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CATEGORY : JEWELRY

DuneⅢ –original jewelry

June 24, 2009

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TITLE : DuneⅢ
ITEM : Necklace
MATERIAL:K18YG Citrine
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CATEGORY : JEWELRY 誕生石

6月はパール

June 19, 2009

 6月の誕生石はパール、真珠です。光を吸い込みながら艶やかに発光するその独特の質感。肌なじみする絶妙な色のトーン、柔らかな丸みなど、どれをとっても、とても女性的で豊かな温かみのある宝石です。そして、多くの美しい宝石の中でも、カットや研磨などの加工なしで、自然な美しい輝きを放っているのは、この真珠だけ。なんだか愛おしい気がしますね。
 日本は、世界で初めてアコヤ貝をつかった真珠の養殖に成功した国。その後、南洋では黒蝶貝を使った養殖で、より大きな黒蝶真珠や、また白蝶真珠ができるようになりました。サイズの大小、真円のものからバロック、ケシ。色も、白、黒、グレー、ゴールド、いろいろな色が出ていますね。この1,2年、目を引くのはチョコレートカラー。処理された色だそうですが、以前に比べ照りのいい珠が作られるようになって、心惹かれます。
 最近では中国の淡水真珠もずいぶんと質の良いものができるようになり、これが淡水真珠?というような大きなサイズ、巻きの綺麗なものが多く出回るようになって来ました。 こちらではオレンジなどカラフルな色、四角や星型など珍しい形のものなどいろいろと作られています。
 写真のパールですが、こちらもまた淡水パール。アメリカのミシシッピー川でとれる、「天使の羽」ともよばれるフェザーパールです。大変稀少で、特にサイズが大きく綺麗な白色で、このような羽状の形になっているものは、国際的な展示会でもなかなか見かけることがありません。綺麗な丸いパールもとても素敵ですが、おしゃれな大人の女性には、ぜひこういった珍しいパールも楽しんでいただけたらと思っています。

 Feather pearl, like a wing of an angel. Timeless pure beauty.

CATEGORY : KYOTO

京都と言えば

June 12, 2009

 舞妓さん!
 東京から、お客様がご夫妻でいらしたので、京都のお友達もお誘いして鴨川の納涼床を楽しんできました。
 床は、鴨川の上に張り出しているので街中よりは、涼しいというものの、真夏の7,8月は結構暑いので、実は今の時期が狙い目。6月に入って雨が心配ではありましたが、前日の大雨がウソのように、さらっと晴れて、はおり物がないと、ちょっと肌寒いくらいの最高の床日和になりました。
 先斗町で懇意にしている、元芸妓の「おねえはん」に、何もかもお任せして、舞妓さんにも来てもらってねとお願いしていたら、来てくれたのが 光菜 (みつな) ちゃんでした。
 「かわいい~~!」髪には6月の柳の花かんざし。振袖にだらりの帯。舞妓さんの帯留は「ぽっちり」といって10cm角くらいはあるいろいろな石のついた大きなもの。半襟も手の込んだ模様で、本当に華やかでした。 以前に比べて祇園界隈を歩くと、舞妓さんたちを見かけることが多くなった気がしますが、それでも、同じ京都にいてもめったにお目にかかることのない方々。 花が咲いたようとは、まさにこの事で、元芸妓さんのおねえはんも一緒に来て下さって、盛り上がること! 「床では、舞や、地方(じかた)さんの鳴り物はできひんのどす~。すんまへん~。」の言葉にも、「いえいえ、また来月来たらいいんですし~」なんて、すでに皆さん また来る!の気合十分でした。
 花街では、男性は何歳でも「おにいはん」女性は「おねえはん」ちょっと年かさのお姉さんは、「おっきぃおねえはん」。  可愛らしいしぐさで「よろしゅぅ、おたのもうします~」と、両手をつかれたら、ついつい、「何でもいってちょうだい~」と、目じりを下げる男性の気持ちが、ちょっとわかった夜でした。
 

