないけれど、ちょっとしたお出かけの多い私たち現代人に、とても使いやすい宝石ですね。 宝石言葉は、夫婦愛。一家に一点あるといいのかしら?
 ところで、ペリドットの一番の特性は、強い複屈折率。もしもこの宝石をお持ちの方がいらしたら、一度見てください。複屈折とは、入射した光が2本の光にわかれて屈折すること。 ペリドットをテーブル面から反対側を観察すると、稜線が肉眼でも二重に見えます。複屈折によって、二重にみえているわけですね。このように見えることをダブリングといいます。確認できたでしょうか? グリーンの色は鉱物学的には、鉄由来のものだそうで、どうしてグリーンになるのか・・・不思議ですね。 硬度も、6.5 ~7あり、宝石としても充分の硬さ。 どんどん楽しみたい宝石です。
 写真のリングは、数年前に、アメジストとダイヤをセットしたリングと一緒にお買い上げいただいたもの。クッションカットの石に、中央に向かって光の走るコンケイブカットが美しく、カジュアルなタイプですが、日々、宝石のカラーを楽しんでいただけたらと思いデザインしました。カラフルな石はお洋服を選ぶからと敬遠される方もいらっしゃいますが、せっかくの自然からの贈り物。 毎日の生活を、華やかに彩ってくれます。 色を楽しむ! そんな気持ちで、ぜひ、いろいろチャレンジしてみてください!

CATEGORY : JEWELRY

ファーストジュエリー

August 15, 2009

 先日、NOIX(プチダイヤモンド)シリーズのネックレスをご購入くださった若いお客様・H様から、丁寧なお手紙を頂戴しました。
 「ネックレスはこのあいだの皆既日食の日に、新しいスタートとしておろしました。私にとっては初めてのダイヤモンドだったので、忘れられない記念日になりそうです。」
 皆既日食の日に何か新しいことをはじめるとすごく良いということで、身につけたい気持ちをしばらく、ぐっと我慢して、晴れてその日からつけ始めてくださったそうです。「初めてのダイヤモンド」をそんな風に大切に思って身につけて下さる。なんだかとっても嬉しい気持ちになりました。
 「心を豊かにするジュエリー」ということを念頭において、いつもジュエリーをデザインしていますが、お客様からこういうお言葉をかけていただくと、今後もさらに素敵なジュエリーを・・・と、気持がまた引き締まります。
 このNOIXシリーズは、本当にいろいろな年代の方にご購入いただいており(20代~70代の方も)、そのこともとても嬉しく思っています。京都ホテル地下のショップ・イムラアートジェムでお取り扱いしております。どうぞお近くにお寄りの際は、ぜひ、ご覧になってみてくださいね。

……….
TITLE : NOIX
ITEM : Pierced Earring / Pendant / Ring
MATERIAL:K18WG・YG Diamond
DESIGN STORY : 華奢なチェーンに3粒のダイヤがキラッと光って可憐な女性らしさを
……….
「noix」という新しいシリーズができました。
写真では少しわかりにくいですが、小さなダイヤモンドを三つならべた三角形をモチーフとしています。
とても華奢ですが、ダイヤモンドをイエローゴールドと合わせ、首もとの肌を明るく・やわらかく見せてくれます。また、洋服のコーディネイトを邪魔しないデザインですので、大人の日常使いとして身につけていただきたいシリーズです。

CATEGORY : KYOTO

妙心寺万灯会

August 11, 2009

 相変わらず蒸し暑い毎日が続いています。皆様お元気ですか?今年の夏はいつにも増して忙しく気がついたら、もうお盆。 こんなゆとりのないことでは・・と反省しつつ、どこへ行かずとも、この町で暮しているだけで、祇園祭やいろいろな行事を体感できて幸せなのかしら、とも思ったりしています。
 昨夜、妙心寺のお友達が、万灯会をしているから見に来られませんかと、誘ってくださったので、仕事帰りにちょっと寄ってみました。 お寺の行事。いろいろあっても、なかなか行くチャンスがないのですが、今年は花灯籠もいっしょにされたということで、妙心寺塔頭の通路が、灯篭で照らされ、法堂は、写真のようにたくさんの提灯で囲まれ昼間とはまたちがった厳かな雰囲気でした。揃いのお着物のご詠歌衆がいらして、和尚様の読経の後、ご詠歌をお唱えされ、子供のころには、何が何だかわからなかったことが、心にしみるように思えました。私も一つ献灯したいと思い、お願いしたところ、和尚様が筆で、~家先祖為・・と書いて下さり、こんな私にも連綿と続く歴史があるんだ・・とちょっと神妙な気持ちになりました。
 東側の門から入ったので気がつかなかったのですが、正面の方に向かうと、屋台がずらっと並んで夏祭りの風情。外国からの方や、小さな子供たちが、浴衣をきせてもらって楽しそうに遊んでいるのが、日本の夏という感じで、しみじみいいなぁ・・と思った一夜でした。

CATEGORY : DAILY

midori

August 04, 2009

この春、KDDIから発表された新しい携帯電話ブランド「iida」の、この蔦状のACアダプター、その名も「midori」。最近のお気に入りです。雑誌などで、この広告を見かけるとつい見入ってしまいます。どうでもいい、隠したいくらいのものを、遊び心にあふれているデザインで、とても素敵な楽しいものにしてしまう!デザインの力!を感じますね。
 
 残念ながら、私の携帯はドコモ。なのについ探してしまいましたが、すでに完売だそうです!買えないことは残念ですが、でも、こういう素敵な製品が完売するのは、日本のプロダクト業界にとって、とても喜ばしいことですね。
製品についてHPはこちら
http://iida.jp/products/ac-adapter-midori/concept/

CATEGORY : 誕生石

7月はルビー

July 29, 2009

 今月も、あと1日になってしまいました。本当に蒸し暑い日が続きますね。
 さて、7月の誕生石は、ルビーです。ルビーは、古来より「宝石の女王」として珍重されてきた宝石で、その赤色から、炎や情熱を象徴するとされ、ヨーロッパでは昔から、持つ人に勇気と威厳をもたらすと信じられてきました。 和名は紅玉。透明感のある濃く真っ赤な色で、てりのあるものが良質とされ、ミャンマー産の、ピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれるルビーは、その中でも最高の品質とされています。
 ところで、サファイアとルビーは同じコランダムという鉱石だということはご存知ですか?
コランダムの中で、クロムが含まれて赤色になったものが、ルビー。その他が、サファイアです。共に高度9で、ダイヤモンドの次に硬い宝石。 自然のちょっとしたいたずらで、まったく色が変わるなんて面白いですね。
 
 日本では、(もうずいぶんと昔のことになりますが)寺尾聰さんの『ルビーの指環』が大ヒットしてから、本当に誰もが知っている宝石となった気がします。小さな子供でも知っている宝石といえば、「ダイヤモンド」と「ルビー」ですね(笑)。子供の頃、しりとりをしているとき、「る」がくれば、必ず「ルビー!」と答えていたような気がします。
 ルビーのお手入れ方法ですが、ダイヤモンドに次いで硬度が高く、熱や酸にも強い宝石です。ただし、ほかの石を傷つけやすいので、保管の際は必ず別々になさってくださいね。 ポーチに、何もかも一緒に入れて持ち歩く・・なんて言うのはご法度です!

CATEGORY : DAILY

出版記念サイン会

July 20, 2009

 お友達の杉山英隆さんの小説「地球外動体視力ゴルファー」出版記念サイン会が、7月25日15:00から、京都の大垣書店四条店で行われることになりました!
 学生の頃から知っている彼ですが、その彼が本を出版したと聞いて、友人一同いったい何の本を出版したのかしらと噂し合っていたら、小説! 噂によると、京都のことがそこかしこに出てきて、一気に読めるらしいです。
 LAと日本を行き来する生活をずっと続けてこられ、ブランディング広告やプロデューサーの仕事で国際的に活躍されてますが、小説まで書かれるとはちょっと驚きでした。才能ある人は、どんな分野にも才能を発揮されるのですね。なんだか気恥ずかしい気がしますが、当日はぜひ出かけて、握手の一つもしてもらわなくては!と思っています。
 みなさまも、お忙しいとは思いますが、ぜひいらしてくださいね。
大垣書店HP
http://www.books-ogaki.co.jp/index.htm