CATEGORY : ART

ニッポン画物見遊山

June 08, 2009

 京都駅の伊勢丹「えき美術館」で、山本太郎さんのニッポン画展を見てきました。
 友人が彼をよく知っていたので、絵の鑑賞はもとより山本さんにも会ってみたい気がしたので、ご本人のお話と狂言があるという日にあわせて出かけました。
 いつものことながら、仕事がスパッと終わらず大慌てで会場に着いたら、すでに狂言は始まっていて、立ち見もでるほど盛り上がっていました。観客席に幼稚園生くらいの子供たち2人が本当に楽しそうに けらけら笑いながら狂言をみていたのですが、その様子がなんだかおかしくて、ついついその子たちの反応を見るのを楽しんでしまいました。どうやら茂山ご一家のお子さんたちだったようで、気がつくと側であの茂山宗彦さんがお世話してられました。伝統芸能を守る一族らしい人のつながりを垣間見た気がして、ちょっと暖かい気持ちがしました。他にも、会場には超有名な競馬騎手ご夫妻がいらしてたり、とても華やかな感じで山本さんの楽しいトークとともに、いい時間を過ごす事ができました。
 一度見たら忘れられない「諧謔」の視点で描かれた山本太郎さんの絵。クスッと笑ったり。アレッと見直したり、肩の張らない楽しい絵です。
6月14日までです。アクセスのいい場所なので、是非いらしてください。

CATEGORY : お手入れ

抜けないリング!

June 07, 2009

 少し前ですが、リングをオーダーしてくださった方が、「本当にごめんね!こんなことになっちゃったの!」と、真っ二つになったリングを手にやってこられました。しかも、良く見ると、真っ二つというよりは、なんだか、切り口が四方八方にぐさぐさになっていて、いったいどうやったらこうなるのかしら?と不思議に思ってお話を聞くと、・・のこぎりで切られたとか。???
 事情を聞くと、指からリングが抜けなくなり、どんどん指がうっ血していくのがたまらなく怖くなられ、洗剤をつけて滑らせるという手軽な方法からいろいろ試し、結局、のこぎりで指輪を切ろうと決断されたそうです。のこぎりで指輪を少しずつ切るのに、なんと一晩中かかったそう!しらじらと日が明けるまで、のこぎりを手に延々と作業?される姿。想像するとちょっと鬼気迫る感じで怖いですね(笑)ご本人も、今なら笑えるけど、その時は必死だったの!とおっしゃられて・・、本当にお怪我がなくて良かったです。
 リングが抜けなくなったというトラブルを体験された方は多いと思います。洗剤やクリームですべらせる方法、糸を通す方法などいくつか試してみられて、いよいよ自分では無理…というときは、消防署でリングを切ってもらうことができます。リングカッターという機械があり、5分ほどで切ってもらえるそうです。ただ、すべての消防署に設備があるとは限らないので、問い合わせしてからお出かけくださいね。
 また、最近はやりの華奢なタイプの細いチェーンのネックレス。チェーンが絡まったときは、元通りにするのに時間がかかりますね。とにかく、無理に引っ張らないことが肝心です。落ち着いて、フンワリ優しく・・。
 まずは、お片づけになる時に、一点づつ箱に入れるのがベストですが、そうも言ってられませんね。よく使うカジュアルなネックレスは、宝石箱に、一つ一つ吊り下げるなど、何かにひっかけて保管するのが、結局いちばん簡単な気がします。多数のジュエリーを扱う業者さんたちは、ケースに入れない場合、チャック付きのビニール袋に、金具だけ外に出して、すっと取り出せるようにして保管されていることが多いようです。案外簡単で、中身も見えるので、何もかも一緒に箱に入れてしまうよりは、お勧めの方法です。
 そして、チェーンネックレスが、首から外せなくて引きちぎってしまったあなた。チェーンは細いほど、お修理した後、強度がなくなる確率が高いので、どうしても切ってしまいたい事態になったときは、出来るだけ金具近くを、ニッパーで切って下さいね。引っ張るのも厳禁です。(笑) 