展示会が終了しました

July 17, 2009

  昨日17日は、祇園祭のクライマックスである鉾巡行が行われました。展示会の場所、京都ホテルオークラはちょうど河原町御池の角に位置するので、鉾の巡行をちょっぴりですが見ることができました。鉾は、直進しか出来ないので、角を曲がるときは、路面に青竹を敷き水をかけ、滑らせて向きを変えます。掛け声とともに方向を変える場面は、なかなか迫力があって、大勢の見物客から歓声があがっていました。
 賑やかなお祭りが終わって、少し寂しい気持ちもしますが、さあ、これからが夏本番ですね。
 さて、鉾巡行と同じく、昨日で、私のイムラアートジェムでの展示会も終了いたしました。お忙しい中、大勢の方においでいただき、本当に有難うございました。私のデザインしたジュエリーが多くの方の目に触れ、身につけていただくことができて、とても嬉しく思います。また、普段お目にかかることのないお客様と直接お話させていただくことで、楽しく、また大変勉強になった二週間でした。
 ありがたいことに、このような時期にもかかわらず、いくつもお求めいただきまして、点数が少なくなっております。今後、人気のあったものなど、重ねて作っていきたいと思っています。展示会終了後も引き続き、イムラアートジェムにて取扱いしていただいています。どうぞ お近くにお越しの際は見にいらしてください。よろしくお願い申し上げます。

「2009 SUMMER COLLECTION」

June 27, 2009

イムラ・アート・ジェムの15回目の誕生祭に合わせて、7月2日(木)~17日(金)までの会期で、新作を展示させていただきます。新作ラインの"望Bow/Nozomi“をはじめ、夏の夜空をイメージしたブローチなど新しく作りました。どうぞご高覧ください。
■ イムラ・アート・ジェム
烏丸御池 京都ホテルオークラ 地下1Fショッピングアベニューコンフォート内
営業時間AM11:00~PM8:00(年中無休) TEL 075-231-6116
“望 Bow・Nozomi”
このネックレスでは、弓なりに反ったイエローゴールドの曲面で形作られる、立体的で彫刻的な美しさを
表現したいと思いました。
この作品をご覧になった方から、和を感じるという感想をいただきましたが、
ただ、ゴージャスだけでないイエローゴールドの持つ温かな質感を感じていただけたらと思います。
“望” Nozomi というタイトルは発表が七夕の時期であり、作品が短冊にも見える事から、着けて下さる方の望みが叶います様にとの思いを込めてつけました。又、音読みの“ボウ” Bow には、弓形やしなりという意味があります。
Divaから始まり、Dune、Bowとイエローゴールドを使ったネックレスのシリーズは、少しづつ新しいことにトライして進化してきました。子ども時代に、粘土や紙を前に何を作ろうかとわくわくした気持ちそのままに、楽しい気持ちで製作しています。 特に今回は、局面を立体的に組み合わせると、どうなるかしら・・、,そして身につけたら・・? そういったことを考えながら、いろいろと試作してみて、このような形になりました。ぜひ、見にいらして下さい。

CATEGORY : ART

建築家作品展

June 27, 2009

三条通の烏丸から河原町通りにかけての界隈は、洒落たお店やレストランがいろいろ出来て、休日に散歩するには、楽しい場所。
 烏丸通りから、少し東に入ったところに、旧日本銀行京都支店だった素敵な洋館が、京都文化博物館の別館となっています。景観重要建築物に指定されていると聞くまでもなく、レトロで素敵な建物ですが、今そこで、京都で活躍する建築家の作品展がひらかれています。古都京都で、何かと制約の多い中デザインされた、個性的な建物群が、とても興味深かったです。明日までだそうですが、会場の、ひんやりとした空気を感じながら、現代の建物を見るのも楽しいひと時となりそうですね。
JIA 京都
http://www.jia-kyoto.org/07/event/2009/e20090625.html

CATEGORY : JEWELRY

恵 kei — order jewelry

June 26, 2009

……….
TITLE : 恵 kei
ITEM : Ring
MATERIAL : K18YG Amethyst Diamond
DESIGN STORY : まっすぐな強い思い
……….

CATEGORY : JEWELRY

MIKAMINA — order jewelry

June 26, 2009

……….
TITLE : MIKAMINA
ITEM : Necklace
MATERIAL : K18YG
DESIGN STORY : シックな琥珀色のネックレスをゴールドでゴージャスに
……….