CATEGORY : ART

吉岡徳仁さんのデザイン

May 27, 2009

 プロダクトデザイナー吉岡徳仁さん。モダンアートといってもいい彼の作品が気になりはじめた頃、そのイメージに反して、古い蔵を移築して事務所を建てられたのがちょっと意外な気がしました。今では、質感を大切にされる彼らしい選択だったのかなと思っていますが、ちょっと気になったのを覚えています。。
 2001年発表の紙の椅子「honey pop」は、椅子のデザインでこんなことが出来るんだ!と、心底感動しましたが、この仕事で、世界的にも注目を集められ、その後、ヤマギワの照明「ToFU」や、au「MEDIA SKIN」シリーズなど、国内外の様々な企業とコラボレートして、たくさんの素敵な作品・製品を発表されています。ご存知の方も多いのではないでしょうか?
 先日、「驚異の結晶洞窟」のご案内の中で、結晶は育つものという話をいたしましたが、吉岡さんは、「ヴィーナス・結晶の椅子」という作品で、結晶が育つことによって出来上がるとても面白い椅子をデザインされています。・・が、さて、すわり心地は(笑)?こういう実験的な作品を次々に考えつく、彼のデザイン力、ワクワクしますね! 大好き!と言えるデザイナー?アーティストです。(デザインとアートの境界などという論争は、意味がないとは彼の弁) 
 今年は、Design of the Year 2009 を受賞されるなど、ますますこれからの活躍が楽しみな方です。
 現在、吉岡徳仁さんが監修を務められている展覧会『特別展「Story of???」カルティエ クリエイション?めぐり逢う美の記憶』が東京国立博物館で5月31日まで開催されています。
 ・・・あと3日しかない!!どうしても見ておきたくて、スケジュールを調整していましたが、ちょっと無理そう。どうやら全国巡回はないようですので、東京近郊の方で、もし訪れた方、訪れる予定がある方がいらっしゃったら、ご感想をお聞かせいただけたら嬉しいです。 
吉岡徳仁さんHP http://www.tokujin.com/
展覧会公式HP  http://www.storyof.jp.msn.com/

CATEGORY : DAILY

五月の花火

May 21, 2009

 ふと気づくと、表でドドォ~ンと、雷の落ちるような音がしているので、雨が降ってきたのかしらと窓の外をみると、なんだかざわざわと人が集まっていました。アッと思って乗り出してみると、五月と言うのに打ち上げ花火。外階段から、京都国際会議場の方向を見ると、妙法の山越しに、何十発もの花火が打ち上げられてました。 
 わざわざ、夜に山の方向を見るのは、京都では8月16日の大文字送り火の日くらい。妙法の山というのも、その時送り火がたかれる、北山通りのすぐ北に位置する、小さな山です。国際会議場でいったいどんなイベントがあったのかしらと調べてみましたが、アジア太平洋心臓病学会??あまり関係なさそうですね。
 市内から、国際会議場へは、妙法の山を抜ける、通称キツネ坂というつづら折れ・・まではいかないのですが、急な坂道を越えていきます。ほんの数年前までは、あの立派な会議場へ行くのにこの道?と言いたくなるような、細い曲がりくねった道で、前を観光バスが走っているときなどは、後ろに下がって来ないかしらと、ちょっとドキドキしたものです。その道が、今では京都では珍しく立派な高架橋のミニハイウェーになっていて、夜、車のライトがライン状に光って、・・・なんか都会みたい!・・と思ってしまいました。100万人都市京都と言っても、住んでいる私たちの感触では、とっても田舎なのですね。
 新緑の季節、会議場のある宝が池方面は、京都駅から地下鉄でたったの20分ほど。池にはボートもあったり、自然を楽しむにはとてもいい所です。ぜひお出かけください。

CATEGORY : 誕生石

5月はエメラルド

May 18, 2009

 5月も半ばを過ぎ、初夏らしい強い日差しとさわやかな風。何かと理由をつけては出かけたくなりますね。植物園のすぐ近くで仕事をしているので、この季節になると、子供を連れたお母様方や、熟年カップルで、結構賑っているのに出くわします。むせかえるような緑の香りに誘われて、ついフラ~っと出歩きそうになるのを、なんとか我慢して仕事にはげむ毎日です。(笑)
 さて、そんな緑の季節、5月の誕生石は、「エメラルド」です。エメラルドの歴史はとても古く、紀元前4000年ごろにはバビロニア(現在のイラク付近)で取引されていたことが文献に残っています。古代には、「ヴィーナスにささげる宝石」と呼ばれていたそうで、かのクレオパトラもこの石を愛してやまず、ついには自分の名をつけた鉱山を持ち、粉末にして化粧品にも用いたそうです。なんだか、かえってお肌には良くない気がするのですが、どうなのかしら?どなたか試してみようという方はいらっしゃいませんか?
 最近、印象的だったエメラルドのジュエリーは、アンジェリーナ・ジョリーがアカデー賞授賞式で身につけていたエメラルドのイヤリング。とても澄んだ緑色が彼女の白い肌と黒いドレス、そして何よりも彼女の自信あふれるまなざしにとても似合っていました。ここでダイヤモンドのジュエリーではなく、エメラルドを選ぶのが、とても彼女らしく、とても素敵なチョイスだなと思いました。
アンジェリーナ・ジョリー着用のエメラルドイヤリングは、こちらから
http://www.afpbb.com/yfashion/4062504

CATEGORY : DAILY

韓国

May 13, 2009

 ゴールデンウィーク中に、韓国でジュエリーフェアが開催されるというので、ほぼ二日間の強行スケジュールでしたが、見に行ってきました。例年に比べると、規模がずいぶんと縮小されているということで、(やはり不況の影響でしょうか)ちょっと、さみしい印象を受けましたが、主催者のウェルカムパーティでは、ジュエリーファッションショー(画像)が華やかにくり広げられ、フランスやイスラエルなど遠方からのゲストや、以前から気になっていた韓国のデザイナーさんともお話できて、とても有意義で楽しく過ごすことができました。
 韓国では、ジュエリーはもとより、一般的にモダンデザインが生活に浸透している気がしました。ソウルは首都ということもあるでしょうが、ちょっとしたところのデザインが気が利いていて、いいなぁと思うことがよくありました。目につくものが美しいのはいいことですね。
 また、百貨店などにある韓国のジュエリーブランドのラインナップを見ていますと、発信する側・購入する側ともに、ジュエリーについての理解が深いような気がしました。よく、日本のジュエリー文化は戦後からなどといわれますが、大陸では、歴史的な成り立ちのせいでしょうか、より人々に根付いているように感じました。 私たちも、次世代に受け継いでいけるような良いジュエリーを、日常的に手にするようになったら、本物かな…などと、ちょっと考えを巡らせていました。
 ところで、今回の旅行では、本当にあちらこちらで、見知らぬ方から親切にしていただきました。日頃、つい、出過ぎたことをしてはいけないなどと思いがちですが、親切は、“積極的に”するものですね。とっても温かな気持ちになれました。
 ありがとう。

CATEGORY : KYOTO

香道体験

May 08, 2009

 風薫る季節となりました。 
 茶道のお友達に誘われて、お香の聞香会に行ってきました。「お茶の時より、華やかなお着物で大丈夫ですよ」という言葉に、雅なイメージを膨らませて、わくわくと楽しみに行ってきました。
 香道は、室町時代から500年の歴史をもつそうです。複雑な作法もあり、とても奥深いものだそうですが、私は何種類かの香りを聞き当てるゲームのような「組香」というのを体験してきました。
 組香は、最初にたとえば三種の香りを聞いてそれぞれの香りを覚えます。そして、次は、先ほど聞いた香りプラス、知らない香り一種(“客”というそう。日本語って素敵ですね)が順不同で回ってきて、それらの香りがどの香だったか順に紙に書いて提出します。(しかも毛筆で!)それを、先生?がどれだけ正解したかを読み上げてくださいます。
 なんだか面白かったのが、香道では私の「くにこ」という名前の「こ」が省かれて、「くにさまのおこたえ~~」と和歌を詠むように少し節をつけておっしゃるところ。一緒に行ったお友達も同じように呼ばれていました。それだけのことなのに、ちょっとお姫様気分で、楽しかったです。
 聞香会でなくても体験教室などいろいろあるようです。一度体験してみるのはいかがでしょうか。千年の都、京都を肌で感じられますよ!
薫玉堂 香道体験
http://www.kungyokudo.co.jp/taiken/taikenp.html