CATEGORY : JEWELRY

森 * 水 — order jewelry

June 26, 2009

……….
TITLE : 森 * 水
ITEM : Ring
MATERIAL : K18YG
DESIGN STORY : 水をテーマに温かさとちょっと不思議な香り
……….

CATEGORY : JEWELRY

ルチルクォーツのRing –original jewelry

June 24, 2009

……….
ITEM : Ring
MATERIAL:K18YG Ritilated quartz Diamond
……….
このリングは、ルチルクォーツにパヴェダイヤを沿え、地金はイエローゴールドを選びデザインしました。ルチルクォーツの「ルチル」とは、ラテン語で「黄金色に輝く」という意味を持つ「rutilus」からきています。そして、石の力としては、金=冨を連想させることから金運や財運を招くといわれています。
また、この理由に加え、肌なじみがよく、季節を問わず、フォーマル・カジュアルどちらのファッションにもあわせやすいことなどから、(それぞれの石の持つ力ももちろん大きいですが、やはり身につけるにはファッション性が気になるところですものね)、最近はとても人気があるようです。
私も、今年に入り、いくつかルチルクォーツを使ったジュエリーをデザインしています。
私の作品を取り扱いしていただいている京都ホテルオークラ地下1Fイムラ・アート・ジェムには、今は、別のデザインのルチルクォーツリングもありますので、お近くにお寄りの際、ご覧になってくだされば嬉しいです。
イムラアートジェム ホテルオークラB1F:http://www.imuraartgem.com/

CATEGORY : JEWELRY

望 Bow・Nozomi –original jewelry

June 24, 2009

……….
TITLE : 望 Bow・Nozomi
ITEM : Necklace / Pierced Earring
MATERIAL:K18YG
……….
このネックレスでは、弓なりに反ったイエローゴールドの曲面で形作られる、立体的で彫刻的な美しさを表現したいと思いました。
この作品をご覧になった方から、和を感じるという感想をいただきましたが、
ただ、ゴージャスだけでないイエローゴールドの持つ温かな質感を感じていただけたらと思います。
“望” Nozomi というタイトルは発表が七夕の時期であり、作品が短冊にも見える事から、着けて下さる方の望みが叶います様にとの思いを込めてつけました。又、音読みの“ボウ” Bow には、弓形やしなりという意味があります。
Divaから始まり、Dune、Bowとイエローゴールドを使ったネックレスのシリーズは、少しづつ新しいことにトライして進化してきました。子ども時代に、粘土や紙を前に何を作ろうかとわくわくした気持ちそのままに、楽しい気持ちで製作しています。 特に今回は、局面を立体的に組み合わせると、どうなるかしら・・、,そして身につけたら・・? そういったことを考えながら、いろいろと試作してみて、このような形になりました。

CATEGORY : JEWELRY

DuneⅢ –original jewelry

June 24, 2009

……….
TITLE : DuneⅢ
ITEM : Necklace
MATERIAL:K18YG Citrine
……….

CATEGORY : JEWELRY 誕生石

6月はパール

June 19, 2009

 6月の誕生石はパール、真珠です。光を吸い込みながら艶やかに発光するその独特の質感。肌なじみする絶妙な色のトーン、柔らかな丸みなど、どれをとっても、とても女性的で豊かな温かみのある宝石です。そして、多くの美しい宝石の中でも、カットや研磨などの加工なしで、自然な美しい輝きを放っているのは、この真珠だけ。なんだか愛おしい気がしますね。
 日本は、世界で初めてアコヤ貝をつかった真珠の養殖に成功した国。その後、南洋では黒蝶貝を使った養殖で、より大きな黒蝶真珠や、また白蝶真珠ができるようになりました。サイズの大小、真円のものからバロック、ケシ。色も、白、黒、グレー、ゴールド、いろいろな色が出ていますね。この1,2年、目を引くのはチョコレートカラー。処理された色だそうですが、以前に比べ照りのいい珠が作られるようになって、心惹かれます。
 最近では中国の淡水真珠もずいぶんと質の良いものができるようになり、これが淡水真珠?というような大きなサイズ、巻きの綺麗なものが多く出回るようになって来ました。 こちらではオレンジなどカラフルな色、四角や星型など珍しい形のものなどいろいろと作られています。
 写真のパールですが、こちらもまた淡水パール。アメリカのミシシッピー川でとれる、「天使の羽」ともよばれるフェザーパールです。大変稀少で、特にサイズが大きく綺麗な白色で、このような羽状の形になっているものは、国際的な展示会でもなかなか見かけることがありません。綺麗な丸いパールもとても素敵ですが、おしゃれな大人の女性には、ぜひこういった珍しいパールも楽しんでいただけたらと思っています。

 Feather pearl, like a wing of an angel. Timeless pure beauty.