CATEGORY : DAILY

都おどりのお皿

April 28, 2009

 先日、アシスタントのS が「都おどりを見に行ってきましたー」と言うので、いろいろ話しているうちに、お皿の話になりました。彼女は結婚してまだ日が浅いのですが、「実家には何枚もあったあのお皿やけど、いよいよ我が家にもあのお皿がやってきた!」と笑っていましたので、「ほんとにあのお皿は、京都のどこの家にもあるよねぇ」と二人で盛り上がりました。
 都おどりでは、お茶席付観覧券を利用すると、公演前に、舞妓さんがお点前をして、お茶とお菓子をいただけるサービスがあって、出されるお皿はお土産として持って帰ることができます。団子柄(もしかしたら、提灯柄なのかしら?)が素朴で愛らしいお皿です。
 このお皿と同じく「京都のおうちにあるもの」と私が思っているのが、象彦さんのおぼん。友人の家に遊びにいってお茶を出してもらうときに、「それ、うちと一緒のおぼんー!」ということが何度もあります(笑)

CATEGORY : KYOTO

葵祭

April 20, 2009

 先日、地元の新聞で、今年の葵祭の斎王代(さいおうだい)にお決まりになった方が紹介されていました。 毎年、この記事を見ると、京都の初夏を思います。
 5月15日に京都で行われる葵祭は、「京都の三大祭」の一つ。市内に住む未婚の女性が斎王代(葵祭りのヒロインといった感じのもの)に選ばれ、お祭りがとり行われます。斎王代にに選ばれるのは、京都のお嬢様方の中でも、選りすぐりのお嬢様。私の友人の中にも、かつて斎王代を経験した人が何人かいますが、その貴重な経験、裏話?を聞くのは、京都で育った私にとってもちょっと興味深いです。
 そして、葵祭に欠かせないアオイ。アオイは古くは「あふひ」といって、神様と「めぐりあう日」を小さな葉に祈願されたという、いわれがあるそう。ハート型のとてもかわいらしい葉です。もともと上賀茂神社や下鴨神社で自生していたようですが、今は、それだけでは数が足らず、「葵プロジェクト」と称して、全国各地で株分けして育ててもらっているそうです。その中には東京の六本木ヒルズなども入っているとか。1200年以上も続く京都のお祭りが、全国各地でこんな風につながっているなんてとても素敵ですね。
 私は、この季節、お遣い物に、このアオイの葉を形どった宝泉堂さんの「賀茂葵」というお菓子をよく利用しています。ハート型の形がとても愛らしく、控え目な甘さが“はんなり”と、とても美味しいお菓子です。ぜひ一度味わってみてください。
宝泉堂「賀茂葵」 
http://www.housendo.com/kamoaoi.html
葵祭案内HP
http://www.kyokanko.or.jp/3dai/aoi.html

CATEGORY : DAILY

驚異の結晶洞窟

April 19, 2009

 面白い放送があるから、と宝石にとっても詳しい友人が教えてくれたので、昨夜見たのがNHK のワンダー×ワンダー。 「探検!驚異の結晶洞窟」という題名に、ちょっとオタクな臭い?を感じたのですが、見てびっくり!映画のセット?と言いたくなるような大きな結晶が折り重なる光景に、本当に自然って素晴らしい!と思ってしまいました。
 この結晶、本当に、何万分の一といういろいろな偶然が重なってできたとのこと。おとぎ話に出てくる、氷の宮殿のような雰囲気 (実はかなりの高温で、1時間その中にいるのが限界だそうですが) 見事としか言いようがないと思いました。 
 宝石というと、ほとんどの方は、冷たくて生命力というものを感じない無機的なものを想像されると思いますが、実は自然の中で、長い時間かけて生まれ出たもの。ある意味、育つものだということを、この放送をご覧になると、感じられるのではないかと思います。
 何年か前、ドイツのイーダーオーバーシュタインという、世界的に有名な宝石の町を旅行したときのこと。そこの宝石美術館には、ちょっと口で言い表せないほど所狭しと宝石の原石が展示されていましたが、何とも言えない石の生命力のようなものを感じて、ゾクっとしたのを思い出しました。 そういえば、パワーストーン。近頃よく耳にしますね。 
 深夜になりますが、再放送があるようです。ご興味のある方はご覧になってください。
 4月23日木曜日0:45~1:34(水曜日深夜)
 