CATEGORY : KYOTO

京都と言えば

June 12, 2009

 舞妓さん!
 東京から、お客様がご夫妻でいらしたので、京都のお友達もお誘いして鴨川の納涼床を楽しんできました。
 床は、鴨川の上に張り出しているので街中よりは、涼しいというものの、真夏の7,8月は結構暑いので、実は今の時期が狙い目。6月に入って雨が心配ではありましたが、前日の大雨がウソのように、さらっと晴れて、はおり物がないと、ちょっと肌寒いくらいの最高の床日和になりました。
 先斗町で懇意にしている、元芸妓の「おねえはん」に、何もかもお任せして、舞妓さんにも来てもらってねとお願いしていたら、来てくれたのが 光菜 (みつな) ちゃんでした。
 「かわいい~~!」髪には6月の柳の花かんざし。振袖にだらりの帯。舞妓さんの帯留は「ぽっちり」といって10cm角くらいはあるいろいろな石のついた大きなもの。半襟も手の込んだ模様で、本当に華やかでした。 以前に比べて祇園界隈を歩くと、舞妓さんたちを見かけることが多くなった気がしますが、それでも、同じ京都にいてもめったにお目にかかることのない方々。 花が咲いたようとは、まさにこの事で、元芸妓さんのおねえはんも一緒に来て下さって、盛り上がること! 「床では、舞や、地方(じかた)さんの鳴り物はできひんのどす~。すんまへん~。」の言葉にも、「いえいえ、また来月来たらいいんですし~」なんて、すでに皆さん また来る!の気合十分でした。
 花街では、男性は何歳でも「おにいはん」女性は「おねえはん」ちょっと年かさのお姉さんは、「おっきぃおねえはん」。  可愛らしいしぐさで「よろしゅぅ、おたのもうします~」と、両手をつかれたら、ついつい、「何でもいってちょうだい~」と、目じりを下げる男性の気持ちが、ちょっとわかった夜でした。
 

CATEGORY : ART

ニッポン画物見遊山

June 08, 2009

 京都駅の伊勢丹「えき美術館」で、山本太郎さんのニッポン画展を見てきました。
 友人が彼をよく知っていたので、絵の鑑賞はもとより山本さんにも会ってみたい気がしたので、ご本人のお話と狂言があるという日にあわせて出かけました。
 いつものことながら、仕事がスパッと終わらず大慌てで会場に着いたら、すでに狂言は始まっていて、立ち見もでるほど盛り上がっていました。観客席に幼稚園生くらいの子供たち2人が本当に楽しそうに けらけら笑いながら狂言をみていたのですが、その様子がなんだかおかしくて、ついついその子たちの反応を見るのを楽しんでしまいました。どうやら茂山ご一家のお子さんたちだったようで、気がつくと側であの茂山宗彦さんがお世話してられました。伝統芸能を守る一族らしい人のつながりを垣間見た気がして、ちょっと暖かい気持ちがしました。他にも、会場には超有名な競馬騎手ご夫妻がいらしてたり、とても華やかな感じで山本さんの楽しいトークとともに、いい時間を過ごす事ができました。
 一度見たら忘れられない「諧謔」の視点で描かれた山本太郎さんの絵。クスッと笑ったり。アレッと見直したり、肩の張らない楽しい絵です。
6月14日までです。アクセスのいい場所なので、是非いらしてください。

CATEGORY : お手入れ

抜けないリング!