 NHK ワンダー×ワンダー
 http://www.nhk.or.jp/wonder/program/1/trailer.html

CATEGORY : JEWELRY

ルビーのピアス

April 16, 2009

 「お綺麗な方よ・・」と、評判のご姉妹が、このルビーのピアスをはじめ何点かご注文してくださったお二人。どれがいいかしらと相談されている様子が、いくつになっても友達のようで、姉妹っていいなぁと思いました。
 お姉さまは遠方にお住まいなので、残念ながら、メールでのやり取りだけで、お目にかかったことがないのですが、妹様は、時によって、ブランドのお洋服をさらっと着こなしていらしたり、漆が細工されている、とても個性的なバッグを持ってらしたり、いつも型にはまらない幅広いお洒落をされているセンスのいい方。 お洒落な人とお会いすると、「どこでお買い物をされているのかしら?どこでこんな素敵なものを見つけてこられるのかしら?」とつい気になってしまいますが、気負わない自然なお人柄に、お話していても、ホッとなごむことの多いお打ち合わせでした。
 デザインのご希望は、最初は、ゴージャス、オーソドックスな感じということでしたが、いくつかデザインを描く中で、このようなモダンなものに決定しました。 作りは、縦が5cmほどの長さで、つなぎ目の部分を中心に2本のラインと、一番下のルビーが揺れるようになっています。まっすぐな2本のラインが、微妙に揺れることで、ルビーが星のようにきらきらして、カジュアルにもシックにも・・・、彼女の幅広い装いにうまく寄り添ってくれたらいいなと思っています

CATEGORY : JEWELRY

order jewelry を2点追加しました

April 14, 2009

ホームページにorder jewelryを2点追加しました。
sperare 願い:リング

Kassie:帯留 ブローチ

CATEGORY : JEWELRY 誕生石

4月はダイヤモンド

April 13, 2009

 4月に入り、京都は桜が満開です。近所に鴨川があるのですが、その鴨川沿いの桜が本当に美しくて、通りがかったときに、眺めているだけで朝からとても気分がよくなります。
 そして、宝石の世界では、4月といえばダイヤモンド。4月の誕生石です。最初に持つ高価なジュエリーといえば、日本ではまだまだ婚約指輪で、という方が多いと思いますが、その中でも、ダイヤモンドはやっぱり、一番人気のある石ですね。
ダイヤモンドという名前は、「不屈」を意味するギリシャ語 “adamas” から由来しているそう。1477年、オーストリアのマクシミリアンI 世がブルグンディ公の娘メアリにダイヤモンドの指輪を送って以来、この石のエンゲージリングは愛と忠誠を約束する印となっているそうです。なんといっても、硬度10という硬さ。硬度9のルビーやサファイヤと比べても、実際のその差は7倍とも10倍ともいわれる硬い石ですから、誰にも傷つけられない永遠の愛を象徴するにはぴったりの石ですね。
 歴史に名を残すダイヤモンドは数多くありますが、“ホープ”“オルロフ”“コ・イ・ヌール”・・・等々・・ご存知の名前はあるでしょうか?
  写真のダイヤモンドは、何年か前にデザインしたもので、結婚10周年の記念にということでオーダーをお受けしました。5ctアップのハートシェイプのダイヤモンド。ご主人様の愛の大きさ!を感じますね。そして、どこから見てもダイヤに埋め尽くされたデザイン。身につけられるたびに、幸福な結婚をしみじみとお感じになるのではないかと思います。
今年はオリジナルでもダイヤモンドの作品をたくさんつくっていきたいと思っています。

Over 5ct heart-shaped diamond with melee diamonds. Proof of happiness.

CATEGORY : DAILY

Cuvee kuniko

April 04, 2009

 私と同じ名前のワインを見つけました。たまたま私と同じ「くにこ」という名前でとてもお世話になっている方にプレゼントしたいと思い、自分用と2本購入しました。
 ワインはあまり詳しくないのですが、こちらは、フランスでワインづくりをしておられる新井順子さんという方がオーナー兼造り手として活躍する、ロワールの『ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ』のワインだそうです。
ラベルも和と洋が融合した雰囲気でとても素敵ですね。
 新井さんのお母様の名前「邦子(くにこ)」から命名されたそうです。厳密には、漢字表記だと私の名前とは違うのですが、自分の名前のワインがあるというのはうれしい驚きでした。記念日に開けたいと思います!

CATEGORY : DAILY

桜模様のお財布

March 31, 2009

 息子のクラブの友人のS君。中学時代体調を崩して、皆で心配していたのですが、この春めでたく卒業式を迎えることができました。
 そのS君が、卒業式の日、思いがけず「おばちゃんたちに心配かけたから・・・」と、何人かの“おばちゃんたち”にそれぞれのイメージでお財布をプレゼントしてくれました。お母様いわく自分ひとりで買いに出かけたとのこと。 “おばちゃん”と呼ばれるのには、未だ、抵抗があるのですが、ご両親の今までのご心配を思い、元気にこの春を迎えられたことに、胸がいっぱいになりました。本当におめでとう!
 ところで、このお財布!シンプルで清楚でキラッと華やかで、とっても気にいったのですが、、私のイメージと思っていいのかしら・・・?

CATEGORY : JEWELRY

Tomorrow Necklace — order jewelry

March 28, 2009

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TITLE : Tomorrow Necklace
ITEM : Necklace
MATERIAL : K18WG Diamond South sea pearl
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 少し前のことになりますが、2006年、タヒチアンパールトロフィーのイヤリング部門で、国内一位、そしてその国際大会で三位に入賞したイヤリング作品があります。こちらからご覧になれる「Tomorrow」というタイトルのイヤリングです。

 この作品をとても気にいってくださった昔からの友達が、彼女の○○(笑)の記念に、「このデザインでネックレスをつくってほしい」というオーダーをしてくれました。この作品は、授賞式がミラノであったり、また、たくさんの人との出会いのきっかけをくれた、私にとっても、とても思い出深いイヤリングでしたので、とても嬉しく思いました。

 「両極にあるものが出会って、新しいものが生まれる」という、コンテストテーマに従ってデザインしましたので、グラディエーションで、ブラックからホワイトに変わる中央のダイヤのフリンジの部分と、新しく生まれるイメージを表したパールの部分の位置関係が、デザインのポイントと、考えていましたので、身につけた時、真珠がぶらぶらしないよう、ダイヤとの位置関係がずれないよう、また、ネック部分が、どこまで首に沿うか…など、シンプルな形ではありますが、制作するのにたくさんの苦労がありました。でも、出来上がって、このネックレスをオーダーしてくださった方に目の前でつけていただいたとき、まわりにいたほかの人たちもどよめくほど(笑)、本当にぴったりで、とても似合っていらしゃいました。彼女も大層気にいってくれたようでしたが、私も、ちょっと大げさですが、感動してしまいました。

 ずっと愛用してくださるといいなと思います。

CATEGORY : JEWELRY

Baby Ring T Y — baby ring

March 27, 2009

baby-ring-t-y.jpgbaby-ring-t-y.jpgbaby-ring-t-y.jpg
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TITLE : Baby Ring T Y
ITEM : Baby Ring / Pendant
MATERIAL : K18WG Diamond Citrine
DESIGN STORY :

 ベビーリングをつくりました。第二子となるご長女がお生まれになった記念に、第一子のお兄ちゃんの分もあわせてつくってほしいというご依頼で、それぞれのイニシャル「T」「Y」をモチーフにしてつくりました。素材は、ホワイトゴールド、そして、アルファベット部分にダイヤを埋め込み、また、文字のちょうど裏側には、それぞれの誕生石であるダイヤモンドとシトリンを埋め込んでデザインしました。
 太めのチェーンと華奢なチェーン2種をお求めいただきましたので、太めのチェーンをつかってスポーティに、華奢なチェーンでは、ちょっとシックな装いの時など、同じトップでもずいぶんイメージが変わり、シチュエーションごとに楽しんでいただけるようになったと思います。
  ご両親のありったけの愛情をうまく形にできるように、お子様たちの健やかな成長をお祈りしながら作りました。「誕生石を身につけることは、その人にとってのお守りになる」ということですので、お子様たちが大きくなったときには、ご両親から受け継いで、大事に身につけていただけるといいなと思います。
 お子様たちが大きくなられて、このリングをつけている姿にお会いできるのを楽しみにしています。

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