June 07, 2009

 少し前ですが、リングをオーダーしてくださった方が、「本当にごめんね!こんなことになっちゃったの!」と、真っ二つになったリングを手にやってこられました。しかも、良く見ると、真っ二つというよりは、なんだか、切り口が四方八方にぐさぐさになっていて、いったいどうやったらこうなるのかしら?と不思議に思ってお話を聞くと、・・のこぎりで切られたとか。???
 事情を聞くと、指からリングが抜けなくなり、どんどん指がうっ血していくのがたまらなく怖くなられ、洗剤をつけて滑らせるという手軽な方法からいろいろ試し、結局、のこぎりで指輪を切ろうと決断されたそうです。のこぎりで指輪を少しずつ切るのに、なんと一晩中かかったそう!しらじらと日が明けるまで、のこぎりを手に延々と作業?される姿。想像するとちょっと鬼気迫る感じで怖いですね(笑)ご本人も、今なら笑えるけど、その時は必死だったの!とおっしゃられて・・、本当にお怪我がなくて良かったです。
 リングが抜けなくなったというトラブルを体験された方は多いと思います。洗剤やクリームですべらせる方法、糸を通す方法などいくつか試してみられて、いよいよ自分では無理…というときは、消防署でリングを切ってもらうことができます。リングカッターという機械があり、5分ほどで切ってもらえるそうです。ただ、すべての消防署に設備があるとは限らないので、問い合わせしてからお出かけくださいね。
 また、最近はやりの華奢なタイプの細いチェーンのネックレス。チェーンが絡まったときは、元通りにするのに時間がかかりますね。とにかく、無理に引っ張らないことが肝心です。落ち着いて、フンワリ優しく・・。
 まずは、お片づけになる時に、一点づつ箱に入れるのがベストですが、そうも言ってられませんね。よく使うカジュアルなネックレスは、宝石箱に、一つ一つ吊り下げるなど、何かにひっかけて保管するのが、結局いちばん簡単な気がします。多数のジュエリーを扱う業者さんたちは、ケースに入れない場合、チャック付きのビニール袋に、金具だけ外に出して、すっと取り出せるようにして保管されていることが多いようです。案外簡単で、中身も見えるので、何もかも一緒に箱に入れてしまうよりは、お勧めの方法です。
 そして、チェーンネックレスが、首から外せなくて引きちぎってしまったあなた。チェーンは細いほど、お修理した後、強度がなくなる確率が高いので、どうしても切ってしまいたい事態になったときは、出来るだけ金具近くを、ニッパーで切って下さいね。引っ張るのも厳禁です。(笑) 

CATEGORY : ART

吉岡徳仁さんのデザイン

May 27, 2009

 プロダクトデザイナー吉岡徳仁さん。モダンアートといってもいい彼の作品が気になりはじめた頃、そのイメージに反して、古い蔵を移築して事務所を建てられたのがちょっと意外な気がしました。今では、質感を大切にされる彼らしい選択だったのかなと思っていますが、ちょっと気になったのを覚えています。。
 2001年発表の紙の椅子「honey pop」は、椅子のデザインでこんなことが出来るんだ!と、心底感動しましたが、この仕事で、世界的にも注目を集められ、その後、ヤマギワの照明「ToFU」や、au「MEDIA SKIN」シリーズなど、国内外の様々な企業とコラボレートして、たくさんの素敵な作品・製品を発表されています。ご存知の方も多いのではないでしょうか?
 先日、「驚異の結晶洞窟」のご案内の中で、結晶は育つものという話をいたしましたが、吉岡さんは、「ヴィーナス・結晶の椅子」という作品で、結晶が育つことによって出来上がるとても面白い椅子をデザインされています。・・が、さて、すわり心地は(笑)?こういう実験的な作品を次々に考えつく、彼のデザイン力、ワクワクしますね! 大好き!と言えるデザイナー?アーティストです。(デザインとアートの境界などという論争は、意味がないとは彼の弁) 
 今年は、Design of the Year 2009 を受賞されるなど、ますますこれからの活躍が楽しみな方です。
 現在、吉岡徳仁さんが監修を務められている展覧会『特別展「Story of???」カルティエ クリエイション?めぐり逢う美の記憶』が東京国立博物館で5月31日まで開催されています。
 ・・・あと3日しかない!!どうしても見ておきたくて、スケジュールを調整していましたが、ちょっと無理そう。どうやら全国巡回はないようですので、東京近郊の方で、もし訪れた方、訪れる予定がある方がいらっしゃったら、ご感想をお聞かせいただけたら嬉しいです。 
吉岡徳仁さんHP http://www.tokujin.com/
展覧会公式HP  http://www.storyof.jp.msn.com/